同棲の挨拶に行った時に両親に聞かれること一覧
彼女の両親から男性への質問
①どこで知り合ったのか
彼女の両親としてはどこで知り合ってどんな形で付き合うようになったのかが気になるようです。同じ大学で、同じ会社でなら言いやすいですが、合コンやナンパの場合は言いにくいですよね。その場合は素直に言うと引かれる可能性もあるので、何かしら自然な別の理由を考えておいた方がいいですね。
②どのくらい付き合っているのか
2人が付き合い始めてどのくらいなのかを聞かれることも多いです。お付き合いが長ければ同棲のOKも出やすいですが、数ヶ月と短い場合は、同棲はもう少し待ったら?と言われる可能性もあります。とはいえ、嘘をついても良いことはないので、正直に答えるのがベターでしょう。期間が短い場合は別のことでフォローしましょう。
③結婚ではなく同棲の理由
何故、結婚ではなく同棲なのか、ここを聞きたい両親は多いのでしっかりと理由を用意しておくべきです。親世代からすれば同棲するくらいなら結婚すればいいのでは?という考えを持っている人が多いので、同棲の意味やメリットを話せるようにしておきましょう。もちろん結婚を視野に入れていることもお忘れなく。
④どこに住むのか
基本的なことですが、同棲してどこに住むのかも親としては気になります。近いから遊びに行くということはないと思いますが、何かあった時のために、どこに住んでいるのかは把握しておきたいのでしょう。
⑤お仕事は?生活費は?
男性の職業を気にする両親は多いので、仕事のことは必ず聞かれます。将来的に見ても結婚して生活できるような収入があるのか、仕事が安定しているのかは、娘を預けるのに安心材料になるからです。同時に同棲する上での生活費をどうするのかも聞かれると思うので、彼女と話し合っておきましょう。
⑥娘のどこが好きなのか
大切な自分の娘のどこが好きなのかも両親が聞きたいポイントです。「優しい」「可愛らしい」など誰にでも言える内容よりも、より具体的に彼女の良い点をあげられると好印象です。よく言われるのが「うちの子は料理ができないけれど大丈夫?」というもの。ここでどう答えるかで、両親の反応は変わってくるかもしれません。
彼氏の両親から女性への質問
①趣味は?
彼氏の両親としては彼女の人となりを気にする傾向があります。そこで趣味を尋ねてある程度見極めようとしています。嘘をつく必要はありませんが、「アニメ鑑賞」「週末は漫画を読んで過ごします」などマニアックな趣味やインドアすぎる趣味は、あまり印象が良くないので、「読書」「映画鑑賞」など、相手を安心させられる言葉を選ぶと良いでしょう。
②料理は得意なのか
彼氏の両親としては息子の食事面を心配するのは当たり前です。1人暮らしならお弁当や外食で済ませるのも仕方ないと思いますが、同棲するなら女性にはある程度食事管理をしてほしいという願いがあります。得意ではなくとも「簡単なものであればできます」「今も基本的に自炊しています」など「料理は全くしない」以外の答えが望ましいでしょう。
③仕事は何をしているの?
今は女性も社会進出が当たり前なので、女性が仕事を聞かれることも多いです。息子と同じ仕事なのか、別の会社なのか、仕事内容はハードなのかなど、生活ですれ違いにならないのかを気にしています。アルバイトやパートとなれば、「息子の給料だけでやっていけるの?」と心配するので、同棲にも苦い顔をする可能性があります。
④息子のどこが好きなのか
女性の両親同様、自分の息子のどこを好きになったのかは親として気になるところ。とくに息子と両親が普段から会話が少ない場合、彼女に聞くことで息子の知られざる一面を聞ける可能性があります。親には冷たい息子も彼女のことは大切にしているというのが分かるだけでホッとするでしょう。
⑤家族構成は?兄弟は?
なぜかよく聞かれるというのが、彼女側の家族構成です。片親ではないか、兄弟はいるのか・何番目なのかなどで、家庭環境から見える彼女の人間性を見ているのかもしれません。また自分の息子が末っ子で、彼女が長女ならピッタリだと安心するなど、単純に世間話がしたいだけの可能性もあります。
⑥あなたの両親は同棲を知っているのか
同棲となった時、男性側より女性側の両親の了解を得る方が難しいです。それを知っているのか、彼氏側の両親には「あなたの両親は同棲を認めているの?」と聞かれることがあります。ここではぜひ「YES」と言いたいものです。胸を張って「認めてくれました」と言えば、自分の息子が認められたということでOKが出やすいですね。
同棲の挨拶で話題に困った時に使える質問案一覧
①小さいころはどんな子だったのか
話題に困った時、お互いの両親だから聞ける話題が「小さいころの話」です。子供のころはどんな子供だったのか、学生時代に何が得意だったのか、部活や友達など両親が持っているであろう話題について質問してみましょう。もしかするとアルバムを見せてくれたりと盛り上がる可能性大です。
②相手の良い部分を共有する
お互いに知っている彼氏・彼女の良い部分を両親と共有しましょう。「とても思いやりがあるところに惹かれたのですが、昔からですか?」と聞けば「昔はそんなことなかったけれど…」と話が弾みます。同じ流れで両親から「中学の時に生徒会に入っていたの」という話に合わせて「だから今も人を取りまとめえるのが上手なんですね」と良い部分をほめましょう。自分の子供を褒められて気分を悪くする人はいません。
③仕事の質問
これは父親に対する質問になりますが、「お父さんはどんな仕事をしているのですか」と聞いてみるのもありです。おそらく同棲の挨拶に行っても母親が話すことが多く父親は黙って聞いているでしょう。そんな父親側に仕事の話をすることで、コミュニケーションを取ることができます。男性は仕事第一なので、口下手でも仕事の話となれば饒舌になるかもしれません。
④失敗談
これは質問ではありませんが、自分の中で最近会った失敗談を話すのも良い方法です。初対面で失敗談を話すというのは勇気がいりますが、人の心理として失敗談を聞くと相手に親近感を覚えるというものがあります。完璧そうな人がちょっとしたドジを踏むとホッとするのと一緒で、失敗談を話すことで両親との心の距離を縮めてみまし
⑤趣味の質問
本当に話題に困ったら趣味を始めとする好きなものの質問をしましょう。「お父さんやお母さんの趣味は?」と聞いてみて、自分でも興味のある分野が出てくれば、一気に話題が盛り上がります。男性なら「仕事が趣味みたいなものだ」というセリフに共感できますし、女性なら「着付け教室に通っているの」といった女性ならではの話題にもついていけます。
最後に
同棲をする場合もお互いの両親への挨拶は不可欠です。親の気持ちとしてはいくつになっても子供のことは心配です。どんな相手と付き合っているのかは気になりますし、同棲など内緒で始められればいい気はしません。
挨拶の時には大人としてのマナーや話題に困らない会話術を予習しておきましょう。大切なのは両親の気持ちを考えられること、その上で同棲に賛成してもらうことです。
同棲の挨拶で注意すべきこと
①はじめから「同棲したい」とは言い出さない
②清潔感のある格好でいく
③彼のご両親の好物を持っていく
④段階を追ってきちんと説明する
⑤ご両親の目を見てはっきり話す
⑥結婚を前提に考えていると話す
⑦両親の立場に立って考える
以上、最後までご覧いただき、有難うございます。