切ない歌が聴きたい方へ。
失恋や別れ、卒業やお祝いなど人生のシーンの中で、その時に耳にした曲を聞くと切なくなるという経験はありませんか。誰でも聞くと思わず涙が出てしまうような、切ない歌があるはずです。
また、思い切り泣きたい時にも、こういった切ない歌があると上手に泣く手伝いをしてくれそうですね。この記事では思わず涙がこぼれる切ない歌ランキングを20曲ご紹介します。
切ない歌ランキング①「ふたりごと」RADWIMPS
2006年5月17日に発売されたRADWIMPSの通算6枚目シングルです。優しくゆったりとしたメロディーが心地いいと評判のラブバラードです。物語の中に迷い込んでしまいそうなRADWIMPSの世界観はさすがですね。そんな世界観に共感するファンも多く、聞きながら号泣したという声も多く聞こえてくる切ない歌です。
君と書いて恋と読んで
僕と書いて愛と読もう
そうすりゃ離れそうもないでしょう？
いつかそんな歌作るよ
君と僕が登場するのですが、君と出会えた奇跡を言葉で表現した歌詞と美しいメロディは素晴らしいです。前半は切ないというより悲しい現実を歌っていますが、後半は真っ直ぐな愛情が伝わってきて、感動してしまいます。語りかける手紙のような言葉が胸を打って思わず涙を誘う一曲です。
切ない歌ランキング②「泣いてもいいんだよ」ももいろクローバーZ
2014年5月8日に発売されたももいろクローバーZの11枚目のシングルです。映画「悪夢ちゃん The 夢ovie」主題歌として起用されていたので、CMなどで耳にすることも多かったですね。作詞作曲はなんと中島みゆきさんです。一度聞いただけで耳に残り、なぜか口ずさんでしまう人が続出するというじんわり染み込むような楽曲です。
泣き虫な強い奴なんてのが
いてもいいんじゃないか
全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか
全然今なら泣いてもいいんだよ
本当に強い人、優しい人は、弱い人の気持ちが分かる人とはいいますが、まさに「泣き虫な強い奴」という言葉にグッときます。泣きたいのを我慢している人が聞けば、きっと素直に泣けるのではと思わせる説得力のある歌詞です。泣けなくて苦しい思いをしている人はこの曲を聞いて思い切り泣くのもいいかもしれませんね。
切ない歌ランキング③「Story」AI
2005年5月18日に発売されたAIの12枚目シングルです。発売当時はテレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」6月度エンディングテーマとして起用されていましたが、その後、様々なCMで耳にするようになりました。AIの力強いボーカルが背中を押しながらも、歌詞を聞くと胸がジーンとして、涙がこみ上げてくる名曲です。
一人じゃないから 私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから
私は君に守られていて、私も君を守る、この1人じゃないという強いメッセージは多くの人の心に響きます。そばにいなくてもいつも背中を押してくれるような応援ソングですが、1人の時に聞くと、自分の中の大切な人を思い出して、涙が出てしまう曲ですね。多くの人がこの曲に泣き、元気をもらっていると思います。
切ない歌ランキング④「三日月」Dreams Come True
1999年1月20日に発売されたDreams Come Trueの24枚目のシングル「朝がまた来る」のカップリングに収録されています。フジテレビドラマ「救命病棟24時」挿入歌として、「朝が来る」と共に印象に残っています。ボーカルの吉田美和さんのいつもは元気な声がどこか切なくて涙を誘う切ないバラードです。
照らして あの人を想うこころを
頼りなくしぼみそうになる想いを
十五夜ごと 欠けてもまた満ちる力を
ひとしずくだけ こぼして下さい
メロディの雰囲気も、歌詞も、歌声もどこかに寂しさや切なさを含んでいて、前奏を聞いただけで涙が出てしまう名曲です。弱い自分の心をどうにかしたくて、月の満ちる力に訴えかける歌詞や、会いたいのに会えない人を求める切なさは、誰にでも経験があるのではないでしょうか。短い中にもじんわりと涙を誘う楽曲です。
切ない歌ランキング⑤「手紙～拝啓 十五の君へ～」アンジェラ・アキ
2008年9月17日に発売されたアンジェラ・アキの8枚目のシングルです。NHK「みんなのうた」や合唱コンクールの主題歌に起用されるほど今では有名な曲になっていますね。アンジェラ・アキの力強い歌声が悩む思春期の少年少女を応援している様子が伝わります。後半の明るく盛り上がるメロディは希望の光が見えるようです。
今 負けないで 泣かないで
消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
誰もが通る思春期の不安や悩みを大人になった自分が励ますという構成ですね。不安で眠れない夜、上手くいかない友達関係、将来が見えなくて消えたいという想い…に対して「自分の声を信じて」という歌詞は、誰もが元気づけられて前を向けたのではないでしょうか。自分に重ね合わせて思わず涙する一曲です。
