幸せになりたい方へ。
日常生活の中、平常心ではいられない出来事は誰にでも多々起こります。いつも穏やかに過ごすことができたなら、もっと快適になるとわかってはいても、感情のコントロールはなかなか難しかったりします。言葉にも波動は存在し、「ありがとう」はプラス言葉の中でも特に高い波動と言われています。

この記事では、「ありがとう」の言霊の波動で幸せを引き寄せる為に大切なことをご紹介します。
波動とは
すべての物質は波動を持っています。万物を構成している原子は、それぞれ固有の振動数を持っています。その振動の波の状態を観測したものが、一般的に波動と言われています。スピリチュアル的には、生物や物だけでなく、目には見えない感情や言葉にも波動が存在していると考えられています。
同じような周波数が引き寄せ合う
人の発する波動は常に一定というわけではなく、浮かんでくる思考やその場でとる行動などによっても変化していくと考えられています。そしてその周波数に合った人や物事を、引き寄せることになっていきます。幸運を引き寄せたければ、その波動になることが必要であるということになります。
言葉にも波動がある
そして、私達がしゃべる言葉にも波動はあります。ポジティブな言葉には高い波動があり、ネガティブな言葉は低い波動となります。


言霊とは
逆に、ネガティブな言葉を発すると、それはマイナスなことを引き起こす言霊になってしまうということです。
アファメーション
現代では、アファメーションと言って、「私はできる」など肯定的な言葉で自分自身に宣言することで願望を実現させる、目標達成のために行うテクニックがあります。アファメーションは自分に向けた一種の言霊と言えるでしょう。

言霊の力は科学的にも証明されている
言霊は、色々な実験によって科学的に証明されています。
苗木を、毎日「ありがとう」という言葉をかけて育て、一方、別の苗木を「めんどうくさい」という言葉をかけて育てると、「ありがとう」と言い続けた方はとてもきれいな花を咲かせ、「めんどうくさい」の方は途中で枯れてしまったという実験結果があります。
他にも食べ物や水、色々なものを使って実験されていますが、マイナスの言葉を言い続けたものは全て良くない状態になっています。
「ありがとう」とは
先程も述べましたが、スピリチュアルの世界では、言霊(ことだま)といって、言葉にも魂が宿っているという考え方があります。プラスの言葉を使えば、プラスの出来事が、マイナスの言葉を使えば、マイナスの出来事が引き寄せられていくということです。
ありがとうは奇跡を表す言霊
ありがとうの言霊は、今という時空間にだけに影響を及ぼすものではありません。過去の出来事に対しての感謝や、未来を進む時のエネルギー源にもなる、とてもパワーを持った言霊です。
「ありがとう」の波動
言霊の力は波動に大きな影響を及ぼしていきます。プラスの言霊を発すれば、波動も上昇し高くなっていきます。逆に、マイナスの言霊を発すれば、波動も下降して低い波動になっていきます。
ありがとうのプラスの言霊は波動を高める
リラックスしている時や幸福感に包まれている時には、高波動を発することができています。奇跡的なことを表すプラスの言葉「ありがとう」を、自然に発することができるような生活をすると、波動が高められていくことにつながっていきます。幸運を引き寄せるためには、ありがとうのプラスの言霊は大切な役割を果たしていきます。
「ありがとう」が言えない人はどうなる?
ありがとうの言霊を素直に発することができない人は、自分と自分を取り巻く周囲とのエネルギー循環がうまく成されない状況になっていきます。ありがとうの言葉を交わすことで、お互いの間に起こった奇跡を喜び合うということができます。
物に対して使うところからはじめてみましょう
ありがとうの言霊は、発した人と受け取った人を奇跡という高波動のエネルギーでつないでくれる役割を果たしています。人と人で交わすことが恥ずかしさなどから言いづらいようであれば、物に対して言ってみましょう。
例えば、普段自分が使っている持ち物などに対して、いつもありがとうと言ってから使い始めるなど。ありがとうは、使っていけばいくほど、気持ちが軽くなっていく感覚がわかりやすい言霊です。自分でも波動が少しずつ上昇していくことが実感できるようになるので、是非使うことをおすすめします。
「ありがとう」という言葉で幸せは引き寄せられる?
言葉と思考と行動が一体となることが大切
もちろん言葉だけで、何も行動を起こさなくても良いということではありません。「言葉」と「思考」と「行動」が一体となり、物事ははじめて動きだすことにつながっていきます。ありがとうの言葉を発し、そこには心を込めた思考が伴い、行動していくことで、幸運を引き寄せることにつながっていきます。

