長続きするカップルの特徴と、そのために努力すべきことを知りたいあなたへ。
どんなカップルも付き合い始めのころは、「ずっと一緒にいたい」と思うものですよね。しかし、結局長続きしなかった・・・という経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし中には、何年も付き合っている恋人たちもたくさんいますから、長続きするカップルと長続きしないカップルの違いはなんなのか、気になりますよね。
本記事では心理カウンセラーの水沢桔梗が、長続きするカップルの特徴・努力すべきことをご紹介いたします。
長続きするカップルとは?
そもそも長続きとは、付き合う期間がどれくらい続いたら長いといえるのでしょうか。長続きするカップルのなかで、3年以上から5年未満の交際が続いているカップルが一番多いと調査されています。しかし一般的には、1年以上続いていたら「長いカップル」と思われる傾向にあるようです。
いったい長続きするカップルたちには、どんな特徴があるのか気になるところですね。そこでここからは、長続きするカップルの特徴だけではなく、長続きしないカップルの特徴も含めて紹介していきます。
長続きするカップルの特徴①お互い干渉しすぎない
長続きするカップルには、「お互い干渉しすぎない」という特徴があります。
恋愛は楽しいことばかりではなく、不安もつきものですよね。しかし長続きするカップルは、お互いに自分の時間を大切にしているため、相手に干渉しすぎることはありません。そのため恋人を束縛することもなく、いつまでも仲良くいられる距離感を上手に保っているのです。
長続きしないカップル
一方長続きしないカップルは、自分自身の不安な気持ちから、つい相手を干渉してしまいます。不安を消したいがために、過度に相手を束縛してしまいがち。付き合い始めのころは良くても、だんだん相手は疲れてしまうため、短期間で破局してしまうのです。
長続きするカップルの特徴②本音をちゃんと伝える
長続きするカップルは、「本音をちゃんと伝える」という特徴もあります。
相手に対して不満が出てきたり、不安で悩んでいることがあれば、ガマンせずにちゃんと自分の気持ちを伝えます。本音をちゃんと伝えあえば、勘違いして悪いように思い込むことがないため、気持ちがすれ違うこともありません。
長続きしないカップル
長続きしないカップルは、言いたいことがあっても嫌われることを恐れて、不満を溜め込む傾向にあります。しかし言いたいことをガマンすると、その時は気持ちが治まったように思えても、どんどん不満や怒りは蓄積されていきます。しかも、そのストレスはいずれ爆発するので、ケンカ別れになりやすいのです。
長続きするカップルの特徴③ケンカしたとき素直にあやまる
長続きするカップルは、「ケンカしたとき素直にあやまる」という特徴があります。
どんなに仲が良くても、付き合いが3ヶ月~半年くらいになると、多少言い合いになることもありますよね。しかし③で説明したように、長続きするカップルは普段から本音を伝え合っているため、大ゲンカにはなりにくいでしょう。
そのためたとえケンカをしても、自分が悪いと思ったら素直にあやまります。また相手が悪かったとしても、すべて相手のせいにはしません。必ず「自分にも悪いところはあったな・・・」と反省しているため、ケンカが長引くことはなく、早めに話し合って仲直りしているのです。
長続きしないカップル
逆に長続きしないカップルは、変なプライドから素直にあやまれない人が多くいます。また自分の気持ちを伝えることはなく、相手のことを一方的に責める傾向にあるため、ケンカが長引き別れにつながりやすくなるのです。
長続きするカップルの特徴④スキンシップが多い
長続きするカップルは、「スキンシップが多い」という特徴があります。
スキンシップが多いカップルは、なぜ長続きするのでしょうか?答えは、幸せホルモンといわれる「オキシトシン」が、スキンシップによって多く分泌されるからです。
またドイツのボン大学では、「オキシトシン」が浮気を抑制する効果があると、大学教授レネ・ハールマンさんの研究によって証明されています。癒し効果だけではなく浮気防止効果もあるのですから、スキンシップを欠かさないようにしていきたいですね。
長続きしないカップル
逆に長続きしないカップルは、スキンシップが少ない傾向にあります。
付き合い始めのころは多かったスキンシップも、恋愛感情が落ち着いてくると月日が経つごとに減りがちに・・・。スキンシップが減ると、お互いにさびしさを感じ始めるため浮気に走りやすくなり、結果的に別れてしまうのです。
長続きするカップルの特徴⑤共通の趣味をもっている
長続きするカップルには、「共通の趣味をもっている」という特徴もあります。
なぜなら一緒に楽しめる趣味が多ければ多いほど、楽しい時間を共有できるため、新密度がアップしていくからです。また共通の話題も多くなり、一緒に行動する時間も増えるので、長続きしやすくなるのでしょう。
長続きしないカップル
長続きしないカップルは、趣味や嗜好がバラバラで、共通点が少ない傾向にあります。
たとえば映画ひとつにしても、好きなジャンルがひとつも合っていなければ、一緒に楽しむこともできませんよね。そのため、お互いに楽しい時間を過ごす頻度が少ないので、退屈な恋愛になってしまうのです。
長続きするカップルの特徴⑥お互いを尊重しあっている
長続きするカップルには、「お互いを尊重しあっている」という特徴もあります。
どんなに仲が良くても、価値観や考え方がすべて同じという人はいないものです。そのため長続きするカップルは、相手の価値観や考え方が自分と違っていても、理解しようと努力します。
また相手を尊重しているため、自分の考えを押しつけないので、言い争いになることもなく長続きするのでしょう。
長続きしないカップル
一方長続きしないカップルは、自分の意見や考えを相手に押しつける傾向にあります。自分とは違う相手の価値観が受け入れられず、「それは間違ってる」と否定しがちなので、ケンカ別れとなるケースが多いのです。
長続きするカップルの特徴⑦記念日を大切にしている
長続きするカップルは、「記念日を大切にしている」という特徴があります。
女性の多くは男性よりも、付き合い始めた日や誕生日など、記念日を大切にしたいと思う人は多いのではないでしょうか。長続きするカップルは、どんなに忙しくても記念日を忘れることなく、なるべく一緒に過ごすようにしています。お互いに相手を思う気持ちを大切にしているのも、長続きする秘訣なのでしょう。
長続きしないカップル
長続きしないカップルは、記念日などに対して面倒だと思っている傾向にあります。
特に男性の場合、「記念日とかめんどくさい」と思う人は少なくありません。しかし女性は、そういったところで「大切にされているか」を判断しているのです。自分がめんどくさいという理由だけで、年に一度しかない恋人の誕生日も祝えない男性とは、長く続かないのも当然かもしれませんね。
長続きするカップルの特徴⑧相手に期待しすぎない
長続きするカップルは、「相手に期待しすぎない」という特徴もあります。
相手に「恋人だから〇〇してくれるはず」というような、過度な期待をしません。そのため最初から期待していないので、やってくれたときには自然に相手への感謝の言葉がでてくるです。
素直に「ありがとう」と言えたら、相手も心地よいので「またやってあげよう」と思いますよね。つまり感謝の気持ちを忘れないことも、長続きするカップルの特徴といえるでしょう。
長続きしないカップル
長続きしないカップルは、相手に期待しすぎている傾向にあります。
相手に期待しすぎると、何もしてくれなかったとき「期待を裏切られた」と感じてガッカリしてしまいます。またそれが、ストレスにもなりますよね。そのためガッカリすることが何度も続くと、相手への気持ちが冷めてきてしまうので、長続きしないのです。