⑧真の感謝ができるよう精神を向上させる
誰かに何かをしてもらったり、嬉しい出来事があったりすると、ありがたいと思う幸せな気持ちをあじわうことができます。一方、魂レベルでの感謝は、何かが起きた時だけ生まれるという種類のものではありません。一時の喜びや感謝ではなく、根底にいつも存在するものです。なかなかそのレベルまで達することはかなりハードルが高く困難な道のりです。
いつも精神的にバランスがとれて、周囲の環境に惑わされることなく、落ち着いた状態を保つことができると、常に感謝の気持ちが湧き上がってくることになります。
精神を向上させましょう
そんなできた人間になることは難しいことですが、せめて今できることは、既婚者であるツインソウルの相手が、その生活の中、笑顔でい続けていてくれるのであれば、魂の片割れの自分も同時に幸せを感じるという気持ちを持つことができる段階にまで、精神を向上させましょう。そうしているうちに、徐々に小さなことへのこだわりの縛りから解放され、魂が浄化されていきます。
⑨所有するという物質界の概念について考える
ツインソウルが既婚者であった場合でも、悲しい気持ちより、相手の今の幸せを願う気持ちの方が上回っていたりします。潜在意識の中では、必要性があって、魂が2つに分かれていることを理解しているからです。魂は誰のものでもありません。たとえ自分が産んだ子供であったとしても、魂の世界の考え方としては、自分のものではありません。
必要であるからその関係性で出会う
魂は何度も生まれ変わりをする時々で、恋人、親子、友人、兄弟など立場が入れ替わりをしていることもあります。出会った時には、その中から学ぶべき課題があるためその関係性となっています。所有という物質界独特の概念の中から、今考え学ばなければならない事柄が存在していることを、理解することが大切です。
⑩自分の中の浄化しなければいけない部分の気づき
ツインソウルと結ばれるべき時期がくれば、自然にそういった流れになっていきます。一方、相手が既婚者であった状態で出会ったなら、自分の中に、まだ浄化しきれていない部分が存在していることに気づく必要があります。
相手を思う気持ちより自分を見つめ直す時
ツインソウルの今世での目的にもよりますが、2人で行う課題に見合った経験がまだ足りない状態の場合もあります。2人が結ばれる以前に、こなしていかなければならない課題が残っている可能性もあります。場合によっては、一旦ツインソウルの相手を思う気持ちから、離れる必要があったりします。
⑪魂にとって大切なものへの気づき
ツインソウルが既婚者であった場合、魂にとって本当に大切なものは何なのか、考える時でもあります。現世でいる間に、なんの努力もせずに自分の思うものすべてが手に入るとしたら、喜びを感じることができるでしょうか。わざわざ不幸を選択する必要はありませんが、一定の壁を乗り越えた時に、幸せを味わうことができる場合もあります。
今手に入れている幸福への気づき
今、当たり前に手にしている物事は、本当は当たり前ではないということに気づく必要があります。例えば、日本では喉が渇いた時に、水などの飲み物を口にすることは簡単にできる環境にあります。一方で世界的に見ると、衛生的な飲み物を口にすることが容易ではない場所も存在しています。ツインソウルが既婚者であるという現実から、それぞれの立場で気づくべき物事が存在していたりします。
⑫時空間が今世だけではなく来世にも続いている感覚への気づき
魂レベルの時空間は、現世だけに存在しているわけではありません。過去世、今世、来世へとずっとつながっていると考えられています。今に視点を置いて物事を考えることは大切なことです。一方で、今ツインソウルが既婚者であるということに、心が囚われ過ぎてしまうのも問題であったりします。
本来の自分の姿への気づき
今世に与えられた時間の中で、自分はどんな生き方をしたいのか考えるチャンスでもあります。現世にやってきた本来の自分の姿に気づくことができたなら、今後の2人の流れにも変化が訪れてくる可能性もあります。
最後に
ツインソウルの相手が既婚者であったということは、けしてアンラッキーなことではありません。2人が元の1つの魂に戻るために、今を一生懸命生きている証です。ツインソウル同士には、自分自身の魂の向上と浄化が成された後に、果たさなければいけない社会的使命が存在しています。その日がやってくれば、自然に結ばれる時が訪れます。ネガティブな感情から脱し、キラキラした自分を見つけることが今の課題であると信じて、進んでいきましょう。