略奪婚のカルマ的な意味
占い師として不倫や略奪婚について相談を受ける際に、よく聞かれるのが「不倫や略奪婚をしたらバチはあたりますか?」という質問です。
いわゆる「カルマ(業)」を作り出してしまうかどうかということだと思いますが、私の思う答えは「ノー」です。以下で理由を解説します。
①カルマの本来の意味はネガティブなものではない
カルマとは仏教の考え方で、「人間は全ての所業が蓄積し、個人の行動の傾向ができあがる」という意味です。その所業にはこれまた「善」も「悪」もなく、全ての行動がタンクに蓄積されていきますよ~ただ貯まったからといって何が起きるとかはないです~というのが本来の意味です。
現代で使われているカルマの意味はネガティブですが、本来の意味ではないのです。カルマはどんな行動でも蓄積されます。そしてその行動には良いも悪いもないのです。
②「〇〇するとバチが当たる」というのは人を操りたい人が使う言葉
幼少期にお母さんに「ごはん全部食べないともったいないオバケでるよ!」と脅された記憶がある人もいるでしょう。でも実際オバケはいないし、あれは単にお母さんがごはんを子供に残さず食べてほしいから言った言葉にすぎませんよね。
「不倫や略奪婚をするとバチが当たるよ」というのも同じで、誰も「バチ」の正体なんて知りません。だけども、あなたに不倫や略奪婚をしてほしくない。そういった人が言っているにすぎないと思います。
略奪婚は幸せになれない?早死する?
占いにくるお客様に、略奪婚は世間的にはアウトだけどもスピリチュアル的には「善」も「悪」もないと何度お伝えしても「でも幸せになれないですよね?早死しますか?」と聞いてこられる方もいらっしゃいます。
このような方は意識が完全にネガティブに振り切っていて、自分で悪いことを積極的に引き寄せてしまっていると感じます。とってももったいない!
略奪婚で「バチ」が当たって報いを受ける人の特徴
前述で、あなたの意識が略奪婚を「悪」とするなら、略奪婚では幸せになれないと書きました。全てはあなたの意識が決めてしまうことなので、意識の持ちようによっては自分自身に「バチ」を当ててしまう可能性だって大いにあるのです。まさに自分から悪いことを引き寄せにいってしまっている状態。
ではどのような意識を持つ方が自分自身に「バチ」を当ててしまうのか見ていきましょう。
①悪いことをすると必ず自分に返ってくると思っている人
「悪いことをすると必ず自分に返ってくる」と意識が信じてしまっている人は、当然のように悪いことを引き寄せてしまうでしょう。全ての行動に「善」も「悪」もないのに・・・もったいない。
②罪悪感や不安がいつも心の中にある人
罪悪感や不安はスピリチュアルの世界ではもっともいらない、捨てるべき感情です。なぜなら罪悪感と不安はとても強いエネルギーを発揮して、急速に悪いことを引き寄せてしまうから。セドナメソッドやホオポノポノなど、感情を手放すワークを実践して捨ててしまいましょう。
③悩んでいる状態が好きな人
いつも何かを悩んでいる人、周りにいませんか?その方は自分自身は気づいてないかもしれませんが、無意識に悩むことにハマってしまっている可能性も。
「どうしよう」、「困った困った」となっている自分が好きならいいのですが、無意識にどんどん新たな問題を引き寄せてしまっているので、悩むことが習慣になっているならやめてしまいましょう。
④略奪婚の悪い結末を決めてしまっている人
何を話しても「でもどうせ幸せになれないですよね?」「でもどうせ別れて終わりますよね?」と結末を自分で決定してしまっている人がいます。何度も何度もその悪い結末を頭の中で思い描いてしまっているなら、それはもう望んでしまっているのと同じ。あなたが本当に望む結末はなんですか?
続いて、略奪婚でも幸せになれる人の特徴を解説いたします。