それでは、以降で、幸せになるための「ありがとう」について具体的にお話していきます。
忠告してくれてありがとう
年上の人などからの指導やアドバイスは自分が成長するためには大切なものです。もっと向上したいと考えている物事に対しては、素直にありがたいと感じることができるでしょう。
一方、自分でも直さなければいけないと考えているにもかかわらず、どうすることもできないでいる時期であったりする場合の忠告は、イライラとした感情や必要以上に落ち込んでしまう気持ちになってしまうことも。そのままの状態を放置していると、自分の波動はどんどん下がっていってしまいます。
現時点でどうすることもできない物事に対して、上から目線での忠告の言葉に怒りのエネルギーを向けないようにしましょう。周囲の人からの言葉で自分自身が傷つくのは、必要のないことです。
愚痴を聞いたら気づきをありがとう
自分の周囲にいつも愚痴ばかり口にしているという人はいませんか。愚痴を吐いている人は、一通りしゃべってしまえばすっきりするかもしれませんが、聞いている側にとっては、迷惑なことです。
そんな愚痴を聞くはめになってしまった状況は、自分とまったく関係がないということはありません。自分が気づいていないだけで、別のどこかで意識していなくても愚痴を言っていたり、言葉にはしなくてもそんな不満の感情が心の奥に潜んでいる状態であったりすることがあります。
愚痴を言っている人に意識を向けるのではなく、自分を内観してみるよい機会と捉えましょう。自分の中に不満の種が存在しているようであれば、好きなことをしたり、休息をとったりして、魂の浄化を心がけましょう。
失敗したら学びをありがとう
魂が成長していく段階では、さまざまな失敗も繰り返していきます。失敗した時に、どこがどう足りなかったから失敗したと冷静に分析するのは良いことで波動も下がることはありません。一方、やっぱり自分はダメだと単に自分自身を責める方向にエネルギーを向けてしまうと波動は下がっていってしまいます。
物事がスムーズにいっている時には、その方向が今の自分の波動に合っている状態です。失敗してしまった時には、不正解というということではなく、別の方法や別の道が存在していることを知らせてくれている場合があります。失敗から学んだ物事が、未来に起こる出来事に役立ちます。
傷ついた時のありがとう
日常生活の中で、周囲の人から発せられた心ない言葉に、傷つけられてしまうという場合もあります。相手は日常会話の流れのひとつとして発した言葉でも、自分にとっては、深く傷ついてしまう重い言葉として受け取ってしまうことも。傷ついた心を長い期間引きずっていると波動は下がっていってしまい、幸せの波動とは別の場所で生活することになってしまう可能性もあります。
何気ない言葉に傷ついてしまうのには、その言葉が問題なのではなく、今の自分に自信がないため必要以上に反応してしまっている場合もあります。将来の目的がはっきりしている人などは、多少の周囲の心ない言葉は、聞き流すことができ、そこに心を奪われ動きを止められてしまうことはありません。
学んだ時のありがとう
日常生活の中で、今はテレビやネットなどにより簡単に情報を手に入れることができます。知識を増やそうと思えば可能な状況が整っています。そこで、知識を持った自分をおごり高ぶる気持ちがあると、どこかでつまずく出来事に遭遇してしまうかもしれません。
自分が学べた陰には、多くの人々がかかわっています。学ぶ姿勢を持った自分は大いに褒めるべきですが、その知識を与えてくれた人や環境の隠れた部分の感謝を忘れないようにしましょう。
食や物に対するありがとう
現在の生活の中で、大小の違いがあっても、些細なことにイライラしたり、何の疑問も感じずに当たり前のように物を使用するなどの生活を送っていたりするのではないでしょうか。
普段口にしている食べ物も、たとえ手の込んだ食事でなくても自分の口に入るまでにはたくさんの人々の労力があって食することができます。見えない労力を普段感じることなく過ごして手にできている幸せに感謝する心を持つことが大切です。
目の前の物事だけでなく、見えない世界にも感謝の気持ちを持てる人は、波動を高く保つことができ、幸せを引き寄せやすくなります。
すべての出会いにありがとう
スピリチュアルの世界では、出会いは必然であるという考え方があります。過去世で今世でも会うことを約束していたり、今世の使命を果たすために必要な人材であったりという場合もあります。今の自分のイライラの波動が怒りの感情を持った人を引き寄せてしまうこともあります。
「ありがとう」の波動は、マイナスの出来事もプラスの波動に転換する大切な役割をするパワーのある言葉です。
ありがとうのブーメランの法則
スピリチュアルの世界では、良いことも悪いことも自分の行いはいずれ自分に戻ってくるというカルマの法則があると考えられています。行いだけでなく、言葉もマイナス言葉ばかり口にしていると、自分が周囲の人から浴びる言葉もマイナスの波動のものが戻ってきてしまいます。

