倦怠期の症状
会話がなくなってくる
付き合い始めた時期は、お互いに気分が盛り上がっているため、2人でいることが楽しくて会話もはずみますよね。しかし倦怠期に入ってくると、共通して楽しめる話題が少なくなり、会話がなくなっていきます。デートをしていても、スマホばかり見ていたり視線が合うこともなくなってきたら、気をつけましょう。
スキンシップが減る
倦怠期に入ると、相手とのスキンシップに抵抗を感じ始めます。そのため必然的にスキンシップが減るため、恋人との間に大きな溝が生まれやすくなるでしょう。相手とのキスやハグに抵抗を感じ始めたら、恋愛感情が冷めているサインです。
ケンカの回数が増える
倦怠期に入ると誰もが出てくる症状は、ケンカの回数が増えるということです。一緒にいても些細なことでイライラしたり、ケンカしたりすることが長く続いているなら、倦怠期に入っていることは間違いないでしょう。
彼氏と一緒にいてもドキドキしなくなる
恋愛における特徴と言えば、やっぱり好きな人と一緒にいる時のドキドキ感。逆に、彼が傍にいてもまったくドキドキしなくなるのが、倦怠期によくある症状のひとつです。その感じ方はただの友達と同じ。緊張しない代わりに恋愛特有のときめきも消えるので、一緒にいても意味がないように感じられてしまいます。せっかくデートをしても喜べないのでは、2人の時間がだるく感じてしまっても不思議ではありませんね。
彼氏と一緒にいてもヒマだと感じる
付き合い始めたときは、笑顔が多くてデートも張り切っていたのに、一緒にいても楽しさがなくなりヒマだと感じるようになります。恋愛感情が落ち着くと緊張しなくなり、付き合い始めのときのようなドキドキ感もなくなるので、退屈さを感じ始めるのです。そのため、笑顔が少なくなってきたら要注意ですよ。
デートに行くのが億劫になる
相手への「大好き」という気持ちがピークのときは、デートが楽しみで仕方なかったのではないでしょうか。しかし倦怠期に入ると。デートに行くことが億劫になります。相手と会うことが楽しみではなくなったら、注意が必要ですよ。
何を話していいか分からなくなる
付き合ったばかりの時期というのは2人で一緒にいることが楽しくてたまらず、何時間でも会話や電話を続けることができますよね。けれど、倦怠期を迎えた場合は幸せなあの頃と打って変わって、何を話していいか分からなくなります。
それは、2人で行う会話そのものが楽しいと思えなくなるから。何を話しても微妙な空気になってしまうので、自然と沈黙が降りることが多くなるでしょう。せっかく彼と食事に行ってもお互い無言でただ食べるだけ、という経験を何度もしている方は、倦怠期に突入している可能性が大だと言えます。
LINEでの未読や既読無視が増える
付き合い始めた当初は好きな気持ちも強いため、恋人とLINEでやり取りするのは楽しく大切な時間ですよね。しかし倦怠期になると、相手とのLINEのやり取りが面倒くさく感じ、未読や既読が増える傾向にあります。彼氏と話をしていても楽しく感じなくなったら、倦怠期のサインといえるでしょう。
相手のことが鬱陶しく感じる
恋人同士なら通常は、相手との連絡やデート、誕生日を祝ったりすることも、楽しく幸せなひとときを感じますよね。しかし倦怠期が来ると、相手とのやり取りすべてが鬱陶しく感じ始めます。これは恋人への気持ちが冷めてきているサインなので、注意が必要です。
他の異性の方が気になってしまう
倦怠期に入り相手への気持ちが薄れてくると、他の異性の方が気になってくる傾向にあります。なぜなら恋愛感情が落ち着いてしまったため、相手の悪いところが見えてきたりして、他の異性の方が魅力的に見えてしまうからです。「なんでこの人と付き合ったんだっけ」「他にもっといい人がいるのでは・・・」と思い始めたら、倦怠期のサインでしょう。
デートよりも自分の予定の方が大事に思える
彼のことが好きでたまらない時期というのは、何を差し置いても恋人とのデートが一番大事なものに思えるはず。しかし、倦怠期を迎えてしまうとデートよりも自分の予定の方を優先したくなります。
その時期とは恐ろしいもので、一番ラブラブだった時とは感じ方がまるで逆。デートに誘われても別に嬉しくもなく、それどころか特に予定がなくても何かに理由をつけて断ってしまいたくなります。自分のことが一番大事に思えるのは良いことですが、恋愛においてはちょっと虚しい気持ちになってしまいそうです。
倦怠期の乗り越え方
よく話し合いをして一定期間距離を置く
