お酒の席で酔っている男性に告白されて、その受け止め方に困っている方へ。
お酒の席では話も盛り上がり、ちょっと親密な距離感になることも多いですね。そんな中、一緒にいる男性に酔って告白されたら、あなたはどう解釈するでしょうか。また、酔って告白する男性はどういう心理で告白しているのか知りたいですよね。
本記事では、酔って「好き」と告白された時の男性心理とそれぞれの対処法をご紹介いたします。
①お酒の力を借りて告白したかった
最近の若い男性の中には「草食系男子」という恋愛に消極的な男性が目立ってきています。これまでの「告白は男からするもの」「男がリードしなければ」という考え方は薄れているように感じます。そういった草食系男子は、気になる女性ができたり、誰かに好意を抱いても、なかなか告白をするのは難しいと考えているのです。
普段の自分では絶対に告白なんてできないけれど、好きな女性と距離を縮めたいと考えている男性は、お酒の力を借りて告白することがあります。お酒が入ると少し気が大きくなり、普段言いにくいことも「実は…」と打ち明けやすい状態になるのです。
その場では返事をしないようにしましょう
こうした草食系男子の告白には、その場では返事をしないようにしましょう。その代わり「私も〇〇くんといると楽しい」といった肯定的な気持ちを伝えたうえで「酔っていない時に言って欲しい」とお願いするのです。草食系男子は告白して振られ傷つくのが怖いので、相手の女性に脈ありと分かれば、告白しやすいと考えます。実際に後日、告白されたらちゃんと返事をすればOKです。
②潜在意識にある本音が思わず言葉になってしまった
男性の中には好きな女性に対して情熱的な想いを秘めていることも多くあります。相手のことが好きだからこそ、気軽に誘ったり声をかけることができない、でも恋する気持ちだけは誰にも負けない、強い思いを持ち続けているのです。そんな男性が好きな女性と2人きりで飲みに行くなんて、一世一代の大事件です。
ですから、決して粗相の無いように紳士を装って女性との時間を過ごそうとします。でも潜在意識にはずっと秘めていた熱い思いがあるため、今にも気持ちが溢れそうな状態です。それを隠すようにお酒を飲み、その結果、ずっと思っている本音がポロッとこぼれて思わず告白してしまったということが考えられます。
「酔っていない時に言ってください」と伝えましょう
こういったタイプはゼロではないですが、滅多にいないです。本気で有ればあるほど、酔っていない時にちゃんと告白をしてきます。この思わずもれてしまった告白には、冷静に「酔っていない時に言ってください」と伝えましょう。本気であれば、後日、必ず正面からの告白があるはずです。なかった時は本気ではないと認識しましょう。
③告白してあなたの気持ちを確かめたかった
好きな女性に対しては男性も臆病になります。「こんな自分を好きになってくれるはずがない」と勝手に思い込んで、自信をなくしていきます。2人きりでお酒を飲むという場面になっても、「もしかしたら俺のこと好きなのかも」という楽天的な考え方はしません。こういう男性は、ある程度相手の気持ちが分からないと、前に勧めないタイプです。
ところがお酒の席になると、そういった否定的な自分が少し勢力を弱めます。お互いに酔っているこの場であれば、女性の気持ちを確かめられるかもしれない、と考えるのです。そしてあなたに「好き」と告白して、あなたの反応を見ます。もし否定的な反応が返ってくれば「お酒が入ってたから…」と誤魔化そうと考えているのです。
肯定的な気持ちを伝えてあげると良いでしょう
こういったタイプには、普段からの対応策が重要です。もしあなたにも好意があるのであれば、彼に対する肯定的な気持ちを伝えてあげると良いでしょう。彼はあなたの気持ちを確かめたいだけなので、事前に確かめることができれば、わざわざ酔っている時に告白なんてしてきません。あなたに好意がないのであれば、告白された段階でお断りすればいいだけです。
④普段の共同作業から「好き」を勘違いしている
普段から接する機会が多く共同作業をしているような相手から、酔って告白された場合は注意が必要です。職場が同じ、サークルが同じなど、同じ環境で同じような作業をしている間柄で、ある程度の信頼関係ができている場合、異性の仲間に対しても共感が生まれ、それは潜在的な意識として積み重なっています。
例えばあなたに対して「仲間として好き」「人として尊敬している」など好意的な感情を抱いているとしても、普段はそれが「恋愛感情とは違う」と判断しています。ところが、お酒が入るとその判断能力が落ちて、恋愛感情と仲間としての好きの区別がつかなくなってしまうのです。その結果、「好き」と告白してしまうことがあります。
酔った席での告白を真に受けてはいけません
