恋人同士には、他の人間関係では起こることのないテレパシーのようなものが存在することがあります。なんとなく仲が良いからとか、長い時間一緒に過ごしているから、というだけではない理由があることも。
離れた場所にいるにもかかわらず、感情の起伏や物事の変化を感じ取れる現象や、意味のある偶然の一致のシンクロニシティは、心が通じ合っている2人に起きる奇跡の一例です。
今回は恋愛でのテレパシーについてご紹介します。
①ハイヤーセルフ同士がつながっている場合のテレパシー
「未知の感情で動かされる」
仲の良い同姓の友人同士の場合、趣味が同じであったり、一緒に出かける機会が多かったりして、同じような色合いの洋服を偶然着て来たり、別々の場所で同じ商品を購入していたり、という偶然の一致が起きることは珍しくありません。
一方、恋愛でハイヤーセルフが関係している場合、経験値によるテレパシー現象とは異なった形で現れることがあります。ハイヤーセルフとは、自分自身の魂の高次元の部分です。過去世・今世・来世でも、変化したり入れ替わったりすることはない存在です。
通常私達は自分自身の意思により、次の行動を決めています。どうしても、自分で決めると好きなことに偏りがちで、目の前の面倒な物事は避けて通ろうとする傾向になります。すると、変化のない日常生活になり、成長する物事に出会いにくくなり、新たな恋愛のチャンスを知らず知らずのうちに逃してしまっている可能性もあります。
ハイヤーセルフ同士が適切な時期に行動する
恋愛関係で、高次元の自分自身のハイヤーセルフ同士がつながると、「自分の意思という感覚ではなく、なんとなく今動かなければいけない気がするというような未知の感情」で動かされるようになります。今後の行く末を認知しているハイヤーセルフ同士が適切な時期に行動するためのテレパシーを送り合うことになります。
②守護霊同士がつながっている場合のテレパシー
「引き寄せられるような感覚」
それぞれの人には、どんな時も見守り続けてくれている守護霊が存在しています。スピリチュアルの世界では諸説ありますが、守護霊は、主護霊(ガーディアン・スピリット)、指導霊(ガイド・スピリット)、支配霊(コントロール・スピリット)、補助霊(ヘルパー・スピリット)の大きくは4つに分類され、それぞれの立場から、援助してくれています。
支配霊からのテレパシー
その中で、支配霊(コントロール・スピリット)は、人生に起きる転機や変化に対応している守護霊との位置づけがされています。引越しや転職、恋愛相手との出会いや結婚へのステップなどさまざまな分岐点に支配霊(コントロール・スピリット)は、かかわりを持っています。今世での最適な学びができるためのステージに導くために、さまざまなサインを送ってくれ、それをテレパシーという形で受け取ることになります。
「引き寄せられるような感覚」のテレパシー
これから恋愛関係になる2人が出会うための段取りとして、周囲の人や物事の変化が起こります。お互い自分の意思というよりは、「引き寄せられるような感覚」のテレパシーが起こり、出会うことになります。また、すでに恋愛関係にある2人の場合は、行動を起こすことで、自然に周囲の状況が動き出し、結婚へと導かれていきます。
③過去世からつながりのある魂同士の場合(ソウルメイト)のテレパシー
「気が合う」
今世で出会う人の中には、過去世でも、立場や性別を変えて何度も会ったことのある魂が存在します。そんな過去世からつながりのある魂同士の場合は、より鮮明なテレパシーによる交流が起こります。諸説ありますが、テレパシーでつながれるような恋愛関係になる代表的な魂同士の種類には、ソウルメイト、ツインソウル、ツインフレーム、ツインレイ、などがあります。
ソウルメイトのテレパシー
ソウルメイトは、別々の魂同士ですが、過去世でもなんらかのつながりがあり魂の成長のため助け合った関係であるため、恋人や夫婦になると、懐かしい感じや、相手の長所・短所をすんなりと受け入れることができます。「気が合う」というようなテレパシーの感じ方です。
④過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインソウル)のテレパシー
「相手の精神状態や体調の変化なども感じてしまう」
