アファメーションで幸せを引き寄せる方法を知りたい方へ。
アファメーションとは、肯定的言葉で宣言し、潜在意識に働きかけ、自分らしい未来を手に入れる方法です。アファメーションを成功させるためには、いくつかのポイントがあります。
本記事では、アファメーションとは何か?幸せを引き寄せるための効果的なやり方をご紹介いたします。
アファメーションとは
アファメーションは、潜在意識の奥深くにあるネガティブな考え方を、肯定的なポジティブな言葉の力を使って変えていくことができます。過去からずっと、気づかないうちに繰り返し見聞きしたこと、経験などが潜在意識に刷り込まれているわけですから、それを変えるためには、アファメーションを繰り返し行なわなければ効果はありません。
アファメーションは、呪文や魔法とは違うので、闇雲に繰り返し声にするだけでは効果はあまり得られません。脳科学に基づいた正しい方法で、毎日繰り返すことが大切です。
それでは、そのためにはどうすれば良いのか分かりやすく解説していきます。
アファメーションの効果を発揮するには今の自分を見つめ・認める
はじめる前に、より効果を発揮させるための準備があります。それは、自分を見つめ直し、ありのままの今の自分を認めてあげることです。
潜在意識の影響
普段の生活の中では、自分で意識していない部分が大きく影響しています。例えば、子供の頃のトラウマのせいで、あきらめてしまっている物事があるなど。そのようなことが有るので、自分の中に潜んでいる感情にどんなものがあるのか、向き合ってみましょう。
プラス思考が幸せを引き寄せる
幸せな出来事が起こるから、自分が幸せに変化することができるという考え方をしていませんか。本当はその逆で、自分の思考がプラスの方向に変化したから、幸せな出来事を引き寄せることにつながっていきます。
そのため、今の自分の心の奥底にどんなことを抱えているのかを、自分自身がしっかりと見つめ直す必要があります。ネガティブな感情はすぐになくなるものではないので、その感情を否定するのではなく、自分自身で受け止め認めてあげましょう。
まず、本当の自分を知った上で、アファメーションをはじめましょう。
アファメーションの効果を発揮するには変化することを許可する
人の心は安定を自然に求めています。たとえ現状が幸せではなかったとしても、現状に変化が起こるのは、恐怖と不安が生まれてしまいます。「どうせ、幸せになれるわけがない」という固定観念の中に浸っていた方が、日常に変化が起こらないので、安心できたりします。
変化を受け入れる許可を自分に与えましょう
いつまでも、「恋愛成就できない自分」の思考を持ち続けたままであると、「恋愛できない現実」を、毎日引き寄せ続けることになります。誰にでも、現実を変えていける力は備わっています。現実が変化していくことは、怖いかもしれませんが、プラスの方向にエネルギーを向けるために、変化を受け入れる許可を自分に与えましょう。
アファメーションの効果を発揮するには依存心は捨てる
アファメーションによって、自分の理想を現実化させている人と、あまり効果を感じられない人がいます。その差は依存心があるかないかです。
例えば、アファメーションが「自分を変えてくれる」と依存心からはじめる場合と、アファメーションによって「自分が幸せを掴んでいく」という自主性がある場合では、効果に違いが生まれてきます。
あくまでも主役は自分です
「~してくれる」という思いは主体が自分自身ではありません。アファメーションを続けていても、依存という方向にエネルギーが向いてしまい、現状に変化を起こすことが難しくなります。あくまでも主役は自分です。
アファメーションの宣言文の主語はあくまでも「自分」
例えば、「彼が私のことを好きになってくれますように」というような言葉は、主語が彼になっています。
アファメーションは、自分の潜在意識に働きかけるものなので、これでは効果が期待できません。「私は幸せです」というように自分のことを肯定的言葉で表すようにしましょう。
アファメーションでは否定する・希望する・マイナスの言葉は使わない
例えば、「彼にフラれないように」という言葉には、「フラれる」というマイナス言葉と、「~しないように」という否定する言葉が含まれています。すると、潜在意識の中では、マイナスと否定を引き寄せる方向に、エネルギーが注がれることになってしまいます。
