波長の法則とは何か知りたい方へ。
スピリチュアルの世界では、自分の身の周りに起こる出来事は、波長の法則が関係していると考えられています。不都合なことが起こったり、ピンチの時に助けられたりなどのさまざまな出来事は、自分自身の波長が引き寄せた結果であったりします。

今回は、波長の法則とは何か?分かりやすく解説していきます。
そもそも波長とは?
通常、生活の中の波長と言われているものは、電磁波や音波などが波打ちながら進む時の、山から山まで、または谷から谷までの1周期の長さを意味します。スピリチュアルの世界の波長とは、「あの人とは気が合う」というような時に使ったりします。ラジオの周波数のように、自分の持つ波長により、同じような波長の持ち主とつながりやすくなる傾向にあります。
波長は自分の身の周りの出来事に影響を与える
電気製品などを使用した時には、電磁波などが発生します。人も波動という固有の振動数を持っています。そこから発せられる周波数の波長が、自分の身の周りの出来事に影響を与えています。スピリチュアルの世界では、同じようなエネルギーの波になっている者同士が、引き寄せ合うという法則があると考えられています。
波長の法則とは?
すべてのものは、波動という固有の振動数を持っています。スピリチュアルの世界では、その波動から発せられる周波数の波長が、日常生活で起こるさまざまな出来事と関係があると考えられています。
波長の法則とは、類は友を呼ぶという言葉があるように、同じような波長を持ったもの同士が、自然と引き寄せ合いが起こってくる仕組みのことを意味しています。似ている波長を持った人同士は、違和感が少なく、異なった波長の人同士の場合には、一緒にいても居心地が悪かったり、イライラしたりすることもあります。もっと大きく異なった波長の人同士では、出会うことさえ難しくなっていきます。
波長の法則は、人と人同士だけでなく、人と物、人と出来事など、日常生活の中で常に働いている法則と考えられています。
波長には幅がある
スピリチュアルの世界の波長には、幅が存在しているという考え方があります。どんな人でも一定の基本の傾向はあっても、陽の部分と陰の部分を持っています。その時々の体調や気分、使う言葉などでも変化が起こってきます。
例えば外出した時に、ラッキーと感じることが次々と起こる日と、すべてのタイミングがずれてしまってうまくまわっていかない日もあるかと思います。
爽やかな印象の人に出会う時と、イライラしている横柄な人と出会う時などもそうですが、今の自分の波長の中に同じような周波数が存在していて、その部分が強く出ている状態であることを意味している場合があります。
波長の法則による出会いと別れの関係
恋愛関係でも、友人同士であっても、今まですごく仲が良かったのに、なんとなく違和感が生まれてきて、一緒にいても楽しくなかったり、会うタイミングがずれてきてしまったりという経験はありませんか。時間の経過や環境の変化で自然に起こる現象の場合もありますが、お互いの波長が変化してきたということも考えられます。
同じような波長の時に出会う
波長の法則では、同じような波長の時に出会いが生まれ、2人の波長が異なってくると別れが訪れることがあります。恋愛で出会った頃は、無理に合わせなくても自然体でいられたのに、波長が異なってくると、徐々に努力が必要であったり、どこか自分を偽ったりしないと一緒にいられなくなってくることもあります。
別れはお互いの波長の変化が起こった結果に過ぎない
恋愛で別れる時には、相手が悪いと責めてしまったり、至らなかったと自分を卑下してしまったりすることもあるかと思います。反省を次の恋愛に生かすことは必要ですが、いつまでも、相手を責める気持ちや自分を卑下する気持ちを抱えたままでいると、波長は下がり、マイナスの出来事を引き寄せやすくなってしまいます。別れはどちらが悪いというよりは、お互いの波長の変化が起こった結果に過ぎないという側面に思考を向け、プラスの波長に切り替えていくことが大切です。
周囲の人を見ればどのような波長かを知る事が出来る
好きな人ができた時に、お付き合いしたいけれど、まだどんな人か内面がよくわからないという場合には、その人の周囲の人を観察することにより参考にする方法があります。
好んで付き合っている仲間などは、ある程度の波長が一致していなければ、一緒に行動することはできません。好きな人の周囲の人達が、自分中心で、好き勝手な行動をしているタイプなのか、気配りができるタイプなのかなど、その傾向により一定の波長を知ることができたりします。
苦手な人も自分の波長が引き寄せている
長い期間付き合っている友人などは、ある程度の波長の共通点が存在しているため、一緒に過ごしていくことができます。波長が大きく異なった人とは長い期間一緒にいることは難しかったりします。
