真ん中っ子(中間子)の性格と恋愛傾向を知りたいあなたへ。
真ん中っ子というと、マイペースとか自由人といった印象を持ちやすいものですが、兄弟や姉妹など家族構成によっても変わりますよね。果たして実際のところはどうなのでしょう。
本記事では、心理カウンセラーの水沢桔梗が、真ん中っ子の性格や恋愛傾向をご紹介いたします。
まずは真ん中っ子(中間子)についてご説明します
真ん中っ子(中間子)とは、3人兄弟や3人姉妹などの真ん中に当たる子どものことです。兄(姉)でもあり、弟(妹)でもあるという立場の真ん中っ子は、少し変わった性格を持っている傾向にあります。
真ん中っ子(中間子)は親に放置されがち
長男や長女の場合、親は初めての育児なので子育てに一生懸命になります。しかし、2人目からは気持ちに余裕が出てくるため、長女や長男に任せたりすることも多くなります。
親は育児が落ち着いてきた頃に、3人目が欲しくなり末っ子が生まれると、末っ子は家族や親戚の中でも可愛がられて注目される傾向にあります。そうすると必然的に、真ん中っ子の存在は薄くなりがちなのです。
兄弟(姉妹)構成によって性格や特徴は変わる
真ん中っ子とは言っても、様々な兄弟(姉妹)構成があるため、それによって性格も特徴も微妙に変わっていきます。それでは、真ん中っ子の性格や恋愛傾向を分析していきます。
①頑固で我慢強さがある
真ん中っ子によくある傾向として、「我慢強い」という特徴があります。長男や長女からはこき使われやすく、親に甘えたくても末っ子がいるので甘えることもできず、自然と我慢することが多くなってしまうのです。
そのため、幼少期の環境から我慢強さが身につき、大人となり社会に出てからも、物事に我慢強く取り組むことができるでしょう。ただし、我慢もし過ぎると強いストレスとなるので注意してくださいね。
一度自分が決めたことは曲げない頑固な一面も
真ん中っ子には、一度自分が決めたことは曲げずに、最後まで取り組むという頑固な一面もあります。どんなに周りから反対されようとも、自分がやると決めたことは意地でも貫き通そうとする、頑固さもよくある特徴となります。
②努力家で負けず嫌い
真ん中っ子の特徴として多いのは「努力家で負けず嫌い」なところです。それは、幼少期に親から一番目をかけて貰いづらい位置にいるため、親に関心を持ってもらうための努力を惜しむことなくやってきたからです。
親の関心を自分に向けるために頑張ってきた努力家
真ん中っ子は、どうしても親から放任されやすいので「自分のことを見て欲しい」「努力を認めて欲しい」という気持ちが人一倍強い傾向にあります。そのため、努力することが当たり前となっており、勉強や仕事でも成果を上げようと熱心に取り組む人が多いでしょう。
③サバサバした性格の女性が多い
真ん中っ子は、親から放任されて育つ人が多いため、幼少期に「ワガママを言ったり感情的になっても、自分の思い通りにはならない」ということを学んでいます。そのためか、女性に多い「ネチネチしたしつこさ」はなく、サバサバした性格になりやすいようです。
男性的なサバサバ感がある
恋愛においても、恋人に期待し過ぎることはなく必要以上に求めることもありません。交友関係では「サッパリしていて付き合いやすい」と思われますが、あまりにサバサバしているので、恋人には「愛情が薄い」と寂しさを感じさせてしまうこともありそうです。
④周囲の空気を読むのが得意
真ん中っ子は上と下に挟まれて生まれ育ったため、兄(姉)が親から叱られたり褒められたりする様子を観察したり、末っ子がいるので自分が甘えられるタイミングを見計らったりなど観察力に長けています。そのため「周囲の空気を読むのが得意」な傾向にあるようです。
社会に出ると発揮されるスキル
真ん中っ子の、その場の空気を読んで行動できるスキルは、社会に出てから大いに役立ちます。相手の機嫌やその場の空気の変動をいち早く察知できるため、厄介なトラブルに巻き込まれるということも少ないでしょう。
⑤世渡り上手で出世しやすい
真ん中っ子はその育ってきた環境から、人の顔色や場の空気の変化に気づきやすいため、世渡り上手で出世しやすい傾向にあります。子どもの頃から親が、どうすれば喜んでくれるのか、またどうしたら褒めてくれるのかを学んでいるので「要領が良くこなせる」人が多いのです。
上司や先輩に可愛がられやすい
真ん中っ子は相手の気持ちを考えたり、相手がどうしたら喜ぶのか感じ取るのが得意なので、上司や先輩などに可愛がられやすいという特徴があります。そのためコミュニケーション力が高く、上手いこと出世して行く人が多いでしょう。
⑥自由が好きでマイペース
真ん中っ子では男女共に多い性格として「自由が好きでマイペース」という特徴があります。独自の世界観を持っている人が多く、大人になると自由人の特徴が顕著に現れるでしょう。
女性の場合は不思議ちゃんと思われることも
真ん中っ子には好奇心旺盛な人が多く、思い立ったら一人で突然旅行に行ってしまったり、人がやったことのないことにも積極的にチャレンジしていくところがあるので「変わっている」と思われがちです。
ちょっとマイペース過ぎるところがあるため、不思議ちゃんに見られてしまうこともあるのでしょう。
⑦束縛されることが大の苦手
上記で書いたように、真ん中っ子は自由が好きなので、束縛されることが大の苦手です。幼い頃より、一人の時間を有意義に過ごしてきた人が多いため、干渉されたり束縛されることは、真ん中っ子にとって極度のストレスとなるのです。
束縛してくる異性は避ける
恋愛においても、自分の自由な時間を束縛してくるような人は避ける傾向にあります。つき合い始めたとしても、相手が干渉や束縛をしてきた瞬間、一気に冷めてしまうでしょう。