メンタルブロックを外す為のポイント
メンタルブロックには、それぞれ深さの段階が存在しています。その段階により解除のしやすさは違ってきます。そのため、一人ひとり解除の仕方は異なっていきます。なぜ自分は簡単に外すことができないのかと焦ったり、自分を責めたりしないようにしましょう。
①簡単に外れる段階
なんとなくうまくいかないと思っていたことの原因が、思い当たるケースもあります。解除の経験談を読んだり聞いたりして、自分でも同じ方法を試してみて、簡単にメンタルブロックが外れる段階です。
②原因がわかれば外れる段階
メンタルブロックがあることは自覚していても、その原因がどこからきているのかわからない段階です。その後、周囲の人に話すことなどにより、これまでの行動は、マイナスの思い込みからきていたということに気づくことができるようになります。客観的に自分を見ることができるようになってくると、徐々にブロック解除されていきます。
③原因が判明しても外すまでに時間が必要な段階
長期間、マイナスの思い込みを抱えたまま生活してしまっていたりします。原因がわからなかった段階から、専門家のワークなどを受け、原因究明がなされても、完全に解除するまでに時間を必要とする段階です。
④原因さえわからず専門家の援助が必要な段階
専門家のさまざまなワークを受け、自分で解除しようと努力しても、なかなかメンタルブロックが外れない段階です。変わりたいという意思とは逆に、原因究明されては困るという潜在意識が働いていたりします。メンタルブロックがある状態が、いつの間にか自分にとって都合の良い状態として、定着してしまっていたりします。自分に合った、専門家のカウンセリングを受けるなどしていく必要があったりします。
メンタルブロックを解除する時の注意点
メンタルブロックを解除するには、その原因がどこにあるのか、潜在意識にアクセスする必要があります。誰かに話しをしたり、解除した人の経験談を聞いたりしただけで、気づきが生まれ簡単に解除されるものもあります。
拒絶反応が出た場合には専門家の援助を受けましょう
一方で、本当の原因がわからなったり、原因が判明してもなかなか解除できなかったりするケースもあります。潜在意識の中の原因を探ろうとする作業をはじめると、現状を維持することで、自分を保とうとするため、拒絶反応がさまざまな形で出る場合もあります。不都合な反応が出た場合には、個人で頑張り続けるのではなく、専門家の援助を受けるようにしましょう。
メンタルブロックの基本的な外し方
①マイナスの思い込みがあったことに気づく
軽いメンタルブロックの場合には、自分自身の固定観念から生まれているものであったと気づくことで、解除できる場合があります。マイナスの思い込みを解放し、できるようであれば行動してみると、予想に反して簡単にできてしまったりします。
②過去の記憶にアクセスする
メンタルブロックの原因がわからない場合、過去の記憶に遡っていく必要があります。例えば、自分の中の心のモヤモヤの感情を、ノートなどに書き出し潜在意識を浮かび上がらせてみます。過去の出来事に縛られていたことを認識できた後は、新たな記憶に書き換えていきます。例えば、「古い電球を外して、新しい電球に付け替える」というようなイメージワークもあります。
③なかなか解除できない場合は専門家の指導を受ける
メンタルブロックの原因がわかったつもりで、感情を解放しようとしても、なかなかうまくいかない場合があります。自分で考えている原因以外に、潜在意識の奥深くに本当の原因が隠れているケースもあります。長期にわたるメンタルブロックの場合には、解除することに対する抵抗感があったりします。そんな時は、専門家によるカウンセリングなどを受けるのも1つの方法です。
④本来なりたい自分の方向にエネルギーを統一する
メンタルブロックが解除された後の行動も大切です。これまでは、なりたい自分とは逆方向にメンタルブロックが存在していました。そのため、気づかぬうちにアクセルとブレーキを同時にかけている状態で、進むことができない苦しみの中にありました。ブロック解除したままではなく、その後本来なりたい自分の方向に顕在意識と潜在意識のエネルギーを統一していく必要があります。