過去世から持ち越した課題
それでもなぜか苦手な人とかかわらなければならない場面も起こります。今世に生まれてきている魂はすべて、どこか未熟な部分を持っています。過去世から持ち越した課題を、今世で少しずつ克服していかなければなりません。そのチャンスが自分の魂の波長から引き寄せられてきます。
自分の魂が成長できる時期
苦手な人と出会ってしまったのは、自分の波長もその人に似た波長になっている時です。なんて運の悪いことだと思ってしまうかもしれません。しかし、そこで自分の魂が成長できる時期がきたと捉えることで、自分の波長に変化が起こり、いつの間にか苦手な人が苦手でなくなったり、離れることができたりしていきます。
自分の思いが波長を変化させる
誰しも、なんのトラブルのない人生を送るということはありません。トラブルの大きさや頻度の差はありますが、自分の魂の成長に必要な物事が起こっていきます。
プラスの思いへ転換させることで、プラスの波長へ
何か物事が起こった時に、どうせ自分はダメな人間だというようなマイナスの思いですべてを包んでしまうと、波長はどんどん負の方向に進んでしまいます。起きた出来事を冷静に捉え、これくらいの物事で済んで良かったと別の角度から、捉える習慣をつけることが大切です。出来事にはマイナスもプラスもなく、自分の魂の波長に合った事が起きただけのことです。
マイナスの波長のまま過ごす時間をなるべく短時間にし、プラスの思いへ転換させることで、プラスの波長に変化していきます。
自己肯定感と波長は関係する
さまざまな職種の人がいて社会が成り立っているのと同じように、人それぞれの波長はその人の魂の個性のような役割を持っています。すべての人が魂の成長と浄化のために今世で生活しています。そのためには、自分の持っている波長をより向上させるよう努力していくことが必要です。
しかし、そこで人と比較するものではありません。素敵な人だなという感情を持つことは良いことですが、そこでダメな自分と比較し負の気持ちが生まれてしまうことは波長を下げることにつながってしまいます。
自信過剰もよくはありませんが、自分には自分の良さがあるという土台の元に、向上していくことが大切です。自己肯定感を持つことと波長の法則でラッキーなことを引き寄せていくことは、大きく関係しています。
波長を高めるとどうなる?
①さまざまなタイミングが合ってくる
誰もが自分が望む未来の形など、心の中に抱いているものが存在しています。自分の望む世界をつくりたければ、その波長にまで自分を高める必要があります。その波長と同じような周波数を発することができるようになった時には、自分の周りの物事のタイミングが次々と合ってくるようになります。物事のタイミングが合うということは、運命の人などとめぐり会いやすい状況になっていきます。
②苦手な人が自然に離れていく
誰とでも仲良くできることは理想的ですが、表面的には仲良くできても内心はどうしても苦手な相性が良くない人も存在します。自分のテンションが落ちてしまう人には、近づかないことがベストですが、置かれている環境によっては、自分から離れることができない場合もあります。そんな時でも、自分の波長を高めることで、相手の方が別のポジションに移動になったりして、自然に離れることができるようになったりします。
③シンクロニシティが次々起こる
シンクロニシティとは、偶然の一致が意味のある状態を表しています。波長を高めると、必要な時に必要なものが手に入るようになります。必要なものが手に入るということは、一見当たり前のことと考えるかもしれません。しかし、人と人の出会いなどでも、いくつもの偶然が重なり、出会いの場面に到達しています。何気なく選択している日々の行動から、良い方向へとつながるための偶然の世界へ導かれていきます。


④手放すことに不安を感じなくなる
人は不安感が増すと、さまざまなものを抱え込んでしまう傾向にあります。一方で、必要なものはいずれ手に入れることができるという安心感があると、不要なものまでため込むことをしなくなります。波長が高くなってくる状態というのは、プラスのエネルギーを発することができているということです。プラスの波長は、自分にとってプラスの出来事を引き寄せることにつながっていきます。
⑤自分にとってベストな人と出会える
恋愛相手との出会いなども、波長が関係しています。波長には人格を表すものと、その時々の感情を表すものがあります。人格の波長の部分で2人の相性が合ったとしても、その時の感情の波長が乱れていたりすると、うまく出会うことができなかったりします。波長を高めると安定したエネルギーを発することができるので、自分にとってベストな人との出会いやすくなります。
波長が低くなるとどうなる?