こういう関係にある場合は酔った席での告白を真に受けてはいけません。あなたも「また冗談言ってー」「酔っている言葉は信じませんよ」など、真面目すぎない対応で返しましょう。本気で怒ったり、責めたりすると、穏やかだった関係にヒビが入る可能性もあるので、あくまで冗談として受け流すべきです。
⑤お酒のせいで、好きでもない女性に魅力を感じている
「お酒の力」というものが存在するとしたら、その多くは「気が大きくなる」「判断が鈍くなり許容範囲が広がる」などがありますが、男性としては「近くにいる女性が魅力的に見える」という傾向があります。例え恋愛対象でない女性だったとしても、2人でお酒を飲んで酔いが回ってくると、なんだか魅力的に見えて口説こうとしてしまうのです。
これは酔っぱらうことで男性側が楽しくなってきている証拠です。目に見えるものが愉快に見えますし、何を見ても自分に対して好意的であるように判断する男性もいます。そんな判断力が鈍っている中で、たまたま一緒に飲んでいた女性を魅力的に感じて、思わず告白してしまうというパターンです。
この告白は鵜呑みにしてはいけません
この場合は、いつもの男性とは別人になっていると考えましょう。精神状態がハイな状況ですので、普段なら女性を口説くなんてありえない男性が口説いてきたりもします。意外な行動にキュンとしてしまうかもしれませんが、この告白は鵜呑みにしてはいけません。後日、まったく覚えていなかったという可能性が大きいからです。冷静に捉えておいて、後で「あの時の告白は本気?」と確認してみましょう。
⑥本気ではないけれど、気軽に遊べる相手が欲しい
実は他に好きな人がいる、または彼女がいるにも関わらず、気軽に遊べる女性が欲しいという場合、男性は「好き」という言葉を使って女性の気持ちを操ろうとします。相手の女性は自分のことを嫌いではなさそうだし、自分も決して嫌いなタイプではない女性と2人きりで見に行った場合、どうにか「遊べる相手」として関係を続けたいと考えるのです。
相手の女性が自分を嫌いではないという部分が重要で、「好き」と言えばその気になってくれるだろうと考えています。一方で本気の相手ではないので上手くいなくても「酔った勢い」で済ませられると思っているので、気軽に告白してきます。上手くいけば都合のいい時に遊べる女性ができるのですから、男性にとっては好都合ですね。
彼の話に乗っている振りをして冷静に観察しましょう
こういう男性は初めから遊ぶ相手を探して誘ってきます。そして飲み始めて間もなく、馴れ馴れしくなったり、あなたを褒めたり、距離を近づけてくるでしょう。こうした怪しい行動をする男性だと気づいたら、酔わない程度にお酒を控えて彼の話に乗っている振りをして冷静に観察しましょう。告白してきても「酔っぱらいの言葉は信用できない」ときっぱり言えばいいのです。
⑦あわよくば、一夜の関係を狙っている
男性は女性と違って、女性と良い雰囲気になると、「あわよくば…」と考えてしまう傾向にあります。女性と2人きりでお酒を飲んで、深い話になってくると、徐々に「このままホテルに行けるのでは?」と考える男性もいます。しかし女性を普通にホテルに誘ったところで、OKしてくれる可能性はゼロに近いです。そこで、OKさせる手立てを考えます。
女性にOKさせるには、気持ちが通じ合っていることが不可欠です。もちろん気持ちが通じ合ったからといって、すぐにホテルをOKする女性は少ないですが、可能性としては上がります。そこで、あわよくば一夜の関係を狙って、酔った状態で「好き」と告白してその気にさせる男性がいます。後日、言い寄られても「酔ってたから覚えていない」とシャットアウトすればいいと思っているのです。
下心ありと判断してお断りしましょう
酔って告白してくる男性の言葉を信じる信じないは自由ですが、その勢いでホテルや彼の部屋に誘われた場合は、下心ありと判断してお断りしましょう。そのままの勢いで彼の誘いに乗るのは危険です。告白までは良くても、それ以上は進ませない、断固とした態度を心がけましょう。
その他の酔った男性の心理
最後に
酔って告白してくる男性の心理には様々なパターンがあります。普段は言えないから勇気をもらうために酔って告白する場合もあれば、単にあなたと遊びたいからという最低な男性もいます。どちらにせよ酔って告白する場合は、本気にしない方が良さそうです。本気であれば酔っていない時に告白をしてくれるはずなので、その場では間に受けずに「シラフの時に言って欲しい」とお願いする程度にとどめておきましょう。
酔って「好き」と告白された時の男性心理は
- ①お酒の力を借りて告白したかった
- ②潜在意識にある本音が思わず言葉になってしまった
- ③告白してあなたの気持ちを確かめたかった
- ④普段の共同作業から「好き」を勘違いしている
- ⑤お酒のせいで、好きでもない女性に魅力を感じている
- ⑥本気ではないけれど、気軽に遊べる相手が欲しい
- ⑦あわよくば、一夜の関係を狙っている
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。