「ありがとう」の言葉は特にプラスのエネルギーが強い言葉と考えられています。さまざまなマイナスな出来事に振り回されず、今持っている幸せに焦点を当てる生活ができるようになれば、自然と幸せを引き寄せることにつながっていきます。
今手にしているものにありがとう
日々の生活の中では、充実感より不足感の方に比重が偏りがちになることがあります。スピリチュアル的には、波動の低い世界と波動の高い世界は、同時に存在していると考えられています。どちらの波動に自分の身を置くかは、思考の視点にあります。
満足感の思考の視点に身を置く
不足感の方に思考の視点を置くと、波動は低くなってしまいますが、満足感の方に思考の視点を置くと波動は上がっていくことができます。そうはいっても、自分には足りないものばかりだと考えるかもしれません。もちろん、不足している部分を手に入れるための努力は必要なことです。それと同時並行で、思考の視点は、今自分が手にしている物事に置くようにします。
何もないことにありがとう
幸せを引き寄せたいと思っているけれど、毎日が同じことの繰り返しで、変化がないことに気分が落ち込んでいるということはありませんか?どこか自分の中に、何もないことは不幸なことという思考が存在しているかもしれません。何もないことはけして不幸なことではなく、同じ波動が保たれているという奇跡的なエネルギーの状態であるという捉え方もできます。
安定した波動から次のステップに移行できる
波動を上げていくためには、今後何らかの変化を選択する必要があります。その前に安定した波動が保たれているということは当たり前ではなく、とても幸せなことであるということに気づくことが大切です。
未来にありがとう
霊的世界では、過去も現在も未来も同じように同時に存在していて、時間の流れというものはないという捉え方があります。その世界の数やパターンも、無数に存在していています。同時並行的に無数に存在する中の、どの世界を選び取るかは自分の言葉・思考・行動しだいであると考えられています。ありがとうの言霊は、波動の高い世界を選択する時にとても重要な役割を果たしていきます。自分が発している波動に合った現実が共鳴し、引き寄せられていくからです。
すでに願いが叶った思考になる
スピリチュアルの世界では、自分の望む未来を手に入れるためには、すでにその願いが叶っているという思考で生活を送るという考え方があります。まだ起こっていない幸福を、すでに自分は手にいれているという思考を持つことで、波動がその状態になっていくというものです。
望む未来に思考を置く
自分の望む未来像があるのなら、それが叶ったという思考になります。
望みはすでに叶っているわけですから、不安の波動も手放していきます。普段の生活ので、どの周波数の中に自分の身を置くのかは、自分で選択することができます。波動を上げて、望む未来を引き寄せていきましょう。
最後に
波動を上げるプラス言葉の中でも「ありがとう」は、大きなパワーを持った言霊です。さまざまな困難な出来事を前向きなものへと変化につなげていくことができます。幸せを探し求める行動から、自分の発する波動により引き寄せるものへと転換していきましょう。
「ありがとう」の波動で幸せを引き寄せる為に大切なこと
- 忠告してくれてありがとう
- 愚痴を聞いたら気づきをありがとう
- 失敗したら学びをありがとう
- 傷ついた時のありがとう
- 学んだ時のありがとう
- 食や物に対するありがとう
- すべての出会いにありがとう
- ありがとうのブーメランの法則
- 今手にしているものにありがとう
- 何もないことにありがとう
- 未来にありがとう

以上、最後までご覧いただきありがとうございます。