①うまくいかないことが増えてくる
波長が低くなると、今までは普通に回っていた出来事が停滞することがあります。これまでと同じやり方をしているのに、さまざまなタイミングが合わなくなってきたりします。そのストレスから気分もイライラしてきたりして、負の連鎖が起こりやすくなります。
②自分の周りの人にネガティブな人が増える
自分自身愚痴をこぼすことも多くなり、いつの間にか自分の周りにもネガティブなことを言う人が増えてきたりします。これまでなら、簡単に気分を上げることができたのに、波長が低くなると何をしても気分が上がらなくなってきます。
③恋愛や人間関係がうまくいかなくなる
これまでうまくいっていた恋愛や、周囲の人との人間関係がうまくいかなくなってくることがあります。ケンカや誤解など、些細なことがきっかけで、お互いがうまくかみ合うことができなくなってしまったりします。自分でもよく理由がわからないまま、なんとなくイライラすることが多くなっていきます。
④新しいことに挑戦する気力がなくなる
波長が低くなるとエネルギー不足にもなるので、新しいことに挑戦する気力が無くなってきたりします。「どうせ無理に決まっている」というような、ネガティブな感情が先に生まれ、現状から抜け出すことが積極的にできなくなってきます。
⑤執着心が強くなる
現時点でうまくいっていない恋愛をしていたとしても、簡単に別れることができなくなってしまうこともあります。このまま一緒にいても、2人にとって良くないとわかっていても、別れた後、次の恋愛がないのではと思う不安があったりします。未来への不安感が、現状への強い執着心となり、いつまでも同じポジションから抜け出すことができなくなることがあります。
波長を高める方法
自分らしい波長が大切
すべてのものは波動という固有の振動数を持っています。その波動から発せられる周波数の波長は、自分らしい波長というものが大切になります。
もちろん波長の高いものや人と過ごすことができればベストですが、人それぞれ、今世の魂の状態があります。まずは自分の波長に合った場所でなければ、心や体がついていくことが難しくなります。
夢を見てはいけないという意味ではなく、まずは、今の自分のいる場所でのすべきことをこなし、向上していくことで、自然と波長は変化していくものです。今に不満ばかり唱えて、異なった波長の世界をうらやんでいるだけでは、ますます波長が下がってしまい、目的に近づいていくことはできません。極端にマイナスの波長以外は、人それぞれの自分らしい波長を大切にすることが必要です。
以上のことを踏まえた上で、下記のことを実践していきましょう。
①物事の捉え方をポジティブなものにする
波長を高めていくには、思考の転換作業が必要になります。心理学の世界で物事の捉え方に使われる「コップに入っている半分の量の水の考え方」のように訓練していきます。「もうコップの水が半分しか残っていない」というネガティブな捉え方から、「まだ半分もコップの水が残っている」というような何事もポジティブな捉え方ができるようにしていきます。
②言葉の選択をポジティブなものにする
日常的に発する言葉にも、エネルギーとしての波長が存在しています。スピリチュアルの世界では、言霊(ことだま)といって、ポジティブな言霊を使うと、プラスの出来事を引き寄せることにつながっていくと考えられています。プラスの出来事が自分の周りに増えれば増えるほど、自分の波長も高くなってきたということになります。
③ニュートラルな精神状態に戻す時間をつくる
波長が低くなってしまっている状態から、波長を高めていくには、自分自身の中に十分なエネルギーが必要になります。疲れ過ぎている状態では、波長は下がり続けてしまいます。頑張り過ぎているなと感じる時には、ニュートラルな精神状態に戻す時間が大切です。良質な睡眠を取り、瞑想や入浴など自分に合った方法で、リラックスする時間を確保しましょう。魂とからだを一体化させることが大切です。


④偏った食生活を見直す
波長が低くなってしまっている時には、食生活も乱れがちになります。物事がうまくいっていない時には、食事にまで気を配ることが難しくなります。また、ストレス発散とばかりに、暴飲暴食の方向に進んでいくこともあります。肉体を持った魂は、精神状態を安定させただけでは、波長を高めることはできません。野菜や果物など自然の恵みをたくさん受けた食品も取り入れ、バランスの良い食生活を送ることが大切です。
