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離婚の切り出し方★修羅場にならない為の12の注意

離婚の切り出し方★修羅場にならない為の12の注意結婚生活を続けていると、お互いの考え方の違いや、価値観の違い、相手の不貞などにより「離婚」という文字が頭をよぎったり、ケンカの勢いで「離婚する!」と口走ってしまうことがあると思います。

しかし、色々考えたけれども、本当に離婚しか考えられないとなった時は、冷静に離婚を切り出さなくてはいけません。修羅場になって当然の離婚です。今回は、できるだけ修羅場にならないための離婚の切り出し方をまとめてみました。

 

離婚の切り出し方★修羅場にならない為の12の注意

 

離婚の切り出し方①冷静に

夫婦間でケンカが絶えず、過去にも離婚の言葉がどちらかの口から出ていたり、このままケンカが続けば離婚かも…という雰囲気があった夫婦ならいざしらず、どちらか一方は結婚生活がうまくいっている、相手が自分に不満を持っているはずはない!と思っている場合は、相手がどのような反応をするか全く想像がつきません。

だからこそ、離婚を切り出す方は、絶対に冷静に話をしなくてはいけません。お互いが感情的になって話し合いがうまくいくはずはありません。事前にどのように離婚の話を切り出すかを頭の中でしっかりと整理して、相手がどのような反応を見せても、自分はできる限り落ち着いて話をするようにしましょう。

離婚の切り出し方②事前に何度もシミュレーションをする

離婚話を切り出すときの夫婦関係の状態、相手の性格、子供の有無、仕事の状態など、離婚を考える夫婦が1000組いれば、1000通りの状況があると言えるでしょう。ですから、たった1つの正解!というものはありません。まずは自分たちの置かれている状況を分析し、自分が離婚を切り出したときの相手の反応を何パターンも予想します。

相手が感情的に怒鳴ってきたら?相手がパニックになって泣きだしたら?相手が取り合わなかった?その一つひとつに対して、自分はこのように対応する、このように答えるというイメージをシミュレーションして備えておきましょう。

離婚の切り出し方③話し合いは何度もする覚悟で

自分が離婚をしたいという意思を相手に伝えたときに、「はい、わかりました。それでは離婚しましょう」と相手がすんなりと納得してくれる可能性はほぼゼロと言っていいでしょう。長い間夫婦関係が冷え切っていた、お互いに浮気をしていたなどの理由で離婚は避けられない状況になっていたとしても、財産分与、子供の親権、養育費など話し合うべきことはたくさんあります。

ですから、一度の話し合いで全てが解決するなどとは決して思わないでいてください。同じ日に何時間も話し続けていても、堂々巡りをするだけで、話し合いが進展することはありません。最初から2時間程度話したらその日の話し合いは打ち切るぐらいの考えで臨みましょう。

離婚の切り出し方④子供がいる場合には、子供を祖父母宅などに預けて話し合う

子供のいる家庭では離婚の話し合いをするタイミングを見つけるのも難しいかもしれません。子供が寝静まってから…と思っても、夜遅い時間ではお互いに疲れているし、どちらか一方が声を荒げてしまえば、子供が気づかないか?と心配で話し合いに集中することもできません。

子供がいる夫婦が離婚の話し合いをする時には、子供が学校に行っている時間、子供を祖父母宅に預けてなど、子供が家の中にいない状態で話し合う方がよいでしょう。

離婚の切り出し方⑤話し合いがこじれたときの避難先を事前に確保しておく

男性から女性に離婚を切り出したとき、女性から男性に離婚を切り出したとき、それぞれに相手の反応は大きく違ってくるものです。また最近は男性の中にも女性のように感情的になる人や、男女関係なく、すぐにキレる人が増えているのも事実です。

ですから、離婚を切り出したときに、万が一相手が感情的になり、物を投げてきたり、暴力をふるうようなことになった場合には、しばらく自宅に戻れなくなる可能性もあります。そんなことまで想定をして、いざというときには数日間泊めてもらえる実家や友人宅、あるいはホテルなどの目星をつけておく必要もあります。

離婚の切り出し方⑥荷物はまとめて玄関に置いておく

これは実際に私が聞いた話ですが、10年ほどの結婚生活をしていて2人の子供がいるご夫婦で、奥様が旦那様の冷たさに我慢できずに離婚を切り出したところ、「これまで10年もお前の面倒を見てやってきたんだぞ!小さな子供もいるのに離婚とは何事だ!」と、いきなり旦那様の態度が豹変し、机の上にあった湯呑みを投げてきたという話があったそうです。以前から突然キレることのある旦那様だったので、奥様も身の危険を感じ、すぐに家を飛び出したそうです。

このような展開にならないとも限らないので、とっさのときにすぐに家を飛び出せるように、玄関に貴重品や当面の生活費などを入れた荷物などはまとめて置いておくのもよいでしょう。

離婚の切り出し方⑦話し合いをする机の上は片付けておく

感情的になると、思わず目の前にあるものに手が伸びて投げてしまう!なんてことにもなりかねません。離婚話を切り出すと決めたときには、どの部屋で話をするか、その部屋に壊れものなど危険なものはないかを確認して、事前に片付けをしておきましょう。

コーヒーを飲みながら…で、目の前にマグカップがあったので、そのマグカップを投げられてしまい、コーヒーがカーテンやカーペットに飛び散ったら悲惨です。プラスチックのカップで水を飲む程度にしておきましょう。