倦怠期を乗り越えて、今後も恋人と仲良くやっていきたい場合は、仲良くなるために話し合いをして一定期間距離を置いてみましょう。このとき期間を決めずに距離を置いてしまうと、そのまま自然消滅してしまう可能性があるため注意が必要です。
半月から一ヶ月など、期限を決めて距離を置くことで、お互いの気持ちを確かめる機会ができます。付き合い始めたときのことを思い出して、自分の気持ちとしっかり向き合ってみてください。そして恋人と、これからどういう関係を築いていきたいのか、よく考えてみると良いでしょう。
自分の時間を楽しみながら、自分磨きをする
距離を置いているときに必要なのが、自分の時間を楽しんでみることです。彼氏のことばかり気になってしまっては、自分磨きをする余裕もありませんよね。あなた自身に余裕がなければ、せっかく距離を置いたとしても、また同じ状態になってしまいます。
今は自分磨きの期間と考え、自分自身の気持ちとよく向き合いましょう。自分を磨くというと、外側を磨くことだけ考える人もいるかもしれませんが、一番大事なのは内面を磨くことです。
お互いに新しいことをしてみる
一番倦怠期が訪れやすいのは、日常がワンパターン化してしまったときです。デートや食事をする場所も、いつも同じなら新鮮さもないですし、飽きてしまうのも仕方ありませんよね。倦怠期を乗り越えるためには、付き合い方をワンパターン化させない努力も必要になります。
今まで行ったことのない場所に2人きりで出かけたり、思い切って旅行の計画を立ててみるのもおすすめです。大切なのは、一緒にワクワクできることをやってみることなので、新鮮な気持ちを取り戻すためにがんばってみましょう。
自分の考え方を変えて新しい価値観を取り入れてみる
倦怠期に入ると、相手の悪いところばかり目に付きやすくなります。そのため友達の彼氏と自分の彼氏を比べてしまったり、「彼氏ならこうあるべき」という考えになりがちです。しかし人の性格や価値観は、男性でも女性でも十人十色ですよね。
完璧な人なんてひとりもいませんし、彼氏から見たらあなた自身も、悪いところはいくつかあるはずです。とはいっても全体からみたら、それも極一部にすぎません。
彼氏の悪いところが見えたとしても、話し合ってお互いに改善できる点を、直していけたらいいのではないでしょうか。あなたの考え方や行動を変えていくだけでも、恋人との関係はかなり改善できるはずですよ。
前向きな気持ちで倦怠期を楽しむ
倦怠期を放っておくと、深刻な状態に陥って取り返しがつかなくなる可能性もあります。かといって深刻に考えすぎても、状況が良くなることはありません。いっそのこと、「今は倦怠期だから仕方ない」と割り切って、お互いに楽しんでしまえばいつの間にか乗り越えているはずです。
イライラしてケンカになったとしても、お互いに言いたいことを言い合って、スッキリできたら仲直りも早くなります。言いたいことをガマンすると、結果的に事態は悪化してしまうので、この際倦怠期を楽しんでしまいましょう。
最後に
恋愛の倦怠期は、どのカップルにも必ずといっていいほど訪れます。今回は倦怠期になってしまう理由や時期、症状について詳しく解説してみましたが、倦怠期の乗り越え方も良いヒントになったのではないでしょうか。付き合い始めたときはどんなにラブラブでも、恋愛のドキドキ感やときめきは次第におさまってしまいます。恋人と一緒にいても「何かつまらない・・・」とか、「彼氏が最近冷たい気がする・・・」と感じている人は、倦怠期が訪れている可能性大です。
ぜひ本記事を参考にして、あなたがうまく倦怠期を乗り越え、彼氏と素敵なカップルになれることを心から願っています。
倦怠期の症状
- 会話がなくなってくる
- スキンシップが減る
- ケンカの回数が増える
- 彼氏と一緒にいてもドキドキしなくなる
- 彼氏と一緒にいてもヒマだと感じる
- デートに行くのが億劫になる
- 何を話していいか分からなくなる
- LINEでの未読や既読無視が増える
- 相手のことが鬱陶しく感じる
- 他の異性の方が気になってしまう
- デートよりも自分の予定の方が大事に思える
倦怠期の乗り越え方
- よく話し合いをして一定期間距離を置く
- 自分の時間を楽しみながら、自分磨きをする
- お互いに新しいことをしてみる
- 自分の考え方を変えて新しい価値観を取り入れてみる
- 前向きな気持ちで倦怠期を楽しむ
以上、心理カウンセラーの水沢桔梗がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。