インナーチャイルドを癒やして本来の自分の恋愛をしたい方へ。
恋人と付き合っている中、なんとなく本心ではない部分が出てしまったり、理由もないのに嫌われたらどうしようという不安に駆られたりすることはありませんか?それは幼少期の自分であるインナーチャイルドの存在が、素直なありのままの恋愛の妨げになっているのかもしれません。
傷ついてしまったままのインナーチャイルドをそのままにしておくと、恋愛などにも影響を及ぼすことがあります。

今回は、本来の自分の恋愛をする為のインナーチャイルドの癒し方についてご紹介します。
- インナーチャイルドとは
- インナーチャイルドと恋愛の関係
- インナーチャイルドを癒すことは出来るのか?
- インナーチャイルドを癒す事のメリット
- インナーチャイルドを癒す事のデメリット
- インナーチャイルドを癒す前の注意点
- インナーチャイルドを癒すセルフワークを行う時のポイント
- インナーチャイルド癒す方法①もう大丈夫であることを伝える
- インナーチャイルド癒す方法②攻撃ではなく協調する関係を目指す
- インナーチャイルド癒す方法③ありのままの自分を表現する
- インナーチャイルド癒す方法④肩の力を抜いて楽しむ
- インナーチャイルド癒す方法⑤困った時は周囲の人に助けを求める
- インナーチャイルド癒す方法⑥まだ起こってもいないことを心配しない
- インナーチャイルド癒す方法⑦もっと自由になってもOK
- 最後に
インナーチャイルドとは
無邪気なキラキラした子供らしい記憶の方をワンダーチャイルドという表現の仕方もあります。通常、日常生活の生きづらさや、恋愛でのギクシャクした感情などの原因にもなるものは、ネガティブな記憶のインナーチャイルドの方を指しています。
潜在意識の中の傷ついた子供の頃の記憶
インナーチャイルドは、「自分の中にある子供」という意味で使われています。一般的には、「心が傷ついたままの子供の頃の記憶」を指しています。心が傷ついた時の記憶を鮮明に覚えている場合もありますが、思い出すことが難しい記憶もあります。その理由は、インナーチャイルドが、潜在意識の奥深くにしまい込まれてしまっているためであったりします。

インナーチャイルドと恋愛の関係
恋愛をはじめる時も続けていくのも、本当の自分と向き合わなければなりません。相手を好きになるという心の変化は、意識できる顕在意識だけでなく、無意識の潜在意識の部分にまで及んでいきます。恋愛をする時になって、これまで自分でも気づかず封印してきたインナーチャイルドが、顔を出してくることがあります。
恋愛することに対するブレーキになってしまう
例えば、子供の頃、親に「おまえは何をやってもダメだ」と抑圧され続けていて、自分を表現することが苦手になっていたとします。
好きな人ができて交際したいと顕在意識で思ったとしても、潜在意識の中のインナーチャイルドが、「自分には無理だ」と最初からブレーキをかけてしまうこともあります。
インナーチャイルドを癒すことは出来るのか?
インナーチャイルドを癒すためには、まず、自分の潜在意識の中の「傷ついた子供」の存在を認める必要があります。
すでに自由に物事を選択できるはずの大人になっているにもかかわらず、インナーチャイルドの存在により、無意識に思考や行動に制限がかかってしまっていたりします。
そのことに気づくことができるだけでも、これまでの生きづらさの原因が理解でき、楽になることがあります。
自分に合った方法で癒すことができる
インナーチャイルドを癒すには、退行催眠、ヒーリング、心理カウンセリングなど専門家の指導のもと行う方法があります。自分自身でできるものでも解放のワークとしてさまざまなものがあります。
インナーチャイルドを癒す事のメリット
誰もが大人になるまでには、多くの経験を重ねてきています。その中には、うまくいったものだけでなく、失敗してしまったこともたくさんあります。本来は失敗も、成功するためのステップの途中の出来事に過ぎないので、問題はないはずです。
今ここに心が戻ることができる
一方で、その失敗やうまくいかなかった出来事が、そのまま潜在意識の中に凍結されてしまっていることもあります。凍結されてしまったインナーチャイルドの傷を癒してあげることで、本来の自分に戻っていくことができます。
心が過去に縛られていた状態から、今ここに戻ってくることができると、恋愛のチャンスのタイミングをしっかり掴むことができたり、恋愛に積極的になったりすることができます。
インナーチャイルドを癒す事のデメリット
インナーチャイルドも、浅いところに存在していて、軽い傷の場合には、大人になるにつれ自分でできることが増えていくことで、簡単に解放されていくものもあります。また、長年の付き合いのインナーチャイルドがいることで、無意識のうちに今の生活のバランスがうまく保たれていることもあります。
インナーチャイルドを癒さなければと囚われ過ぎてしまう
自分の中のインナーチャイルドに気づくことは大切ですが、癒さなければいけないと、囚われ過ぎてしまうのは問題です。傷ついてしまっているインナーチャイルドが悪いと思い込み、自分の中で分離しようとして、もっと状態が悪化してしまうこともあります。そのままの状態のインナーチャイルドをまず認めてあげ、今の自分と統合することが大切です。
