彼氏の態度がなぜか冷たいと感じる方へ。
「なんだか最近、彼氏が冷たい」「連絡が減った気がする」など、付き合っていると彼氏が冷たいかも、と思うシーンが出てきますよね。こんな時「嫌われた」と考えるのは安直すぎます。女性には理解しがたい理由がある場合が多いのです。これを知っているのと知らないのとでは、対策も変わってきます。
この記事では、彼氏が冷たい態度になった時の理由や心理、そして対処法をご紹介します。
彼氏が冷たいのは嫌われたから?
彼氏が急に冷たくなったと感じると
- 「もしかして嫌われた?」
- 「気持ちが冷めた?」
と考えてしまう女性は多いでしょう。しかし同じ質問を男性にしてみると、過半数以上の男性は
「嫌いになったわけではない」
と回答しています。
恋人がいても恋愛が最優先ではない男性にとって、彼女に冷たくなるのには様々な理由や心理があります。これらは女性からすると「そんなことで?」と驚くような内容かもしれません。
彼氏が冷たいから気持ちが冷めたと落ち込む前に、男性心理を知ることが大切です。次の章から「彼氏が冷たくなった理由」や「彼女に冷たい彼氏の心理」を書いていくので、参考にしてくださいね。
彼氏が冷たくなった理由
①仕事が忙しくて余裕がない
1番多い理由が仕事です。女性からすれば「仕事が忙しいなんて、ただの言い訳」と思ってしまいますが、男性にとって仕事は何よりも重要なものなのです。ですから仕事が忙しくて余裕がないと、仕事以外のことを気に掛けることができなくなります。するとこれまでのように、彼女に連絡したりデートに誘う余裕もなくなるので、女性からすると「冷たくなった」と取られてしまうのです。
②彼女の嫌な面を直してほしい
長いこと付き合っていると徐々にお互いの嫌な面も見えてきます。もしかすると彼は冷たい態度を見せることで、あなたに直してほしい部分があるのかもしれません。これまで何度か直してほしいと口にしているのに、彼女側に改善が見られないとなると、ちょっと冷たくしてでも気づいてもらおうとするのです。
③彼女の気持ちを確かめたい
彼女は自分のことが好きなのだろうか…自信がない男性はどうにかして彼女の気持ちを確かめたいと考えます。その一つが「わざと冷たい態度をとって、彼女の様子を見る」という行為です。
冷たくしたことで彼女が寂しがったり、連絡が増えたり、ご機嫌伺いをしてくれば、自分のことが好きだと分かります。要するに冷たくすることで彼女の気を引こうとしているのです。
④関係が落ち着いているから
多くの場合、それは彼からの連絡が減った時でしょう。女性はコミュニケーションが得意なので、関係が深くなるほど連絡を取りたがりますが、男性は関係が落ち着いてくると連絡不精になります。彼氏からすればこれまでの連絡頻度が多い状態こそが異例で、連絡が減った状態が普通なのです。言い換えると円満な関係が続いているからこその行動と言えます。
⑤気落ちが冷めたから別れたい
もちろん彼女への気持ちが冷めた、他に好きな人ができたなどの理由で冷たくなることがあります。それならさっさと別れを告げてくれればいいのに、悪者になりたくない男性はまずは態度で示して女性に気づいてもらおうと仕掛けます。気持ちが冷めてしまうのは仕方のないことですが、それを面と向かって伝えることができず、「冷たくする」という態度に出てしまう男性がいるのも事実です。
彼女に冷たい彼氏の心理
①男は強いものという考えを持っている
彼氏が
- 「男は強くあるべきもの」
- 「強さこそ男の美徳である」
といった教育を受けて育っている場合、基本的に付き合っている段階から亭主関白的な性質になります。すると
「男が女の機嫌を気にするなんてありえない、女がすがってこそ男だ」
といった妙な恋愛観を持ってしまい、そういった状況にするために女性に冷たくする心理が働きます。
「俺は強いのだから女は黙って従え」
