男性が喜ぶ甘え方
男性は「女性に甘えられるのが好き」ということがわかったところで、ここでは具体的に男性が喜ぶ甘え方をご紹介します。付き合っている場合と付き合っていない場合とで分けて解説するので、ぜひ参考にしていってくださいね。
付き合っている場合の上手な甘え方
①2人きりの時にくっつく
一緒にテレビを見ている時など、2人きりの時にくっついてくると、「可愛いな」と感じる男性は多くいます。たとえば、背中からギュッと抱きつくのも、彼氏の心をキュンとさせる可能性が高いでしょう。なるべく彼氏に体重を預けるように、身体を密着させるのがポイントのようです。
②素直な態度で甘える
たとえば、デートで帰る時間が近づいてきた時に「もっと一緒にいたい」とか、寂しい時には「かまってほしいな」などと、素直に甘える行為は喜ばれます。彼女から素直に気持ちを伝えられると、「可愛いな」「嬉しい」と感じる男性は多いのです。
③彼女から彼氏の手をつなぐ
いつも彼氏の方から手をつないでいる場合、彼女から手をつながれると嬉しく感じるという男性は多くいます。2人きりで歩いている時や部屋にいる時に、あなたの方からさりげなく、彼氏と手をつないで甘えてみてください。手をつないだ後に、少し恥ずかしそうにニッコリ笑えば、彼氏が喜ぶことは間違いないでしょう。
④彼氏の名前を可愛く呼ぶ
彼女から甘えた声で「〇〇く~ん」と呼ばれると、嬉しく感じる男性もいます。2人きりでイチャついている時に、恥ずかしくても思いきって猫なで声で、語尾にハートマークを付けるような感じで名前を呼んでみましょう。彼氏のあなたへの好き度が、アップする可能性大ですよ。
⑤相談したあとに褒めて感謝する
彼女から頼られたり褒められると、多くの男性は嬉しく感じます。たとえば、分からないことを相談して教えてもらったあとに、「〇〇くんはホントに詳しいね!」「すごいなぁ~!」「かっこいい」という感じで褒めるのがポイント。甘えたあとに褒めることをプラスして、最後は笑顔で「ありがとう!すごく助かった」と感謝を伝えると良いでしょう。
⑥スキンシップして甘える
彼女にハグされたり、手を握られながらお願いされると、断れずに喜んで引き受けてしまう男性は多くいます。好きな彼女だからこそ、スキンシップされながら甘えられるのは、男性にとって嬉しいものなのです。できれば、ギュッと抱きついて「お願いがあるんだけど」と甘えてみましょう。
まだ付き合っていない場合の上手な甘え方
①上目遣いで甘える
男性は基本的に、女性の上目遣いに弱い傾向にあります。なぜなら上目遣いは、女性から「自分を上に見てもらえている」と感じるからです。相手の男性が自分よりも背が高い場合は、少し上目遣いで見上げてお願いしてみましょう。あまり身長差がない場合は、階段やエスカレーターなどの段差を利用してみるといいですよ。
②恥じらいながらお願いする
男性は恥らう女性に対して、「可愛い」と感じる傾向にあります。付き合ってもいないのに堂々と甘えられると、「図々しいな・・・」と感じる男性もいるため、あくまで恥じらいながら頼むのがポイントです。そのため、まだ付き合っていない男性にお願いする時には、少し遠慮がちに甘えてみましょう。
③小さなお願いをする
男性の多くは、いきなり大きなお願いをされると、負担を感じる傾向にあります。たとえば「海外旅行に行きたい」とか、「高級なレストランに連れて行って欲しい」などと言うと、高確率で「ありえないな・・・」と引かれてしまいます。そのため、付き合っていない男性に甘える時には、「観たい映画があるんだけど」といった小さなお願いをすると良いでしょう。
④弱音を吐く
女性に弱音を吐かれると、「頼ってくれてるんだな」と感じて嬉しい気持ちになる男性は多くいます。そのため、仕事でミスをしたり何か失敗して落ち込んだ時に、ガマンするのではなく話を聞いてもらいましょう。自分から弱い部分を見せれば、相手の男性は「心を開いてくれているのかな」と感じるので、心の距離が縮まる可能性大ですよ。
⑤相手の好意に甘える