別視点になるチャンスでもある
インナーチャイルドを癒すことにばかりエネルギーを注ぐことは、でデメリットである場合もあります。マイナスのエネルギーに視線を向け、うまくいかないと、いつまでもマイナスの波動を発し続けてしまうこともあります。
それより何かうまくできなかったインナーチャイルドが存在することで、別の道に視線を向けるチャンスになることもあります。心の傷に視線を向けることをやめることで、自分ができることに視線を向けることができるようになります。本来の自分が、得意なことや輝ける場所を、見つけるチャンスにつながっていったりします。
自分らしく輝くことができると、インナーチャイルドの存在もまるごと認めることができるようになります。
インナーチャイルドを癒す前の注意点
インナーチャイルドの癒し方は、自らが行うワークや、専門家によるヒーリング退行催眠、心理カウンセリングなど、さまざまな方法があり、自分に合った方法でおこなうことが大切です。
なぜなら、インナーチャイルドは自分で記憶している内容だけでなく、子供時代の自分自身を守る為に、潜在意識の奥深くに閉じ込めてある場合があります。その不都合な記憶を封印していることで、通常の生活が送れているということも考えられます。
無理に解放しようとあせらないようにする
自分自身でワークなどをおこなった場合、フラッシュバックのような恐怖や、いたたまれないような不安に襲われる場合は、それ以上進むことを一旦止めましょう。専門家によるカウンセリングなどを受ける必要がある場合も考えられるので、注意が必要です。
また、1度のワークなどで簡単に解決できると考えず、少しずつ恐怖や不安から解放をしていき、あせらず徐々に認知しながら進めていくことが大切です。
インナーチャイルドを癒すセルフワークを行う時のポイント
①子供の頃の自分を記憶の中で抱きしめる
親からの心ない言葉などで、傷ついてしまっている子供の頃に自分に意識の中で会いにいきます。大人になった自分が、そこにいる子供の頃の自分に、「大変だったね」「もう大丈夫だよ」と声をかけ、抱きしめてあげましょう。今は安全で安心できることを潜在意識に認知させることが大切です。
②存在するだけで価値があることを認める
子供の頃、親や周囲の人などから十分に承認されずに大人になった場合には、自分を好きになることができなくなっていることもあります。自分に自信が持てなくて、なんの役にもたっていないと考えてしまうということはありませんか?生まれてきただけで、奇跡な出来事で、価値のあることであるという潜在意識の書き換えをすることが大切です。
③自分の欠点も認める
傷ついたインナーチャイルドは、長所には目がいかず、自分の欠点でからだ全体を包み込んでしまいます。欠点を持っていない人などいないことを自分に理解させていきましょう。そして、欠点だけでなく長所も持っている自分を、まるごと認めてあげましょう。
④周囲の目より自分の意思を優先する
抑圧された潜在意識のインナーチャイルドにより、周囲の目線が気になってしまうことがあります。そのため大人になっても、意思表示がうまくできなかったりします。すでに抑圧してくる親などから自立しているのだから、気持ちを表現しても良いことを自分に許可してあげます。自分の本当の意思を優先しても大丈夫なことを、認めてあげましょう。
潜在意識を書き換える4つのステップ
以下でご紹介するインナーチャイルドの癒し方は、4つのステップで潜在意識の書き換えを行っていきます。
- インナーチャイルドが存在していることへの気づき
- イメージの中で、大人になった自分が、子供の頃の自分に会いにいく
- 潜在意識の中から吐き出された感情を受け止める
- 未来は自分で選択することができることを伝える
インナーチャイルド癒す方法①もう大丈夫であることを伝える
本来の姿の恋人同士の関係としては、お互い対等の立場で付き合える状態が理想的です。しかし、恋人に嫌われる・見捨てられるのではないかという不安が常にあって、言いたいことも我慢していることが多い場合は、インナーチャイルドの影響がある可能性もあります。
例えば、子供の頃に、親から抑圧的な態度をとられていて、いつも親の顔色を伺いながら育ってきた場合、言いたい事が言えないインナーチャイルドが存在していることがあります。
判断は自分で行って良いことを伝える
そんなインナーチャイルドを癒すには、落ちついた環境の中で、子供の頃の記憶に今の大人になった自分が戻ってみます。
そして今は大人になり、日常生活の判断を下すのは、親ではなく自分自身であることを認知します。今はもう、誰からも抑圧されることがなく、恋人に対しても自分の意見や感情を伝えることは、悪いことではないと感じることが大切です。
インナーチャイルド癒す方法②攻撃ではなく協調する関係を目指す
恋人との関係の中、日常生活のささいなことでもイライラして、怒りをぶつけてしまい、自分自身の感情のコントロールが難しいと感じる時はありませんか?
