彼氏と喧嘩ばかりしてしまっている方へ。
一緒にいる時間が長くなるほど喧嘩ばかりしてしまうというカップルは多いです。喧嘩するほど仲がいいとも言われますが、会うたびに喧嘩ばかりだと、お互いに愛想が尽きて破局という流れにもなりかねません。これは何か対策を講じた方が良いかもしれませんね。
本記事では彼氏と喧嘩ばかりしてしまう時の対処法をご紹介します。
彼氏と喧嘩ばかりしてしまう時の8の対処法
①自分に非があると思ったら素直に謝る
付き合いが長くなるほど喧嘩の時に意地を張ってしまう傾向にあります。喧嘩の発端はあなた自身の行動であったり、あなたが悪いと分かっていても、つい意固地になって謝れない人も多いでしょう。意固地な態度は彼氏にも「かわいくない」と思われ、余計に状況が悪化してしまう可能性もあります。
長くお付き合いしているからこそ、喧嘩の際に自分が悪いと感じたら、素直に謝る姿勢が必要です。素直に謝罪することで、スムーズに丸く収まることは良くある話です。意固地になればなるほど喧嘩は長引きますし、長引かせたうえでようやく謝っても、なかなか許してもらえなくなってしまいます。
また、彼氏が素直に謝ってきた場合も、すんなり許してあげるようにしましょう。誤っているのに意地になって「許さない」という態度でいると、そのうち仲直りのタイミングを失ってしまいますよ。
②彼氏の意見を聞く
喧嘩ばかりになってしまうカップルは、もしかすると言い返す癖がついているのかもしれません。彼氏が話をしている途中や、意見を述べている途中で「でもそれは違う」とか「だって○○だったでしょ」など、言葉を遮って言い返していませんか。話を途中で切られる、しかも否定されるというのは、殊の外、イライラするものです。
まずは彼氏の意見を最後まで聞くように心がけましょう。途中で言い返したくなるかもしれませんが、そこはグッとこらえて、ひとまず最後まで耳を傾けます。あなたの意見は彼の話を最後まで聞いてから言えばいいのです。売り言葉に買い言葉のように、彼氏の言葉にいちいち反応していては、喧嘩の火種になってしまいます。
「彼の意見を聞いていたら、言いたかったことを忘れてしまう」という人もいますが、それはむしろ言わなくて良いことです。彼の意見を聞いて忘れるくらいの言い分は、その場の勢いで思いついたものです。話を聞いて忘れてしまったのなら、言う必要がない言葉だったと解釈しましょう。
③彼氏を「思い通りにしたい」だけ?
喧嘩の原因を冷静に考えてみると、意外にも自分のエゴやワガママが発端であることがあります。彼氏に腹を立てたらそれを吐きだす前に「私はどうして彼に腹を立てているんだろう」と考えてみましょう。その理由は彼が話を聞いてくれない、最近のデートは家ばかり、私のこと大事にしてくれない、など「してほしかったことをしてくれない」から怒っていると気づくことがあります。
これはあなたの期待に彼が答えてくれないということですが、彼はあなたの思うとおりに動く人形ではありません。あなたは喧嘩をすることで彼氏を「思い通りにしたい」と思っているのかもしれません。それが分かると、自分が彼に求めてばかりだったことに気づけます。
この考えをベースにすると、彼への怒りは軽減され、逆に自分の行動や言動を振り返ろうとします。彼にして欲しいなら、まず自分からやるべきだ、思い通りにならないのは当たり前、このように考えると、喧嘩なんて馬鹿らしくなるでしょう。
④イライラの原因を分析して予防線を張る
女性はホルモンバランスやバイオリズムの乱れに敏感なので、自分でもどうしようもないイライラに襲われることがあります。そういう時の彼氏のちょっとした言動は、普段は許せても、スイッチを入れてしまうものです。まずはあなた自身がイライラの理由を考えてみましょう。
生理前、仕事で失敗をしてモチベーションが下がっている、お腹が空いているなど、些細なキッカケでイライラのスイッチが入っていることに気づくでしょう。必要なのはそういった自分の精神状態が良くないことを意識して、その理由を探ることです。
それが分かったら、あらかじめ彼氏に知らせておくと良いです。女性特有のイライラというのは、男性には分かりません。「こんなこと言ったら迷惑かな」と考える必要はありません。男性は言われないと分からないので、むしろ言ってもらった方が助かるのです。お互いにイライラのバロメーターを共有しておけば、彼氏も「今は仕方ない」と歩み寄ってくれるので、喧嘩に発展することがなくなります。
⑤気づいてほしいという願望を捨てる