基本的に男性は、小さなことでも女性の役に立てた時には、嬉しさを感じる傾向にあります。あなたは荷物など抱えている時、男性から「持ってあげようか?」と聞かれたことはありませんか?そんな時は断らずに、必ず「ありがとう」と笑顔で甘えましょう。相手の男性はあなたの手助けができて、喜んでくれるはずですよ。
男性がウザいと思う甘え方
男性が喜ぶ甘え方をご紹介しましたが、逆に嫌がられる甘え方が気になる人もいるのではないでしょうか。そこでここからは、男性がウザいと思う甘え方もご紹介します。こちらも、付き合っている場合と付き合っていない場合と分けて解説するので、参考にしてみてください。
付き合っている場合
①人前で甘える
彼女が人目を気にせず甘えてくると、男性はウザいと感じる傾向にあります。なぜなら多くの男性は、「人前で甘えるのは不謹慎だ」と考えているからです。そのため公共の場でキスやハグを求めたりすると、「面倒くさい女だな」と思われる可能性があります。もちろん中には、全く周りの目を気にしない男性もいますが、それは極一部なので2人きりの時以外は控えましょう。
②彼氏に余裕がない時にも甘える
彼氏が仕事で疲れていたり体調が悪くて寝ている時など、相手に余裕がない時まで甘えると、ウザいと思われてしまいます。優しい彼氏だと、つい甘えすぎてしまう女性もいますよね。しかしどんなに優しい人でも、余裕がない時まで甘えて来られると、ウザいと感じるものです。自分ばかり甘えるのではなく、時には彼氏にも甘えさせてあげると良いでしょう。
③わがままなお願いをする
女性に甘えられるのが好きとはいっても、あまりにもわがままなお願いをされたらウザいと思われます。たとえば、夜遅い時間帯に連絡して「寂しいから今すぐ会いに来て」とか、メールやLINEの返信に対して「5分以内には返して欲しい」というようなお願いです。わがまま過ぎるお願いは、彼氏に面倒くさいと思われてしまうため注意しましょう。
④頻繁に相談する
自分の判断で考えてやるべきことまで、毎回彼氏に相談しているとウザいと思われてしまいます。彼女から頼られることは、男性にとって嬉しいことですが、ものには限度があるのです。依存的に頼られてしまうと、彼氏は「鬱陶しいな」「それくらい自分で考えろよ」と思い始めます。何でもかんでも相談すればいいということではなく、自分でやるところと甘えるところの、バランスが大切なのです。
⑤「~して欲しい」と思惑が見える
彼女でも、裏の思惑が見える甘え方をされると、男性にはウザいと思われます。たとえば、誕生日やクリスマスなどのイベントが近づくと、急に甘えだしたりする女性です。こういう甘え方は、「金目当て?」と思われて嫌われてしまう可能性もあります。自分を可愛く見せるために甘えて、「こうしておけば欲しい物買ってくれるかも」と、裏の気持ちが透けて見えると引かれてしまうでしょう。
まだ付き合っていない場合
①酔った勢いで甘えてくる
お酒の席など、酔った勢いで彼女以外の女性から甘えられると、多くの男性はウザいと感じます。素の状態だと好きな男性に甘えられないからと、お酒を飲んで酔っている時に甘える女性は要注意です。相手が確実にあなたに好意がある場合は別ですが、酔った勢いで甘えるのは避けたほうが良いでしょう。
②都合のいい時だけ甘える
自分の都合のいい時だけ甘える女性に、男性はウザさを感じます。たとえば、重い物を持って欲しい時とか、面倒なことを頼みたい時だけ甘えて来た時です。もちろん、自分に好意があって甘える女性には「可愛い」と感じますが、困った時だけという甘え方は相手に伝わります。男性は「利用されている」と感じて、あなたへの好感度は下がるので注意しましょう。
③お店で色々頼んでおいて残す
あれもこれもと注文しておいて、「お腹いっぱいで食べれない」と残す女性を、男性はウザいと感じます。もしかしたら女性の方は、「少食で可愛い」と思われたくてやっているのかもしれませんが、これは逆効果です。
相手に「少食なら最初からそんなに頼むなよ・・・」と思われて、二度と食事に誘われなくなるかもしれません。しかも、相手に全額奢ってもらっているなら尚更です。「少食女子は可愛い」と思われるなんて、女性の妄想に過ぎないので気をつけましょう。