例えば、子供の頃、親からの虐待を受けていたり、暴言を日常的にあびせられていたりすると、恋人や周囲の人に対して、無意識のうちに親にされて嫌だったことと同じような態度をとってしまうことがあります。恋人に対して、「そうだね」とか「いいね」など同調するよりも先に、まず批判的な言動をしてしまうのは、同じような経験をしてきたインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
萎縮している心に寄り添う
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、親から虐待や暴言を受けていた子供の頃の自分の意識に戻ってみます。
大人になったこれからは、親から受けたイライラを他の人に転嫁することで、自分自身を守るのをやめましょう。相手に同調したり協調していったりすることで、本来の自分らしさを認めてもらう方法もあることを、少しずつ認知していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法③ありのままの自分を表現する
恋人に対して思い切り甘えてみたいという気持ちはあるのに、うまく喜怒哀楽を表現することができずに、常に消化されない気持ちを持ち続けているような感じはありませんか?
例えば、子供の頃、親や教師、友人などの周囲の人から、「やっぱりお前はダメな人間だな」などと言われ続けていると、自己肯定できないインナーチャイルドが存在してしまう可能性もあります。
そのままで愛される資格がある
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、周囲の人々から否定され続けている子供の頃の意識に戻ります。
大人になった今は、ありのままの自分を認めてくれる人々が存在することを受け入れ、凍り付いてしまった感情を少しずつ溶かしていく作業をしていきましょう。
インナーチャイルド癒す方法④肩の力を抜いて楽しむ
恋人の行動がいつも頼りなく感じ、何を決めるのも、自分自身が主導権を握らないと安心できないということはありませんか?
例えば、子供の頃、親から頼られていたり、年下の兄弟・姉妹の面倒をみてきたりした経験がある場合、自分がしっかりしなければ生活していけないと思っているインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
甘えても良いことを自分に許す
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、1人で頑張ってきた子供の頃の意識に戻ります。
恋人や周囲の人の意見の中には、自分自身が思いつかない世界が広がっています。それを少しずつ受け入れていくことで、もっと肩の力が抜け、自由な感情で恋人との生活を楽しむことができます。
インナーチャイルド癒す方法⑤困った時は周囲の人に助けを求める
自分は恋人にふさわしいのか、どんなふうに接したら相手が嬉しいのか、いつも自信がなく不安に襲われることはありませんか?
例えば、子供の頃、親から放任主義で育てられていたりして、人とのかかわり方などの距離間をどうとったらいいのかわからないままの場合、自分の行動に自信を持てないインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
素直に助けを求めても良いことを自分に許す
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、放任されていた子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、わからないことは、周囲の人々に助けを求めても大丈夫なことを少しずつ認知していきます。ありのままの自分で、恋人に寄り添い楽しい経験を重ねていく中で、劣等感を徐々に浄化していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法⑥まだ起こってもいないことを心配しない
恋人が、いつかは自分の元から去ってしまうのではないかと考えてしまい、いつも不安でいっぱいということはありませんか?
例えば、幼い頃両親が離婚していたりして、大好きだった親のどちらかと別れて暮らさなければいけなくなってしまった経験があるなど。片親になってしまったショックと寂しさを抱えたインナーチャイルドが、存在している可能性もあります。
同等な立場で意見を伝え合う
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、寂しさを抱えた子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、「大切な人が意味もわからずいなくなってしまうことはない」ということを認知していきましょう。恋愛相手に対して失ってしまうのではないかという不安から、一方的に尽くしすぎることはやめましょう。本来の恋愛は、同等な立場で意見を伝え合うことができるものなので、安心して感情を出していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法⑦もっと自由になってもOK
恋人の前でも、完璧な自分でいなければいけないと考えてしまうということはありませんか?
例えば、子供の頃、何か失敗してしまった時、親から強く叱られてしまった経験があるなど、その時の恐怖感を忘れることができずに、完璧にしなければいけないというインナーチャイルドが、存在している可能性があります。
完璧を求めて窮屈でいる必要はない
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、失敗してしまった子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、「完璧を求めて窮屈でいる必要はない」ことを認知していきましょう。失敗しても、どんどん新しいことにチャレンジしていく方が、自分自身も向上していけて、楽しい恋愛生活を送ることができるようになります。
最後に
インナーチャイルドを癒すには、落ち着いた環境の中で、体調や精神状態が整っている時に行うことが大切です。方法などもさまざま存在するので、絶対こうすべきというよりは、自分自身に一番しっくりくる方法を選択するようにします。
また簡単にインナーチャイルドが姿を現してくれるとは限らないので、リラックスできる環境で、数回に分けて行うなど長期にあせらず行うことが大切です。拒絶反応などがある場合には、無理に続けず専門家の指導を受けましょう。
本来の自分の恋愛をする為のインナーチャイルドの癒し方

以上、最後までご覧頂き、有難うございました。
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