という気持ちが態度に現れているといえるでしょう。
②常に完璧でありたい
例え仕事で疲れていようと、寝不足であろうと、体調が悪くても完璧な自分を見せようとします。しかしどうしても気力だけでは難しい時、かっこ悪い自分を隠すために素っ気ない態度を取ることがあります。すべては完璧な自分を守るためなので、完璧さを演じられるようになると元に戻ります。
③クールな男の方がモテると思っている
男性の中には「クールな男の方がモテる」と勘違いしている場合があります。確かにドラマや漫画の中でモテるのはクールで何を考えているのか分からないタイプかもしれませんが、現実問題は違います。しかし勘違いしている男性は、クールを装って彼女に冷たくします。自分からは連絡しない、素っ気ない返事、デート中も上の空など、ミステリアスな男性を演じている可能性があります。
④構ってほしい
LINEも電話も用事がある時だけ、デートも計画的とあれば彼氏はちょっと寂しいのかもしれません。そこで自分が彼女に冷たくすることで、寂しいのを分かってもらいたい、同じ状態を味わってもらいたいという心理が働きます。彼女に「あれ?最近おかしいな」と思わせて気を向けたいのです。
⑤面倒くさくなっている
仕事は生きるために不可欠なので、ないがしろにはしませんが、恋愛は失っても生きていけるからです。彼女というよりも恋愛そのものが面倒になっているので、彼女が嫌いなわけではありません。しかし連絡をしなくなったり、デートをドタキャンしたり、これまでなかった行動が目立つようになります。
冷たくなった彼氏の行動・言動
①電話に出ない
冷たくなった彼氏の行動で1番分かりやすいのは電話に出ないことです。もともと電話が嫌いで電話よりメールがいいという人なら別ですが、ずっと電話をしてきたのに突然電話に出なくなったのは、面倒だからという理由でしょう。時間を変えたり、絶対に仕事が終わっている時間に電話しているにも関わらず出てくれません。
②LINEやメールの返信が遅い、または無視される
冷たくなった彼氏はLINEの返信も遅くなります。もともと男性はLINEの頻度が少ない場合が多いですが、これまで普通に LINEしていたのに急にレスが遅くなるのは冷たくなった証拠です。ひどくなると返事が遅れるどころか、ラインで既読スルーを平気でするようになります。
③彼の方から会いたいと言われない
デートのお誘いは常に自分から…彼氏から会いたいと言われなくなった、これも冷たくなった彼氏の行動です。自分から積極的に会いたいと思われていないのが、そのまま行動に出ています。忙しいのか面倒なのかは分かりませんが、言葉でさえ「君に会いたい」と言わなくなります。
④「仕事が忙しい」が口癖
冷たくなった彼氏の口癖ともいえるのが「仕事が忙しい」です。仕事を理由にしておけば彼女もそれ以上突っ込みようがないと考えています。突っ込まれたとしても「仕事なんだから仕方ないだろ!」と逆切れするでしょう。冷たくなった理由を説明するのも面倒なので、仕事に逃げている状態です。
⑤デート中なのにスマホばかり見ている
せっかくのデート中なのに彼氏の目線は常にスマホという場合も、冷たくなった男性がとる行動です。スマホなど1人の時にいくらでも見ることができるのに、デート中ほとんどスマホばかり見ているのは異常です。「この時間が早く終わってほしい」という気持ちの表れかもしれませんね。
⑥体調が悪くても心配しない
どんなに忙しくても恋人の体調が悪ければ心配になります。冷たくなった彼氏の場合、体調が悪いことを知っても「早く寝なよ」という程度のLINEがくるだけでしょう。これでは心配しているとはいえません。「行っても迷惑になるだろうし…」と行動を起こすことを拒否するだけでなく、連絡もつかなくなるのは気持ちが離れている証拠です。
続いて、彼氏が冷たい時は別れるべきか解説いたします。