DV被害者の特徴㉑周りの人から十分な愛情を受けていない
本当は愛されたいのに、十分な愛情を得られなかったという経験を持つ女性もDV男に引っかかる可能性が高いです。相手の本性がどれだけ酷いDV男だったとしても、深層心理では「好きでいたかった」という強い気持ちがあります。その結果、DVを受けても同情的な感情を生み出し離れられなくなるのです。
愛せない自分が悪いという思いこみ
本来なら無償で愛情をもらうべき両親や兄弟から愛情を受けていない、過去に付き合った男性からも本気で愛されたことがない、こういう環境で育ってきた女性は、その対照に実は強い嫌悪感を示します。その結果、「愛したいのに愛せない自分」「愛せないのは自分のせい」などと考え、結局その環境から抜け出すことができません。
DV被害者の特徴㉒情にもろい
一度でも深く関わった相手に対して、情に訴えられると弱い女性はDV男にも上手く言いくるめられる可能性があります。暴力を振るわれてもその後で泣きながら謝られたり、優しくされることで、「この人には私しかいない」と感じてしまいます。DVが繰り返されても、情に訴えられることで相手を許してしまうのです。
自分を頼ってくる人を見捨てられない
また、こういう女性は普段から人に対して思いやりがあるタイプではなく、無関係な相手には無関心な傾向にあります。でもどこかで人に頼りにされたいと思っているので、親しくなった相手には深い愛情を注ぐようになります。その結果、特定の相手にだけ弱くなり、何をされても抵抗しないという関係ができてしまうのです。
DV被害者の特徴㉓世間体を気にする
世間体を気にする人はDV被害にあっていたとしても、周りの人に相談するのをためらいます。DVは世間的に見れば常識はずれなことですし、DVを受ける自分への評価が下がってしまうかもしれません。DV男は世間体を気にしてDV被害を外に漏らさないと分かれば、その女性を手放すことはないでしょう。
世間で叩かれることの方がダメージとして大きい
また、結婚しているとしてDVが理由で離婚をした場合、周りの人からひどいことを言われるかもしれないと想像します。本当はDVを受けて嫌な思いをしているのに、世間で叩かれることの方がダメージとして大きいと感じているのです。両親や兄弟にも「身内の恥だ」と言われることを恐れて、なかなか相談できずにDVが長引くケースも多いのです。
DV被害者の特徴㉔両親からのDVを経験している
幼い頃に両親からDVを受けていたという過去がある女性は、DV男に狙われる可能性があります。幼い頃のトラウマとも呼べる経験から、暴力を振るわれたり、大声を出されると怖くて動けなくなってしまうのです。長い月日が経過していたとしても、幼少期の記憶が鮮明によみがえり、恐怖で声も出ないという女性もいます。
DV経験者はDV男を引き寄せてしまう
両親からのDVを経験している女性は、上記で上げた「他人の顔色をうかがう」「すみませんが口癖」など、DV男をイラッとさせる行動が目立ちます。いつも相手を怒らせないように怯えていたり、目を合わせられないなどオドオドした態度が見え隠れするのです。それがより一層、DV男を引きつけてしまうのかもしれません。
DV被害者の特徴㉕自己評価が低い
自己評価が低い人は理不尽なことをされても、まず「自分が悪い」と考えます。DV男に対して、「何か事情があるのではないか」「本当は良い人のはず」「相手に変わってもらうことができるのでは?」など、様々な可能性を考えては、DV男から離れることができません。
相手を切り離したら自分が孤独になるという強迫観念
また自己評価が低い女性はDV男に対して「無視」をするのが苦手です。この「無視ができない」という行動の根底にあるのは「自分自身が無視されたくない」という心理が働いています。相手を切り離したら自分が孤独になるという強迫観念から、自分に暴力を振るってくる相手であっても距離を置くことができないのです。
最後に
DV被害者になりがちな女性は、
- 自分に自信がないオドオド系
- 相手を責めて否定するような気の強い系
に分かれます。中でも多いのは「1人になりたくない」「この人を支えられるのは自分だけ」といった、歪んだ感情によってDVを受けている方で、助けを求めることができません。あなたはDV被害者になりがちな女性に当てはまっていませんでしたか。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。