沖縄の歌を聞きたい方へ!
沖縄と言えばコバルトブルーの海、カラフルな魚、白い砂浜など海をメインにした開放的で楽しいイメージがあります。沖縄出身のアーティストや沖縄に魅了されたアーティストが様々な沖縄の歌を世に出してきました。
ここでは、雰囲気がMAX盛り上がる!島で彼氏と聴きたい沖縄の歌ランキングをご紹介します!
沖縄の歌ランキング①BIGIN「島人ぬ宝」
2002年5月22日に発売されたBIGINの23枚目のシングルです。NHKテレビ沖縄「沖縄本土復帰30周年」イメージ・ソングとして起用された他、様々な場面で聞くことになる沖縄を代表する一曲です。心地よい三線の音が沖縄の情景を連想させる上に響き渡る歌声にグッときます。
いつの日かこの島を離れていくその日まで
大切な物をもっと深く知っていたい
それが島人ぬ宝
自分が生まれた沖縄を愛してやまない思いが伝わってくる一曲です。故郷を想う心は誰にでもあると思いますが、沖縄以外の人が聞いても、何かしら思うことがある歌詞になっています。また、他県の人が聞くことで沖縄という場所を深く知ることもできる素晴らしい沖縄ソングです。
沖縄の歌ランキング②夏川りみ「涙そうそう」
2001年3月23日に発売された夏川りみさんの3枚目のシングルです。森山良子さんが急死した実兄を想って作詞を書いたものです。映画「涙そうそう」の主題歌としても起用され、多くの涙を呼びました。夏川さんの美しい歌声としっとりとしたメロディ、そして儚くも切ない歌詞が印象的な一曲です。
晴れ渡る日も 雨の日も
浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて 恋しくて
君への想い 涙そうそう
会いたくて 会いたくて
君への想い 涙そうそう
失いたくなった人を失った悲しみというよりは、生きていた頃の思い出や自分がツライ時に思い出す笑顔という前向きな歌詞が印象的です。最終的には会いたいというのが本当の気持ちですが、この切ない気持ちに共感してしまう人も多いでしょう。沖縄の美しい景色をバックに思いながらも涙が止まらない楽曲です。
沖縄の歌ランキング③THE BOOM「島唄」
1992年12月12日に発売された9枚目のシングルです。タイアップはされていませんが、多くのアーティストにカバーされている楽曲です。まさに沖縄ソングの発祥といってもよいほど、発売当初から長く愛されてきている楽曲です。冒頭の三線の音や心地よい明るさを感じる沖縄音階のメロディ、壮大な歌詞とまさに沖縄音楽の決定版です。
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
人気の曲ということで何となく聞いている人、何となくカラオケで歌う人が多いですが、この歌詞には沖縄戦争の話を聞いて心を打たれたボーカルの宮沢さんの願いや祈りが込められています。沖縄の人にとって忘れることの出来ない歴史のひとつですが、その想いを受け止めて未来につないでいきたい沖縄ソングです。
沖縄の歌ランキング④森山良子「さとうきび畑」
1997年12月21日に発売された森山良子さんのシングルです。不朽の名作であるTBSスペシャルドラマ「さとうきび畑の唄」のモチーフになった曲です。森山さんの問いかけるような優しい歌声は、何年経っても色あせることなく、いつの時代に聞いても、涙なしには聞くことの出来ない名曲です。
ざわわ ざわわ ざわわ
広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ
風が通りぬけるだけ
今日もみわたすかぎりに
緑の波がうねる
夏の陽ざしの中で
いかにも沖縄の情景が浮かぶ沖縄の歌です。背景には沖縄の悲しい歴史があるものの、静かに聞いているとなぜか、心が落ち着きます。歌いだしの「ざわわ」のフレーズがどこまでも続くサトウキビ畑を連想させて、沖縄に行きたくなります。実は歌詞が10番まであるのですが、単調にならない森山さんの歌声に感動してしまう沖縄ソングです。
沖縄の歌ランキング⑤喜納昌吉 「すべての人の心に花を」
1980年に喜納昌吉&チャンプルーズの2枚目のアルバム「BLOOD LINE」に収録されています。喜納昌吉さんは沖縄出身の音楽家であり平和運動家、政治家です。沖縄の平和を願って作られたのがこの曲です。日本ではもちろん、台湾、タイ、ベトナム、アルゼンチンなど多くの国でカバーされています。日本では石嶺聡子さんが「花」というタイトルでカバーされているのが有名です。
花は花として わらいもできる
人は人として 涙をながす
それが自然のうたなのさ
心の中に 心の中に
花をさかそうよ
1995年の映画「ひめゆりの塔」でも使用された楽曲で、平和への想いが込められています。沖縄は戦争や米軍基地の問題など、様々な壁が立ちはだかっています。そんな中でも強く生きていこう、花を咲かせようという強い思いを感じられる1曲です。メロディは寂しい感じがしますが、歌詞は希望を歌っているので前向きになれます。