現在形や完了形にする
また、アファメーションの際には、「彼に愛されますように」という希望する言葉も使わないようにしましょう。潜在意識の中で「愛されていない」という、叶っていない不足のエネルギーの方を強く引き寄せてしまうことになるので注意が必要です。
文の終わりは、「私は彼に愛されています」というように、「~しています」などの現在形や完了形にするようにしましょう。
アファメーションでは心の反発を起こさないような言葉を使う
アファメーションの際に、まだ叶ってもいないことを叶った状態の言葉を発するには、抵抗を覚える人もいるのではないでしょうか。
スポーツ選手などは、子供の頃に自分の将来について、はっきりと言い切った言葉を使っていて、成功している人もいます。本当は、しっかり言い切った方が、エネルギーの方向が定まりやすくなります。成りきった状態に到達するために、今自分がすべきことが、明確になるからです。
「~になりつつあります」
一方、はっきりと言い切った言葉が、自分の中で嘘をついているというようなネガティブな思考の方が強くなってきてしまう場合には、注意が必要です。せっかくプラスの方向に進もうとするエネルギーを阻害する要因になる可能性もあります。
そんな人には、「~になりつつあります」という語尾にする方法もあります。例えば、「私は幸せになりつつあります」というように使います。今幸せではないのにという抵抗感も薄れ、希望するエネルギーの方向も間違っていません。
アファメーションでは不足している言葉ではなく満たされている言葉を使う
例えば、「恋愛成就しますように」というと、恋愛相手のいない状態にエネルギーが多く注がれていまいます。一方、「私は彼と幸せな日々を送っています」という文にすると、満たされた状態を保つ方向にエネルギーが向かっていきます。
ワクワクするような肯定的な言葉
アファメーションの言葉は、自分の中でワクワクするような肯定的な言葉にしましょう。誰かと同じにする必要はありません。幸せの形はひとりひとり異なっています。自分自身の心にしっくりとくるフレーズを唱えてみましょう。
潜在意識の変化が自分を動かす行動力になる
アファメーションをすることで、普段自分で認識できる顕在意識と、自分では認識しにくい潜在意識の誤差を無くすことが大切です。潜在意識の中から生まれた変化は、自分を動かす原動力になり、現実を動かすことにつながります。
アファメーションのやり方
アファメーションの仕方は、朝・晩・寝る前、回数などさまざまな方法が存在しています。どんなふうにしたら、自分自身の潜在意識をプラスの方向に向けていけるかということが、一番大切なことです。
方法は自分に合った方法なら何でも良い
鏡の前やお風呂の中でも気づいた時に、できる回数を唱えることが大切です。声に出す、紙に書いて見えるところに張っておく、スマホに書き込むなどさまざまな方法がありますが、その方法でなければ効果がないということではありません。
人の機能には、いくつもの感覚が備わっています。聴覚や視覚をふるに使い言語と組み合わせることで、より、潜在意識を変化させやすくなるという意味です。形にこだわらず、自分に合った方法ではじめてみましょう。
最後に
アファメーションは「~しなければならない」というような自分を強制するものではありません。あくまでも自然な形でメンタルブロックをはずし、本来の自分らしさを発揮するための方法です。アファメーションは、ゆったりとした気持ちで行い、幸せを受け入れていきましょう。
アファメーションで幸せを引き寄せる効果的なやり方
- アファメーションの効果を発揮するには今の自分を見つめ・認める
- アファメーションの効果を発揮するには変化することを許可する
- アファメーションの効果を発揮するには依存心は捨てる
- アファメーションの宣言文の主語はあくまでも「自分」
- アファメーションでは否定する・希望する・マイナスの言葉は使わない
- アファメーションでは心の反発を起こさないような言葉を使う
- アファメーションでは不足している言葉ではなく満たされている言葉を使う
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。