不倫でも純愛と言えるのはどんな関係か知りたい方へ。
いけないと分かっているけれど、やめられない。
本当は運命の人だけど、出会ったのが遅かっただけ。
心から愛されているのは、私の方。
不倫は、そもそも人のパートナーを盗っている時点で純愛とは言えない!という声の方が圧倒的に多いと思います。しかし、本当にお互いのことを純粋に愛しているカップルなら、不倫も純愛と言えるのではないでしょうか。
今回は、不倫でも純愛だと認めざるをえないカップルの条件を考察しました。
①配偶者に対して愛がない
自分が既婚者の場合も相手が既婚者の場合も、それぞれの配偶者に愛情がなくて、お互いに思い合っている場合は純愛の要素に入ります。配偶者も好きだけど、不倫相手も好きというのは、ただの浮気心なので、純愛にはならないでしょう。
無自覚で不倫相手を思い浮かべる
家にいてもお互いのことばかり考えてしまう、相手が喜びそうなことを自然に考えてしまうなど、無自覚で相手を思い浮かべるようになるのは、いわゆる恋に落ちた状態です。お互いにそのような状態であれば、不倫でも純愛と呼べるのではないでしょうか。
②相手に離婚を望まない
不倫カップルのどちらが既婚者であっても、離婚を望まないのはひとつの愛の形です。人というのは好きな人を手に入れたい、一緒にいたい、最終的には結婚して子供が欲しいとなるものですが、不倫の場合はそうはいきません。自分たちが結婚する為には、少なからず不幸になる人がいるのです。
相手が既婚者である以上、選ぶ権利はない
それを自分だけが幸せになればいいという考えで、相手に離婚を願うのは純愛とは言えません。どんなに想い合っていようと相手が既婚者である以上、選ぶ権利はないのです。それをわきまえた行動ができるのであれば、純愛と言えるかもしれません。
③不倫相手との結婚を望まない
既婚者相手に離婚を望まないのと同時に結婚も望まない、そんな風に考えられますか。不倫は世間的には許されない行為です。自己犠牲にも似ていますが、相手に何も望まないことが最低条件になります。
結婚などは関係なしに2人でいたい
不倫しているカップルが結婚したいとか、結婚を迫るとかで騒いでいることがありますが、相手に何かを望む不倫は純愛とは言えません。結婚などは関係なしに2人でいたい、それでもお互いに想いあえるのが、純愛なのだと思います。いつか結婚できると少しでも望みを抱いている場合は他の相手と結婚した方が幸せになれます。そういった規約がなくても一緒にいたい相手なのかが分かれ目です。
④一緒にいると心が安らぐ
不倫はとてもリスクの多い行為です。わざわざ不倫を選ばなくても、もっと楽しい恋愛はたくさんあります。しかし例え不倫でもその相手と一緒にいると心が安らぐ、心地良い、そういった精神的な面でのつながりを求めている場合もあります。
罪悪感を越えるほどの安心感や癒しがある
不倫は不安や精神的な罪悪感の方が多いものです。しかしそれを越えるほどの、安心感や癒しがあるのであれば、そしてお互いに同じように感じているのであれば、純愛と言っても良いでしょう。一緒にいる方が自分らしくいられる場合も同じです。
一緒にいて何かしらのマイナスな感情が動く場合は、その不倫はやめた方が良いです。そうでないのであれば、純愛なのかもしれません。
⑤不倫相手と離れている時間も充実している
不倫にのめり込むと「いつでも会っていたい」「一緒にいたい」と考えてしまうのが女心です。しかしあまりにその相手ばかりに執着した恋愛は不倫でなくとも、遅かれ早かれ別れに向かうでしょう。
仕事も手に付かないのは「執着」
不倫相手と離れている時こそ、あなたの生活は充実していますか。会いたくて仕方なくて仕事も手に付かない、友達にも合わずに引きこもっているようでは、純愛ではなく「執着」です。
執着で一緒にいるようでは、その恋愛は長くは続かないでしょう。相手がいるから仕事を頑張れる、会えない日でも自分の世界観を持っている、そして会えた時には最高の時間を過ごせる、そんな関係であれば、純愛とは呼ぶに相応しいと言えるかもしれません。
⑥お互いに必要な存在であること
不倫は片方が本気でも相手が遊びと割り切っている場合が多いです。また、初めは遊びだったのに、付き合って行くうちに本気になってしまったというパターンも少なくありません。どちらかが遊びの付き合いだと割り切っている場合は、もちろん純愛には該当しません。
見えない絆が生まれている
もし純愛と呼べるものがあるのであれば、それはお互いに本気でお互いが必要である場合が当てはまります。一度、離れてみるのも良いでしょう。そばにいるだけでは本当に必要かは分かりません。離れても、例え会えない日が続いたとしても、お互いが必要な人として一緒にいたいと思うのであれば、純愛を貫いてください。そこには見えない絆が生まれている可能性があります。
⑦体の関係がない
不倫というと体の関係だけを求めた、足りない部分を満たすだけというパターンがあります。そうでなくても男女の仲ですから、付き合っていれば体の関係を持つのは自然の流れです。
プラトニックな関係を保ったまま良い関係を続けている
しかし中には体の関係を一切持たずに、それでもずっと付き合っているカップルもいます。特に男性にとって体の関係がないのは、考えられないほどツラいことなのです。しかしプラトニックな関係を保ったまま良い関係を続けている相手であれば、純愛と言える可能性が高いです。
ただ、相手に惹かれただけという単純な想いで一緒にいるのは素晴らしいことです。その想いをそのままに貫いて欲しいものですね。
⑧別れる覚悟がある
不倫の恋愛は普通の恋愛と違って別れる確率の方が大きいのが特徴です。既婚者は滅多なことでは離婚をしません。どんなに一緒にいても、結局は独身側の結婚適齢期頃には破局を迎えます。
いざという時はお別れをする
近しい未来にそうなることを覚悟して、それでも付き合って行けるのであれば、それは純粋に相手が好きだということです。もちろん、結婚適齢期を逃しても文句を言ってはいけません。自分で選んだ道だ、そのくらい相手が好きなのだから後悔はしない、でもいざという時はお別れをするという覚悟があるのであれば純愛として認めても良いかもしれませんね。
不倫はいつか終わりが来ます。それをも受け止めた状態でも相手が好きなのであれば、そのまま進むしか道はないでしょう。
最後に
不倫でも純愛だと認めざるをえない8つの条件はいかがでしたか。不倫自体がそもそも純愛ではないという人もいるでしょう。不倫をするならそのくらいの覚悟を持つべきです。持てないのであれば初めから不倫はすべきではありません。強い意思と覚悟の上で不倫でも純愛ではというのが成り立つのではないでしょうか。