ツインソウルは、元は1つの魂が2つに別れた双子の魂で、過去世では、比較的正反対の経験をしてきた相手同士です。表面上は、異なった部分ばかり目につき、一見交わることは難しいように感じますが、魂レベルに意識を向けると、陰陽の部分が元の1つの魂に戻ろうとするパワーは、誰も止めることはできません。
ツインソウルのテレパシー
出会ってしまうと、さまざまな試練が訪れ、それと同じくらいに強く引き付けられ、「離れていて意識していない時でも、相手の精神状態や体調の変化なども感じてしまう」というようなレベルのテレパシーでつながりを持つようになります。
⑤過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインフレーム)のテレパシー
「魂レベルでの会話で通じ合う」
ツインフレームは、双子の炎と表現されることもあり、魂のオーラのようなエネルギー体の部分が同じ存在です。もう1人の自分を鏡で見ているような感覚で、同じ物の見方をするため、一緒にいてとても居心地が良く、恋愛関係でも夫婦でも、同じ目的に向って行くには、ベストパートナーとなります。異性としての魅力というよりは、魂同士の融合の心地良さを感じるため、ドキドキする恋愛というよりは、違和感のない落ち着きがもたらされます。
ツインフレームのテレパシー
誰もがツインフレームと今世で出会えるというわけではなく、ほとんどの場合は、1人が現世に肉体を持ち生活をし、もう1人は、霊的世界から見守っているという関係です。そのため、現世で2人が恋愛関係になった場合は、「言葉での会話というよりは、魂レベルでの会話で通じ合う」といった感じです。
⑥過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインレイ)のテレパシー
「脳を2人で共有している」
ツインレイは、魂の片割れ、唯一無二の存在です。何度も生まれ変わりを繰り返し、一定のレベルまで魂の浄化が成された状態でなければ出会うことは難しく、奇跡的な確立といわれています。自分にとって最高のパートナーであることを、一緒に過ごしていても、離れた生活をしていてもお互い確信できる相手です。
ツインレイのテレパシー
より魂の世界に近い存在で、現世での自分達の魂の成長のために出会うというよりは、2人で行うべき社会的使命達成のためであり、すべての魂の成長・浄化を助ける役割を担っています。ツインレイ同士の恋愛、結婚は、どちらかの片思いや感情の行き違いなどはありません。魂の組み合わせの中でも、最もテレパシーでの会話が成立しやすい関係です。「脳を2人で共有している」といった感覚です。
最後に
魂の世界では、言葉は必要ありません。すべての魂はテレパシーのようなものでつながっています。肉体を持った現世での魂にも、直観やひらめき、が存在し、どうしても今、行動をおこさなければいけない気がするといったような感覚が誰にも備わっています。過去世、来世にかかわらずご縁のある魂同士には、必ずテレパシーのような共通の伝達方法が存在します。奇跡的な出来事は、無意識の世界、潜在意識が起こしている現象です。守護霊やハイヤーセルフからのサインを受け取り、感度を上げるために自分を信じ、波動を上げるような言動を心がけることで、よりテレパシーが起こりやすくなります。
恋愛のテレパシーとは?心が通じ合っている2人に起きる奇跡
- ①ハイヤーセルフ同士がつながっている場合のテレパシー
「未知の感情で動かされる」 - ②守護霊同士がつながっている場合のテレパシー
「引き寄せられるような感覚」 - ③過去世からつながりのある魂同士の場合(ソウルメイト)のテレパシー
「気が合う」 - ④過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインソウル)のテレパシー
「相手の精神状態や体調の変化なども感じてしまう」 - ⑤過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインフレーム)のテレパシー
「魂レベルでの会話で通じ合う」 - ⑥過去世からつながりのある魂同士の場合(ツインレイ)のテレパシー
「脳を2人で共有している」
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。