恋愛の中でよく陥ってしまうこととして「何も言わなくても分かってくれる」「すべてを語らなくても理解してくれる」という関係に憧れる傾向にあります。これを知らず知らずのうちに相手に求めていて、彼氏がそれに応えてくれないから、怒りや不満を抱えるという女性も多いでしょう。
しかし男性というのは、基本女性の気持ちを察するのが苦手です。できればちゃんと話してほしい、伝えてほしいと思っています。ですからあなたの期待通りに理解してくれない彼氏に腹を立てて喧嘩が始まってしまうのです。男性にはまったく悪気がないので、なぜあなたが怒っているのか分かりません。そんな態度が更に怒りを誘発させるでしょう。
これは男女の違いという部分に繋がります。男性は女性のように細やかな対応や気づきが苦手です。ですから察してくれるはずという認識は取り払って「言わないと気づかない」と変換しましょう。そして「気づいてほしいことは口に出す」を実行することで、喧嘩はかなり軽減されます。そして2人の関係性も良好になることに気づくはずです。
⑥手紙を書く
女性は男性よりも言葉巧みです。口喧嘩をすると男性は負けてしまう確率が高いといえます。ですから、彼氏と喧嘩ばかりのカップルの多くは、女性が彼氏にまくし立てて、彼氏は委縮してしまうという構図も少なくありません。イライラしていると余計に気持ちを分かってもらおうとして、まくし立ててしまいます。そうなるとあなたの彼に対する本当の気持ちが分からなくなってしまうでしょう。
そんな時は気持ちが落ち着いてから彼に手紙を書いてみるのがおすすめです。彼氏への手紙を書きながら、自分の気持ちと向き合うことができます。付き合った当時の気持ちや、付き合ってから彼にしてもらって嬉しかったことなどを思い出しながら、普段は言えない感謝の気持ちを文字にしてみると良いです。
気持ちが徐々に落ち着いてくると共に彼への気持ちを再確認できるので、喧嘩ばかりしているのが馬鹿らしく思えてきます。その手紙を読み返すことでイライラしていた気持ちも治まるのを感じるでしょう。
⑦同じことを繰り返さない
あまりにも喧嘩ばかりしてしまうのであれば、喧嘩をした時に「二度と同じ喧嘩を繰り返さない」と心に強く誓うようにしましょう。同じ喧嘩というのは、同じ理由で喧嘩を繰り返さないという意味です。せっかく仲直りしても、また同じような理由で喧嘩をしていては、喧嘩が減ることはありません。
せっかくエネルギーを使って喧嘩をしたのですから、しっかりと話し合ってお互いの言い分を出し合いましょう。その中で原因と解決策をハッキリさせれば、同じことがあっても解決することができますよね。この時に大切なのはお互いに歩み寄る姿勢を見せることです。
片方だけが妥協しても解決策とはいえません。お互いに悪いところは反省して、納得できる改善策を見つけていきましょう。くだらない意地は2人の関係を悪化させるだけです。解決策を見出した上で「同じ喧嘩はしない」と約束すれば、その分だけ喧嘩は減っていくでしょう。
⑧少し距離を置いてみる
彼氏を喧嘩ばかりしてしまう背景には、いつも彼がそばにいてくれることに慣れ過ぎてしまった可能性があります。最初は一緒にいられるだけで満足だったのに、時間が経つにつれて一緒にいてくれるのは当たり前、大切にされて当たり前、と思っていませんか。
こんな時は少し彼と会わない時間を設けて距離を置いてみることをおすすめします。近すぎて気づけなかった彼氏の行動が実は当たり前ではなかったことに気づけるでしょう。彼がそばにいないことでどんな気持ちになるのか、彼とこのまま別れても大丈夫かなどを確かめるうちに、彼氏の大切さに気付くことになります。
このように再確認をすることができれば、彼氏との関係を見直すことができますし、小さなことでイライラすることもなくなります。当たり前ではなかった、ということに気づくことで、彼と良い関係を構築していきましょう。
最後に
彼氏と喧嘩ばかりしてしまう時の対処法はいかがでしたか。喧嘩ばかりになる背景には、一緒にいる時間が長いことで相手への期待が大きくなっている、側にいるのが当たり前になっているなど、感謝の気持ちが薄れている時です。このままの調子で行けば別れの原因になる可能性もあるので、できれば早めに対処しておきたいですね。
彼氏と喧嘩ばかりしてしまう時の8の対処法
- ①自分に非があると思ったら素直に謝る
- ②彼氏の意見を聞く
- ③彼氏を「思い通りにしたい」だけ?
- ④イライラの原因を分析して予防線を張る
- ⑤気づいてほしいという願望を捨てる
- ⑥手紙を書く
- ⑦同じことを繰り返さない
- ⑧少し距離を置いてみる