結婚相手の選び方に悩んでいる方へ。
「この人となら!」「この人しかいない!」と思って結婚を決めても、「こんなはずじゃなかった!」「この人じゃなかかった!」と離婚してしまうカップルはたくさんいます。恋愛をしているだけでは見えないことが、結婚生活を始めると見えてくることがその原因のひとつでもあります。
そこで、この記事では、実際に結婚をして、結婚相手の選び方を間違えて離婚をした私が考える、結婚相手の選び方をご紹介します。
結婚相手の選び方①自分の家族を大切にしているか
結婚をすれば、相手の家族は義理とはいえ自分の家族になるわけです。彼あるいは彼女と実家との関係が気まずい場合には、あなたもその気まずい関係の中に入らなくてはいけません。
その際には、離れて暮らしている兄弟や姉妹との関係、どんな人なのかなども、できる限りチェックしておきましょう。
結婚相手の選び方②自分を後回しにして周囲の人のために動けるか
結婚をして、特に子供ができると、自分の時間はほとんどなくなります。男性の場合、奥さんが出産をすれば、家事を手伝ったり、初めての出産や育児で戸惑っている奥さんをサポートする必要もあります。
そんなときに「自分の趣味の時間が欲しい」「ちょっと一人にしてくれ」なんて言う相手では、先が思いやれます。
結婚相手の選び方③仕事は長く続けているか
仕事をただ長く続けていればいいというわけではありませんが、2-3年の短期間で仕事を辞め、何度も転職を繰り返している人は、仕事ができない、根気がない、自分が向いていることを見極められていないといったタイプであることがあります。
今の仕事が高収入だからOKではなく、過去の仕事などもさりげなく訪ねてみましょう。
結婚相手の選び方④手に職、技術があるか
終身雇用の体制が崩れた今、転職をして次の仕事を探すのも厳しい時代です。そんなとき、技術者だったり、製造業で活かせる技術を持っている人の方が転職先や再就職先を見つけやすいことも多いです。
結婚相手の選び方⑤貯金はどのくらいあるか
付き合っている段階で恋人に貯金を尋ねることは難しいかもしれませんが、結婚してみたら借金があった、結婚してみたら貯金がゼロだったでは困りますよね。普段のお金使いは当然のことですが、貯金などもわかればチェックしておきましょう。
結婚相手の選び方⑥酒、たばこ、ギャンブルをするか
適度なお酒やたばこは許容範囲という人も多いでしょうが、度を過ぎたお酒や、かなりの量のたばこを吸うヘビースモーカー、そしてギャンブルをする人はNGという人が多いと思います。素直に打ち明けてくれる人はいいですが、意外にギャンブルをすることを隠している人も多いと聞きます。
結婚相手の選び方⑦健康状態が良い
見た目健康そうに見えたのに、会社の健康診断で再検査項目があるという人も結構います。若い男性の一人暮らしで、まったく料理をせず、いつも外食だったり、インスタント食品ばかりという人だっています。
結婚した途端に病気をした、あるいは将来大きな病気になった、では困ります。
結婚相手の選び方⑧共通の趣味はあるか
旦那さんの趣味がアウトドアや釣り、奥さんの趣味がお買いもの…では、週末は別々に過ごすことになってしまいます。毎週末一緒に過ごす必要もありませんが、テニスやゴルフなどなにか1つぐらい、一緒に週末に楽しめる趣味があるといいですよね。
結婚相手の選び方⑨子育てに対する価値観は同じか
周囲の夫婦を見ていると、お受験をさせたい奥様と、お受験なんていらないという旦那様だったり、野球をやらせたいパパと、英語を勉強させたいママなど、子供の教育方針でぶつかっているご夫婦が結構います。
親の教育方針というのは、自分が小さい頃に置かれていた環境に影響されていたり、自分が幼少期に実現できなかったことを子供に託そうとしたりするものです。
結婚相手の選び方⑩義理の家族の人柄
付き合っているときにご挨拶をしたりした時には、とてもいい感じの人だったからといって、結婚して姑・舅になってもいい人とは限りません。
母親は彼から子離れできているか、自分の息子を優先せず、お嫁さんになるである人を立てるぐらいの気配りをしてくれるか…など、結婚生活後のことを想像しながら、結婚相手の家族の人柄は十分にチェックしましょう。
結婚相手の選び方⑪友人は多いか
友人が多すぎるのも問題ですが、少ないのにはそれなりの理由があるはずです。
学生時代にコミュニケーションが苦手で友達ができなかった人は、結婚してもコミュニケーションでトラブルが発生しそうです。友達が多すぎても、飲み会にばかり行ったり、すぐに友人を家に呼んだり…でトラブルになる可能性もありますけどね。
結婚相手の選び方⑫自分の身のまわりのことは自分でできるか
これは男性ばかりではなく女性にも言えることです。ずっと実家暮らしで、掃除も洗濯も母親任せという場合には、結婚しても家事が上手にできなかったり、家事をすることが苦痛になり不満を言うようになることがあるからです。
結婚相手の選び方⑬料理の腕
プロ級の腕前が必要と言うわけではありませんが、男性の場合には妻が病気をしたとき、妻の出産時には多少料理できる方がいいですよね。妻が熱があるのに「飯は?」なんていう男性も、まだまだいます。
女性の場合でも、毎日料理を作り続けますから、最低限のことはできた方が、仕事をしながら家事も料理も…となったときに助かります。
結婚相手の選び方⑭病歴
遺伝しやすい病気というものもあります。とても好きになった彼あるいは彼女のご家族にそういった病歴があるからといって別れることはないかと思いますが、結婚後の2人の将来に影響することもありますから、そのあたりもわかれば知りたいですよね。
病気がちな家族がいるとか、自分の家系ではガンで亡くなった人が多いといったことを、結婚前に正直に話してくれる人は誠実な方だと思います。
最後に
結婚相手に求める条件は「優しさ」「誠実さ」…。もちろん、そういったことも大切です。しかし結婚後毎日一緒に生活をして、家計と共にして、子供を一緒に育てていくときには、ここで紹介したようなことが重要になってきます。恋人同士のデートではなかなか見えない部分ですが、結婚前にはチェックしておくことをおすすめします。
結婚相手の選び方は
- 自分の家族を大切にしているか
- 自分を後回しにして周囲の人のために動けるか
- 仕事は長く続けているか
- 手に職、技術があるか
- 貯金はどのくらいあるか
- 酒、たばこ、ギャンブルをするか
- 健康状態が良い
- 共通の趣味はあるか
- 子育てに対する価値観は同じか
- 義理の家族の人柄
- 友人は多いか
- 自分の身のまわりのことは自分でできるか
- 料理の腕
- 病歴
以上、最後までご覧いただき有難うございます。