妊娠して子供を授かる事の意味を知りたい方へ。
子供を授かりたいという願いは誰でも叶うわけではありません。子供がほしいと思い不妊治療に通ったり、神様にお願いしたりしてもなかなか授からない場合もあります。
子供がほしい時に、もっと簡単に妊娠すると考えていたけれどなかなか授からない辛い状況が続くと、妊娠できない自分を責めてしまったり、パートナーを責めてしまったりということも。今以上に幸せになりたいから子供を望んでいるのに2人の関係がギクシャクしてしまっては、本末転倒な状況に陥ってしまいます。
この記事では、妊娠して子供を授かるということのスピリチュアルな観点からの意味についてご紹介します。
妊娠するという事のスピリチュアルな意味
妊娠しないのは、子供に選ばれないカルマを持っているからだと思ってしまったり、何か悪い所や足りない所があるからだと自分を責めてしまったりしていませんか?そんな自分を責める必要がないことをスピリチュアルの観点からお伝えします。
地球上で命のリレーが日々繰り返されている中で、子供を授かるという意味についてスピリチュアルの観点から体験談が伝えられたり、さまざまな説が唱えられたりしています。
子供がほしいと思っている人達にとって、目に留まった1部の情報だけに惑わされ、振り回されることになっている夫婦もたくさんいます。そこに自分が当てはまる答えを見つけることは、とても難しかったりします。なぜなら、魂はみんなそれぞれ学びが異なっているからです。
①親へ気づきを与えるため
たくさん出回っている情報は、その人にとって本当のことであって、別の人にとっては別の意味が存在しています。正解とか不正解という区別をつけられるものではないということを、1度冷静になり、心を穏やかに戻していきましょう。けして子供から選ばれないから子供が授からないのではありません。今日から自分自身を責める作業を停止させ、今を充実させる生活に切り替えていきましょう。
②現世に生まれようとしている魂へのボランティア
何度も生まれ変わりを繰り返している魂は、母体を介して現世にやってくることができます。生まれてくる魂には、現世で経験しようと思っていることがたくさんあります。妊娠は、魂の世界と現世の橋渡しの役割があります。子供は自分の所有物ではなく、個々の魂同士の関係です。現世にやってこようとする魂が適切な時期をみて、母体の中に入っていきます。
③過去世に約束している魂同士
母体と子供の関係には、過去世で約束している魂もあります。過去世では、恋人同士で、来世も一緒にいたいので、親子としての関係になろうといった感じです。
または、霊的世界で、学びの種類により、2つの魂が役割分担をしているケースもあります。先に親として生まれるので、数十年後に自分の子供として生まれてくる約束など。その場合、お互い決めてきた時期に妊娠という形で、再び出会うことになります。
子供のスピリチュアルな意味
個々の魂は、次に生まれる時には、こんな経験をしようというようなある程度の設定をして生まれてきます。それは子供側だけでなく、親の側にも設定が存在しています。子供と親との関係になることは偶然のように感じますが、双方の条件や時期がうまく合った奇跡的な結果であったりします。
お互いの設定の中で愛情を与え合い親子共に成長していく
子供が現世にこようとしても、親の側で準備ができていなければ生まれてくることはできません。
逆に、親が万全の体制を整えていても、子供の側がまだ現世にやってくる設定の時期になっていなければ妊娠することはできません。
それぞれの設定により現世で出会った魂同士は、試行錯誤をしながら、より良い人生を過ごすために、愛情を与え合う中で、お互いに成長していきます。
子供は社会からの預かりもの
当然のことですが、子供は自分の所有物ではありません。
スピリチュアルの観点からは、子供は、個人のものではなく社会に送り出すまで、お預かりさせていただいている魂という考え方があります。
自分で妊娠し産み育てる場合もありますが、再婚した相手の子供、養子縁組の子供など、授かり方にはさまざまな方法があります。縁があるということは、前世でなんらかの関係があった可能性が高く、再婚した相手の子供と、前世で親子関係であったという場合もあります。