⑤身の周りをキレイな状態に保つ
波長が低くなると、自分の心の中がモヤモヤした状態が続いてしまうことがあります。自分の部屋の中や服装まで、気遣うエネルギーが残っていない状態であったりします。部屋など身の周りの掃除や、テンションが上がるようなお気に入りの服装などを意識的にすることで、マイナスのエネルギーから脱していくことができます。
⑥自然環境の中でエネルギー充電をする
波長を高めるには、自分の中から発せられるエネルギーを改善していく必要があります。それでも自らの力だけでは、難しい場合には、外部から取り入れる必要もあります。時には、自然環境の中に身を置く機会も作るようにしましょう。海でも山でも、自分のオーラに合った気持ちが明るくなるような場所を訪れてみましょう。自然環境からエネルギーをいただき充電することで、波長を整えることにつながっていきます。
波長の法則を使った幸せになる方法
①自分自身と向き合う時間を作る
自分では、今の波長がどんな状態にあるのかよくわからないことがあります。波長が低くなってしまっているのは、どこに原因があるのか、まずは内観してみることが大切です。
例えば、日頃から愚痴ばかり口にしているのであれば、その不満を解消するには、まずどんなことができるのかなど、冷静に分析きていきます。考えてもまとまらない場合には、ノートやA4のコピー用紙くらいの大きな紙に愚痴や不満を書き出してみます。次に、その下や脇に原因と解決策をいくつも書き出します。すぐにできるものから、遠い未来に望んでいるものなどたくさん書き出します。自分の心の中を視覚化できることで、乱れていた波長が少しずつ整っていきます。
②前向きな行動を起こす
どんな未来を自分が望んでいるのかということがわかってきたら、まず今できることから行動に移していきましょう。否定形からの行動ではなく、肯定形からの行動であることが大切です。例えば、「○○がイヤだから別のことをする」というものではなく、「○○が好きだから行動する」といった感じです。否定形な思考は否定形の物事を、肯定形な思考は肯定形な物事を引き寄せることになるからです。
③うまくいかないことを外部のせいにしない
何をしてもうまくいかない時には、自分の置かれている環境や他人に、原因を求めてしまいがちになります。しかし、波長の法則的考え方からは、目の前に起こる出来事は、自分自身で引き寄せてしまっている部分もあるという捉え方になります。苦手な人が目に前にいるということは、自分の中にもなんらかのマイナスな波長の部分が存在していたりします。望む環境にしたければ、まずは自分から変化していく必要があります。
④お気に入りのアイテムを取り入れる
自分の気分が上がると、波長も徐々に変化していきます。何か小さなものでも良いので、お気に入りのアイテムを取り入れてみましょう。できれば、いつも持ち歩けるような物と、自分の部屋に置いておく物があると良いでしょう。自分がいる空間で波長の合う物と一緒に過ごすことで、一時的に乱れた波長が元の安定した状態に戻りやすくなります。
⑤自分を十分愛した後に他者へ愛情を分ける
自分のエネルギーが十分満たされてきたという実感が出てきたら、他者への愛情を分けることが大切です。波長が低くなっている時には、エネルギー不足から、多くの愛情を求めてしまいがちになります。しかし、いつまでも求める側に立っていたら、一時的な愛情しか手に入らなくなってしまいます。他者へ愛情エネルギーを注ぐことができるようになると、思わぬところから、何倍ものプラスのエネルギーが戻ってくることになります。
最後に

波長の法則により、恋愛など幸せな出来事を引き寄せていくためには、日常生活の中で、相手を責めないこと、自分を卑下しないことが大切です。自分の魂に必要な出来事が起きているだけのこととして捉え、自分らしく波長を高める思考や行動をとることが大切です。波長が下がっていると感じた時には、好きなことや得意なことから少しずつはじめていきましょう。
以上、最後までご覧いただき有難うございます。
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