そろそろ結婚を意識し出した方へ。

両親や既婚者の先輩、友達によく言われる「恋愛と結婚は別」という言葉、一度は耳にしたことはありませんか。結婚しているわけではないので、未婚者にはピンと来ない言葉かもしれません。また、そういわれて何となく、そうかもね…と思っている人もいるでしょう。しかし、その真相はよく分からないというのが本心なのでは？

本記事では恋愛と結婚は別と言われる本当の意味をご紹介します。

恋愛と結婚は別！と言われるその本当の意味とは？

恋愛と結婚の違い①2人だけの世界にはいられない

恋愛であれば、お互いが好き同士で、お互いが見えていれば問題ありません。2人だけの世界で幸せに楽しく過ごすことができます。気にしなければいけないのは相手の気持ちであり、相手が自分を好きかどうか、嫌な面がないかどうか、気持ちが自分に向いているかをチェックしていればいいのです。

しかし結婚となると、相手以外にもお互いの家族や世間を気にしなければなりません。もし相手の両親に嫌われていたら、恋愛なら内緒で付き合えますが、結婚となるとその後の関係性を考えた時に、ちょっと問題ですよね。結婚とは、いつまでも2人だけの世界にはいられないのです。

ですから家族の気持ちを考えられない人や、自分達さえ良ければいいという考えの人とは、恋愛はできても結婚は難しいと考えます。結婚してから「こんなはずではなかった」と後悔しないように、広い視野を持った人を選ぶべきなのです。

恋愛と結婚の違い②見た目よりも価値観を重視

恋愛で割と重視されているのが、自分の好みの見た目をしているのか、という部分です。イケメン、背が高い、笑顔がカワイイなど外見に価値を置く人も多いでしょう。確かに自分が好みの見た目にも良い人とお付き合いできれば、友達に自慢もできますし、街を歩いていても鼻が高いです。

しかし、結婚となると見た目はそれほど関係ありません。それよりも価値観が近いかという部分を重視する方が長続きします。例えば、あなたはお酒が苦手なのに酒豪の男性を選ぶ、あなたは働きたいのに専業主婦を望む男性を選ぶ、笑いのツボが真逆、食べ物の好みが合わないなど、恋愛であれば笑って許せる部分も、結婚となると徐々に苦痛になります。

どんなにイケメンでも同じ屋根の下で暮らせば、イケメンではなくなります。それよりも、同じものを見て感動できるような価値観の合う相手と結婚すると、結婚生活が穏やかに続いていくのです。

恋愛と結婚の違い③お金がなくても愛があればどうにかなるは妄想

よく愛があればお金なんていらない、と口にする人がいます。これは恋愛であれば通用するかもしれません。全身全霊で好きになれる人が現れて、その人と一緒にいられるだけで満足、という世界はまさに恋愛だけの世界です。お金がなくて家デートばかりでも、豪華な食事にはいけなくても、愛があれば大丈夫かもしれません。

しかし結婚となると、お金がかかるのは自分たちのことだけではありません。恋愛中にはかからなかったお金がかかってきます。結婚式、住む場所、最低限の生活費は必須とも言えるでしょう。子供ができれば子供の養育費にもお金がかかります。そんな時に愛があれば…なんて言っていられません。

また結婚するとお互いに違っていた生活レベルを一緒にしなければいけません。今まで３LDKのマンションに住んでいたのに、結婚後はワンルームのアパートという生活になってしまったら、愛があっても本音では「ちょっと嫌」と感じるでしょう。結婚するならある程度の稼ぎがある相手を選ぶのは理にかなっているのです。

恋愛と結婚の違い④求められるのは安心感

恋愛では好きな人と一緒にいられることのドキドキ感やワクワク感、時に危うい状況になってスリルを感じるなど、気持ちに波が起こります。そして喜んだり、浮かれたり、傷ついたり、泣き叫んだりと感情が揺さぶられるのが醍醐味です。また、恋の駆け引きを楽しむ人少なくないでしょう。

しかし、結婚となると求められるのは安心感です。これから一生を共にするのに、毎日がハラハラ・ドキドキの連続では身体が持ちません。真面目に仕事をして順調に出世してくれるような、安定感のある男性が求められます。モテる相手では結婚してからも周りの女性に人気があり、妻でありながら気が気ではありません。

また、子どもがいるのに家庭を顧みず、毎日、同僚や後輩と飲み歩いたり、休日も1人で遊びに出てしまうような男性は結婚相手として選びたくないですね。恋愛なら許されることが、結婚となると許せなくなってしまいます。結婚に求められるのは「安心感」ということを覚えておきましょう。