子供を社会に送り出すことが大切
自分で産むことが身体の状態などで困難な場合は、スピリチュアルの観点からは、産んだ子供だけが本当の子供であるという考えではありません。自分と縁のある子供を育てることが重要です。
子供を授かることは現世での学びの役割分担の1つに過ぎない
子供を授かる以外の役割があることも
子供がほしい人にとって妊娠しないということは、こんなに文明が進化した現代になっても、女性が負い目を受けてしまう辛い場面も存在します。しかし、スピリチュアルの観点からは、1人ひとりが成し遂げなければいけないプログラムが存在し、そのためにそれぞれの魂が役割分担をしているだけであったりします。その人には、子供を生むこと以外の役割が与えられているということも考えられます。
過去世や来世では子供を授かっている可能性も
過去世では子供をたくさん育てていたため、今世では別の選択をする場合もあります。子供がほしいと思っている人にとっては、なかなか割り切れない気持ちがあるかもしれませんが、別の使命を今世では担っている可能性もあります。その使命をクリアした後には、来世では子沢山で、てんてこ舞いしている生活が待っているかもしれません。
妊娠できない時のスピリチュアルな意味
何度もさまざまな方法を試してみても、妊娠しないというケースもあります。ほとんどの人は、今世で経験しようと決めてきたことを覚えていなかったりします。
今世では妊娠しないことを選択してきた魂もあります。
すでに過去世で妊娠・子育てを経験しているので、今世では別の学びをすることを選択してきていたりします。
その場合には、自分は子供から選ばれなかったから、妊娠できないのだと受け止める必要はありません。子供がいなくても充実した生活を送るという選択肢を、自分の魂がしていたりします。
妊娠という形ではなく出会う子供の魂もある
または、自分のお腹を介さなくても、養子縁組をしたり、社会の子供を援助する仕事をしたりなど、別の選択肢はたくさん存在しています。
魂の関係はとても不思議なもので、社会貢献した先で出会った子供が、過去世での自分の子供であったというケースもあります。魂レベルで考えると、自分のお腹を介して生まれてくる自分の子供もありますが、別の形で出会った魂の中に、自分の子供としての深い関係性のある魂も存在していることもあります。
子供から選ばれないから授からないわけではない
そろそろ子供がほしいと思ってすぐに妊娠し子供が授かる人と、不妊治療を続け普段から身体のことにも気を使っているのに、何年も子供に恵まれないという人もいます。子供を授かった人が魂の世界から選ばれた人で、授からなかった人が選ばれなかった人ではありません。そこには、生まれてこようとする魂の学びと、子供を授かる側の魂の学びが存在しています。
今世では子育て以外の課題を選択している魂である場合
一方、妊娠しないと今悩んでいる、お腹に魂を宿す側の女性は、前世では自分の子供をたくさん産んで育てる喜びは十分あじわったから、今世では、発展途上国の子供たちの援助に携わる仕事を通じた子育てをしてみたいと、前世のうちに魂が決めていたのかもしれません。
2人目が授からない場合のスピリチュアルな意味
1人目の子供はすぐに授かったのに、2人目はなかなか妊娠することができないと悩んでいる夫婦もたくさんいます。スピリチュアルの観点から、例えば2つの視点をあげてみます。
①子供側の設定
1人目の子供の魂が、前世ではたくさんの兄弟姉妹の中で育ってきたので、今世では1人っ子としての学びの中で育てられる環境を選択している。
②親側の設定
親の側の魂が前世でたくさんの子供を育ててきたので、今世では、1人の魂をじっくり育てることを決め、親子協力し今世で成し遂げる社会的課題に取り組むことを決めていた。
このようにその親子ごとのさまざまな理由が存在しています。2人目を授からないことばかりにとらわれて、今の幸せをないがしろにすることがないようにすることが大切です。どんな幸福の形があるのか、家族になった魂同士でじっくり向き合ってみましょう。