インナーチャイルド癒す方法①もう大丈夫であることを伝える
本来の姿の恋人同士の関係としては、お互い対等の立場で付き合える状態が理想的です。しかし、恋人に嫌われる・見捨てられるのではないかという不安が常にあって、言いたいことも我慢していることが多い場合は、インナーチャイルドの影響がある可能性もあります。
例えば、子供の頃に、親から抑圧的な態度をとられていて、いつも親の顔色を伺いながら育ってきた場合、言いたい事が言えないインナーチャイルドが存在していることがあります。
判断は自分で行って良いことを伝える
そんなインナーチャイルドを癒すには、落ちついた環境の中で、子供の頃の記憶に今の大人になった自分が戻ってみます。
そして今は大人になり、日常生活の判断を下すのは、親ではなく自分自身であることを認知します。今はもう、誰からも抑圧されることがなく、恋人に対しても自分の意見や感情を伝えることは、悪いことではないと感じることが大切です。
インナーチャイルド癒す方法②攻撃ではなく協調する関係を目指す
恋人との関係の中、日常生活のささいなことでもイライラして、怒りをぶつけてしまい、自分自身の感情のコントロールが難しいと感じる時はありませんか?
例えば、子供の頃、親からの虐待を受けていたり、暴言を日常的にあびせられていたりすると、恋人や周囲の人に対して、無意識のうちに親にされて嫌だったことと同じような態度をとってしまうことがあります。恋人に対して、「そうだね」とか「いいね」など同調するよりも先に、まず批判的な言動をしてしまうのは、同じような経験をしてきたインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
萎縮している心に寄り添う
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、親から虐待や暴言を受けていた子供の頃の自分の意識に戻ってみます。
大人になったこれからは、親から受けたイライラを他の人に転嫁することで、自分自身を守るのをやめましょう。相手に同調したり協調していったりすることで、本来の自分らしさを認めてもらう方法もあることを、少しずつ認知していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法③ありのままの自分を表現する
恋人に対して思い切り甘えてみたいという気持ちはあるのに、うまく喜怒哀楽を表現することができずに、常に消化されない気持ちを持ち続けているような感じはありませんか?
例えば、子供の頃、親や教師、友人などの周囲の人から、「やっぱりお前はダメな人間だな」などと言われ続けていると、自己肯定できないインナーチャイルドが存在してしまう可能性もあります。
そのままで愛される資格がある
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、周囲の人々から否定され続けている子供の頃の意識に戻ります。
大人になった今は、ありのままの自分を認めてくれる人々が存在することを受け入れ、凍り付いてしまった感情を少しずつ溶かしていく作業をしていきましょう。
インナーチャイルド癒す方法④肩の力を抜いて楽しむ
恋人の行動がいつも頼りなく感じ、何を決めるのも、自分自身が主導権を握らないと安心できないということはありませんか?
例えば、子供の頃、親から頼られていたり、年下の兄弟・姉妹の面倒をみてきたりした経験がある場合、自分がしっかりしなければ生活していけないと思っているインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
甘えても良いことを自分に許す
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、1人で頑張ってきた子供の頃の意識に戻ります。
恋人や周囲の人の意見の中には、自分自身が思いつかない世界が広がっています。それを少しずつ受け入れていくことで、もっと肩の力が抜け、自由な感情で恋人との生活を楽しむことができます。
インナーチャイルド癒す方法⑤困った時は周囲の人に助けを求める
自分は恋人にふさわしいのか、どんなふうに接したら相手が嬉しいのか、いつも自信がなく不安に襲われることはありませんか?
例えば、子供の頃、親から放任主義で育てられていたりして、人とのかかわり方などの距離間をどうとったらいいのかわからないままの場合、自分の行動に自信を持てないインナーチャイルドが存在している可能性もあります。
素直に助けを求めても良いことを自分に許す
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、放任されていた子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、わからないことは、周囲の人々に助けを求めても大丈夫なことを少しずつ認知していきます。ありのままの自分で、恋人に寄り添い楽しい経験を重ねていく中で、劣等感を徐々に浄化していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法⑥まだ起こってもいないことを心配しない
恋人が、いつかは自分の元から去ってしまうのではないかと考えてしまい、いつも不安でいっぱいということはありませんか?
例えば、幼い頃両親が離婚していたりして、大好きだった親のどちらかと別れて暮らさなければいけなくなってしまった経験があるなど。片親になってしまったショックと寂しさを抱えたインナーチャイルドが、存在している可能性もあります。
同等な立場で意見を伝え合う
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、寂しさを抱えた子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、「大切な人が意味もわからずいなくなってしまうことはない」ということを認知していきましょう。恋愛相手に対して失ってしまうのではないかという不安から、一方的に尽くしすぎることはやめましょう。本来の恋愛は、同等な立場で意見を伝え合うことができるものなので、安心して感情を出していきましょう。
インナーチャイルド癒す方法⑦もっと自由になってもOK
恋人の前でも、完璧な自分でいなければいけないと考えてしまうということはありませんか?
例えば、子供の頃、何か失敗してしまった時、親から強く叱られてしまった経験があるなど、その時の恐怖感を忘れることができずに、完璧にしなければいけないというインナーチャイルドが、存在している可能性があります。
完璧を求めて窮屈でいる必要はない
そんなインナーチャイルドを癒すには、まず、失敗してしまった子供の頃に戻ります。
大人になったこれからは、「完璧を求めて窮屈でいる必要はない」ことを認知していきましょう。失敗しても、どんどん新しいことにチャレンジしていく方が、自分自身も向上していけて、楽しい恋愛生活を送ることができるようになります。
最後に
インナーチャイルドを癒すには、落ち着いた環境の中で、体調や精神状態が整っている時に行うことが大切です。方法などもさまざま存在するので、絶対こうすべきというよりは、自分自身に一番しっくりくる方法を選択するようにします。
また簡単にインナーチャイルドが姿を現してくれるとは限らないので、リラックスできる環境で、数回に分けて行うなど長期にあせらず行うことが大切です。拒絶反応などがある場合には、無理に続けず専門家の指導を受けましょう。
本来の自分の恋愛をする為のインナーチャイルドの癒し方
- もう大丈夫であることを伝える
- 攻撃ではなく協調する関係を目指す
- ありのままの自分を表現する
- 肩の力を抜いて楽しむ
- 困った時は周囲の人に助けを求める
- まだ起こってもいないことを心配しない
- もっと自由になってもOK
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。