恋愛と結婚の違い⑤外見がイケていなくても変えていける

「とってもいい人なんだけど、ダサいのよね」身近にいそうなこんな男性は、基本的に恋愛対象から外されてしまいます。やはり恋愛は華やかで自分の欲求を満たしてくれる相手を選んでしまうのです。しかし、自分の好みのままの男性と付き合っているのに、毎回フラれる、傷つけられて泣いている、言いなりになってしまうといった、悲しい恋愛をしている女性も多いのです。

男性は女性と違ってお洒落に興味がある人の方が少ないです。いつも同じような服装、気に入った服装しかしない、髪型も気にしない、立ち姿もぼーっとしている…こんな男性の方が多いくらいですね。見た目はダサいけれど、内面がいい人だと分かっているのであれば、結婚相手としては最適です。

何故なら、外見はどうにでも変えることができます。結婚してからあなたが彼の服を選んであげたり、髪型にアドバイスをしてみれば、徐々に変わっていきます。結婚前はダサかったのに、結婚したらカッコよくなった、なんて言われたら、あなたも嬉しいですよね。恋愛なら外見で選んでも良いですが、結婚相手は外見で判断しないことが大切です。

恋愛と結婚の違い⑥あなたを大切にしてくれるか

イケメンで自慢できる男性、ユーモアがあって人を楽しませるのが上手な男性、高学歴で会社でも出世株の男性、こういった男性は女性に人気があります。ですから、恋愛ならこんな彼氏ができたというだけで、満足してしまうかもしれません。一方で、寡黙で何を考えているか分からない男性、真面目だけが取柄で無趣味な男性、口下手で愛情表現が苦手な男性、こういった男性は恋愛面では面白味に欠けるので、モテない傾向にあります。

しかし、結婚となると逆なのです。女性にモテる男性は、モテる分、浮気をしやすいのです。1人に決めなくても、次から次へと女性が寄ってくるのですから、分かる気もします。そんな男性と結婚したら、結局1人きりで過ごす日が増えてしまうかもしれません。

真面目で口下手な男性は面白味には欠けますが、あなたを大切にしてくれます。あなたの意思を尊重してくれたり、何より話を聞いてくれるでしょう。好きと言う気持ちが強すぎて束縛することなく、あなたを想った行動がとれる男性は、結婚相手に向いています。

恋愛と結婚の違い⑦子どもが欲しいなら同じく欲しがっている人がいい

結婚と言えば将来、子供が欲しいかでお互いの意見が割れることがあります。恋愛の間は子供のことについて、例え意見が分かれても聞き流すことができますが、結婚となるとお互いの主張がはっきりしてきます。あなたは子供が欲しいのに、男性側には「子供はいらない」と言い切る人もいるということです。

もしお互いの子どもに対する意見が合わないのであれば、どんなに好きな相手でも結婚はしない方が幸せです。家庭や子どもに良いイメージを持っていない人というのは、小さい頃からの思い込みの場合は多く、それを説得してひっくり返すのは至難の業といえるでしょう。どちらかが我慢をする結婚生活は長続きしません。

結婚を考えるのであれば、あなたと同じように「子供が欲しいと思っている人」「家庭や子供に良いイメージを持っている人」を選ぶ方が上手くいきます。恋愛ではOKでも、結婚となるとお互いの愛情だけではどうにもならないことがあるのです。

恋愛と結婚の違い⑧現在を見るのではなく未来の原石を探す

恋愛をするなら見た目が自分好みで性格の合う相手とお付き合いするのが楽しいですよね。恋愛経験の多い男性であれば、女性の扱い方も分かっていますし、女性が喜ぶプレゼントや愛の言葉で満たしてくれるでしょう。もしかすると現在の姿はあなたにとって恋愛をする上での完成形の男性かもしれません。

しかし、そういった男性は他の女性にもモテるので、多くの場合、結婚を考えていなかったり、もっといい女がいるとあなたを振ったりします。上手く結婚できたとしても、結婚後の苦労が目に見えているのです。

結婚を考えた時、あなたが見つけるべき相手は、未来に輝きそうな原石を見つけることです。今はパッとしない平凡な男性でも、家庭に入れば子煩悩なパパになったり、休日は家事を手伝ってくれるような優しい人である可能性は高いです。表面に騙されないで、相手の内面を見抜くことで、結婚して幸せになれるかが決まります。恋愛対象にはならなくても、結婚相手には相応しいというパターンは少なくありません。

最後に