㉑自分に自信がない
DV加害者になりそうな彼氏は「俺は凄いんだ」という主張が激しい反面、普段は大人しく気が弱い一面があり自己主張ができない性格である場合があります。これはどこかで自分に自信がないことの現れで、それを暴力で解消しようとするのです。例えば会社では上司に頭を下げてばかりの男性が、家に帰ると家族に尊大な態度をとるというのを聞いたことがないでしょうか。
本当は誰よりも上に立ちたいのにできない
本当は上司に意見をしたり、同僚より上に立ちたいという気持ちが人一倍あるのに、それができない自分にイライラしてしまいます。仕事に対して自信があればもっと前に出られるのですが、自信がないので自分より弱いものにしか当たることができないのです。その相手が恋人や家族になるのは言うまでもありません。
㉒本来の自分を抑え込んでしまう
DV加害者になりそうな彼氏というのは、本来の自分を上手く表現できません。会社では上司の言いなり、同僚に馬鹿にされたり、後輩に追い抜かれてしまう、仲間と会っても「お前は相変わらずだなぁ」と弱者扱いをされても文句も言えない、このように本来の自分を抑え込んで「良い人」を演じてしまう傾向があります。
自分より弱い人間の前で爆発してしまう
子供の頃ならまだしも、社会人になって経験を積めばそれが自信になって「自分らしさ」は確立されるものです。その結果、誰に対しても対等に向かい合うことができるようになります。しかしDV男はいつまでも自分を抑え込んだまま、本来の自分を出すことができません。その結果、自分より弱い人間の前でだけ強い自分を誇示したくなるのです。
㉓女性とは分かりあえないと思っている
男性と女性では考え方も嗜好も異なります。しかしお互いの考えを聞いて受け入れることで、少しずつ歩み寄り一緒に過ごすことが可能になります。ところがDV加害者になりそうな彼氏にとって女性とは「何をしても分かりあえない相手」と決めつけている傾向があります。何を話しても無駄なので女性の意志を配慮することはありません。
女性って何考えているのか分からない
基本的にDV男は女性との距離の取り方が分からずに暴力行為に出るといわれています。どう接していいか分からないから、自分の強さの象徴である暴力でコミュニケーションを取ろうとしているのかもしれません。普段から「女性って何考えているか分からないよね」などと言っている男性は要注意です。
㉔人格を否定する言葉が多い
DV加害者になりそうな彼氏の言動には他人を否定する言葉、特にその人の人格を否定する言葉が目立ちます。当人のいないところで「アイツは何をやっても駄目だ」「1人じゃ何もできないくせに」といった他人の悪口を聞くことがあります。出来が悪い人がいるのは事実ですが、良い面があるのも事実です。そこまで悪いことばかりを並べるのはDV男ならではの特徴といえるでしょう。
否定されることであなたの自信を奪っていく
DV加害者になりそうな彼氏とお付き合いを始めると、この言葉があなたに降りかかる可能性が高くなります。思い通りにならないあなたに対して、「俺の言うことを聞いていればいいんだ」という否定的な言葉を発するようになるでしょう。否定の言葉はあなたから自信を奪っていきます。もし気になる言動がある場合はなるべく関わらないようにした方が良さそうです。
㉕自分を特別な存在だと思っている
DV加害者になりそうな彼氏は自分が特別な存在で「暴力を振るう権利がある」と思っている可能性があります。暴力が本来いけないものだというのを分かっているのに、自分は特別だからという偏見的な考えにより、「自分が暴力を振るうのは悪いことではない」という歪んだ考えに行きつきます。
奉仕されるのは当たり前だと思っている
一方で女性側にはそれを否定する権利はなく、「男性のいう事を聞くだけでいい」と考えます。ですから女性が男性を世話して、男性を愛するのは当然、と考える裏でDV男が女性に同じような態度を示すことはありません。男性は女性よりも特別で優位な権利と持つと主張し、奉仕される側であると認識しているのです。
最後に
DV加害者になりそうな彼氏というのは、普段は穏やかで優しい顔をしている人が多いようです。しかし仲良くなるにつれて、否定的な言葉が多かったり、女性を弱いものとして見ていたり、クレーマー気質だったりと、DV男である一面が見え隠れするようになります。怒ったら豹変するなど「恐怖」を感じるのであれば、早いうちに距離を置いて深入りする前に遠ざけた方が良いでしょう。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。