④嫉妬して不機嫌になる
多くの男性は、彼女以外の女性から嫉妬されて不機嫌になられると、面倒くさいと感じます。たとえば、相手が他の女性を褒めた時に不機嫌になると、高確率で「彼女でもないのになんで?」と思われるでしょう。好きな人が他の女性を「かわいい」とか「美人だよなぁ」と言っていたら、もちろんいい気持ちはしないですよね。しかし、付き合っていない男性に対して、あからさまに不機嫌になるのはやめた方がいいでしょう。
⑤わがままで自己中心的
基本的にわがままで自己中心的な女性は、男性から「ウザい」と思われる傾向にあります。たとえば好意のある男性に対して、何度も相談事や愚痴を聞いてもらう女性もいるでしょう。これも、たまに聞いてもらうくらいなら問題はありませんが、頻繁に続くと相手から「面倒くさいな」と思われかねません。
なぜなら、話を聞いてもらっている間は、相手の時間を奪っているということでもあるからです。そのため、たとえ彼女でも「ウザい」と思われる行為なので、注意しましょう。
甘え下手でも簡単に出来る甘え方
①人混みで彼氏の服の裾を掴む
甘え下手なあなたでも、デートしていて人混みにいる時などに、彼氏の服の裾をちょっと掴むことならできるのではないでしょうか。あなたの彼氏が、あまり手をつながないタイプなら、「はぐれそうだから・・・」と恥ずかしそうに服の裾を掴んでみましょう。彼はそんなあなたにドキドキして、「守ってあげなきゃ」という思いにかられる可能性大ですよ。
②身体能力の差を利用してみる
簡単な甘え方には、身体能力の差を利用してみる方法もあります。たとえば、ショッピングデートなどで重い荷物を持ってもらったり、高い場所にある物を取ってもらうのも良いでしょう。自分でもちょっとがんばれば出来そうなことでも、お願いすれば簡単に甘えられます。彼氏に、「彼女に頼りにされてるんだな」と感じさせるのがポイントですよ。
③彼氏の肩にもたれてみる
デートの際に、彼氏の肩にそっともたれてみる甘え方も、甘え下手さんには簡単にできるのではないでしょうか。電車やバスの中で座っている時や、映画館や家で映画を見ている時に、彼氏の肩にもたれて甘えてみましょう。彼があなたの仕草にときめいて、「可愛い」と思われることは間違いないはず。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、むしろ恥じらいがあった方が効果大なので問題ないですよ。
④家でホラー映画を見る時
どんなに甘え下手でも、ホラー映画を見ている時は甘えやすいのではないでしょうか。ハラハラするシーンでは、彼氏の腕をギュッと掴んだり、怖いシーンが来たら彼にくっついて甘えましょう。怖がってくっつくあなたを見て、彼氏は「可愛いな」と思ってくれますよ。
ただし、あまりに怖がり過ぎてうるさく騒ぐと、彼氏に引かれてしまう可能性があるため注意してくださいね。
⑤LINEやメールで甘えてみる
相手が目の前にいると、どうしても甘えられないという甘え下手さんには、LINEやメールで甘えてみる方法もあります。行きたいところがあったり、ちょっとしたお願い事を頼みたい時には、LINEやメールを使ってストレートに伝えてみましょう。女性と違い男性は察することが苦手なので、遠まわしな言い方は禁物です。絵文字やスタンプなどを使いながら、可愛くお願いしてみてくださいね。
最後に
甘え下手な女性には、本当は甘えたいのに甘え方がわからなかったり、恥ずかしくて甘えられない人が多くいます。
あなたが素直になって、意識することなく自然に甘えられるようになれば、彼氏との関係は今までよりも良くなるはずです。すぐには無理かもしれませんが、本記事を参考にして簡単な甘え方からチャレンジしてみてくださいね。あなたが彼氏に上手に甘えて、素敵な恋愛ができることを心から願っています。
以上、心理カウンセラーの水沢桔梗がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。