長く恋人と付き合っていると、いずれは訪れるのが彼氏の実家訪問。特に彼のご両親と初めて会う場合、失礼な態度をとらないように気を付けなければならないことがたくさんあります。では、具体的にどんなことに注意しなければならないのでしょうか?
今回は、彼氏の実家にお邪魔する時に注意すべきことを8つお話ししていきます。気づかないうちに無礼な態度をとってしまい、彼のご両親から嫌われてしまわないように、今から十分勉強しておきましょう。
彼氏の実家にお邪魔する時の8の注意
彼氏の実家での注意①服装は大人し目で
普段ギャルっぽい服装を好む人は特に、そのまま彼氏の実家を訪問してしまうのはNG。服装には気をつけて、大人し目な色や格好を選択するようにしましょう。
基本的に抑えたいのは露出と原色の使用。胸元のあいた服やミニスカートは避けて下さい。また、赤や青などの原色を使うよりも、パステルカラーの服を着ていった方がふんわりと上品な女性に見えます。もちろん、服装だけではなくメイクも濃くしないこと。
初対面の印象はその後の関係に大きく影響しますので、見た目には十分気を遣って訪問に臨んで下さいね。
彼氏の実家での注意②玄関での挨拶を忘れずに
訪問時に彼のご両親が玄関まで出てきてくれないからといって、何も言わず家に入ってしまうのは当然いけません。仮に玄関に誰もいなくても、「○○です。お邪魔します」と軽く挨拶するのは忘れないで下さいね。
この時、彼のご両親がリビングなどの部屋の中にいた場合、ドアが閉まっていればこちらの声が聞こえないことがあります。「何も言わずに家に入られた」という誤解が発生する場合がありますので、挨拶は大きな声で。その後、部屋に通された後にしっかりと自己紹介をしましょう。
彼氏の実家での注意③靴を脱いでから揃える
靴の脱ぎ方は、その家できちんと育てられたかを見極めるひとつのチェックポイントです。家に上がる際は正面から靴を脱いで上がり、その後横向きにしゃがんでくるりと靴を反転させましょう。
間違っても後ろ向きに靴を脱いで、そのまま家に上がろうとはしないで下さい。そうやって脱いだ靴は、方向だけは合っていてもなんとなく不格好に見えるもの。それに、彼の両親にお尻を向けて家に上がるというのも失礼です。
これから彼の両親と親睦を深めるのですから、その前に不快感を持たせないよう、靴の脱ぎ方はしっかりと覚えておきたいですね。
彼氏の実家での注意④手土産を持っていく
彼氏の実家を初めて訪問するのですから、当然手土産を持参するのがマナー。
この時に注意するポイントは、まず彼の両親の好みを聞いておくこと。手土産はお菓子の詰め合わせが定番ですが、もらったものが自分達の好みに合うかどうかで好感度が変わります。渡すのは玄関先ではなく部屋に通されてから。紙袋ごと渡さずきちんと出し、両手でお渡しましょう。もし要冷蔵のスイーツを選んだ場合は部屋に置いておくとぬるくなってしまうので、渡してすぐにその旨を伝えて下さい。
基本的に値段は3000~5000円くらいが相場とのこと。当日慌てて用意しなくても済むように、訪問の前日には準備を完了させておきましょう。
彼氏の実家での注意⑤裸足で家に上がらない
汗のかきやすい部位である足の裏。そのため、中には裸足で家に上がられることを嫌がる人もいます。そもそも人の家に裸足で上がり込むことはマナー違反でもありますので、彼氏の実家を訪問する際は何かしら足の裏を覆うものを履いて下さい。
スカートにストッキングは基本。暑い季節で裸足にサンダルを履いてきてしまった時は、家に向かう車の中でフットカバーを着用しておくとよいでしょう。
全身を整えても足元は特に忘れやすい部位ですので、最後まで抜かりなくチェックして下さい。
彼氏の実家での注意⑥彼の名前を呼び捨てにしない
2人きりの時はお互いを呼び捨てで呼び合っていても、彼の両親の前ではそれが失礼に当たります。恋人の実家を訪問する際は、彼氏のことを「○○君」という風に呼ぶようにしましょう。
たとえ彼と深い関係になったといえ、彼の両親とは初対面。いきなり現れた見知らぬ女性に、自分の息子が呼び捨てにされるのは良い気分がしないものです。
その後、彼の部屋に通されるなどして2人きりになった時以外は、つい呼び捨てで呼んでしまわないように注意しましょうね。
彼氏の実家での注意⑦家事を手伝う
全員でお菓子を食べた後など、女性であれば少しでも家事を手伝う意思を見せた方が彼のお母さんからの好感度はアップします。食後は一言断ってから、テーブルを拭いたり洗い物を手伝うなど家事を行うようにして下さい。
この際、注意することは「何かお手伝いしましょうか?」と一声かけること。突然台所にずかずか入り込むのはマナー違反です。また、手伝いを申し出ても断られる場合もありますが、その時はしつこくせずに「できることがあったら言って下さい」に留め、あとは大人しくしていましょう。
家事をする・しないの線引きは難しいものですが、ここまでできれば完璧と言えます。
彼氏の実家での注意⑧長居をし過ぎない
彼氏の実家を初めて訪問する際の滞在時間は、せいぜい2時間まで。あまり長居をし過ぎないように気を付けましょう。
その家にはその家独自の生活サイクルというものがあります。まだまだ夕食の時間には遠いと思っていても、彼のお母さんは早く夕食作りを始めたくてイライラしているかも。
ある程度時間が経ったら「そろそろこの辺で失礼します」と自分から切り上げるべきです。これもまた、しっかりした女性と判断される材料になりますよ。
最後に
初めて彼氏の実家を訪問するのであれば、誰だってとても緊張するかと思います。しかし、それは彼の両親だって同じこと。一体息子がどんな女性を連れてくるのかと、ドキドキして待っているのです。
ここでご紹介したことをきちんと覚えて実行すれば、彼の両親から不評を買うことはまずありません。2人に自分達の関係を祝福してもらえるように、しっかりと身に着けて訪問の日を迎えて下さいね。
彼氏の実家にお邪魔する時の8の注意
①服装は大人し目で
②玄関での挨拶を忘れずに
③靴を脱いでから揃える
④手土産を持っていく
⑤裸足で家に上がらない
⑥彼の名前を呼び捨てにしない
⑦家事を手伝う
⑧長居をし過ぎない