夫婦になったスピリチュアルな理由①前世では結ばれることがなかったから
出会った時から一目惚れであったり、どこか懐かしい感覚であったりする場合、前世からの知り合いである場合があります。例えば、前世で両思いであったけれどその時代の流れの身分違いなどの問題で、夫婦になることができなかったりする関係の場合もあります。
お互いに強く惹かれ合う夫婦
そのような2人が夫婦になると、お互いに強く惹かれ合う夫婦になります。2人でひとつのような一体感が生まれ、個人であることを忘れてしまうような感覚も生まれます。何もかも2人一緒に行動したりして、離れることに不安を感じるような関係であったりします。その場合、今世で社会に大きな力を発揮したり、子どもを持ったりすることは少なく、2人だけの夢の世界で過ごすことが多くなる傾向にあります。
夫婦になったスピリチュアルな理由②過去世のカルマを解消するため
結婚するまでは、トントン拍子に進み、相性が良い相手であると思っていたけれど、結婚後の生活ではお互いの気持ちを理解することが難しい関係になってしまうこともあります。過去世の中で、裏切られた方の人がその後幸せを手に入れていないまま生涯を終えていた場合などは、過去世のカルマを解消するために、今世で再び夫婦関係になる場合もあります。
歩み寄りが大切
衝突することが多い生活になりますが、単に相手を責めるだけではカルマの解消につながりません。今世では、お互いに傷付け合うのではなく、どんなふうに歩み寄ったら、お互いに気持ち良く過ごすことができるのか、学ぶ必要があります。
夫婦になったスピリチュアルな理由③今世の課題を達成するため
お互い向かい合う関係ではなく、2人が同じ方向を目指して協力していく関係の夫婦があります。お互いの間に愛情があるということは大前提で、そこに執着するのではなく、どちらかというと友人のような関係で、1つの目標に向かって進んでいきます。
それは、社会的使命を担っている夫婦で、2人が同じくらいの知識を持っていて、1つの研究を完成させる場合と、1人が課題を行い、もう1人はその人を陰で支える役割の場合などがあります。
夫婦になったスピリチュアルな理由④同じ気質の魂を持っていたから
同じタイプの気質を持った魂同士の夫婦もあります。似ている者同士なので、意気投合することが多く、仲の良い恋人同士から結婚へとスムーズに進んでいきます。
うまくいっている時には良いのですが、似ているのは長所だけではなく、短所も一緒なので、何かトラブルが起きた時には、対応が困難になることもあります。相手に対して、時には未熟な自分の姿を見ているようなイライラ感が生まれることもあります。お互いの向上のために力を合わせていく方向に視点を向ければうまく関係を続けることができます。
夫婦になったスピリチュアルな理由⑤子どもを通して成長するため
お互いを認め合う関係で、夫婦間ではなんの問題もない夫婦関係もあります。生涯子どもを持たないことを選択し社会貢献をしていく夫婦もいますが、2人の魂の成長の為に子どもが授かる夫婦もあります。
子どもを通して困難に立ち向かう
自分の子どもとはいえ、別人格の全く異なった魂です。夫婦の間では同じ価値観の人を選ぶことは可能ですが、子どもは親達と同じ価値観を持っている魂とは限りません。親が想像もしない物事を成し遂げようとしている魂かもしれません。その過程で、子どもを通してのさまざまな壁や困難な出来事に立ち向かっていかなければなりません。子どもを育てる段階で夫婦が魂の学びを行い成長していくことになります。
夫婦になったスピリチュアルな理由⑥自立を学ぶため
意気投合していつまでも恋人同士のような仲の良い夫婦もあります。幼なじみであったり、趣味を通じて知り合ったりして、お互いのすべてが理解できる関係である場合もあります。
自分の苦手なことも指摘されずに、相手が黙って自然に補ってくれていたりします。そのため2人でいれば、生活に不自由さを感じずに過ごすことができます。
そういった形の夫婦では、どちらかが短命のケースもあります。とても悲しいことですが、ひとりになることにより苦手なこともこなしていかなければなない状況の中で、本当の自立した魂に成長することになります。
夫婦になったスピリチュアルな理由⑦異なった価値観を学ぶため
どちらかが抑圧的な態度で、その相手は黙って受け入れてしまい反抗できずにいる夫婦関係もあります。抑圧的な相手に対して、はっきりNO!を伝えることができない弱さがあったりします。今世では、もっと主体性を身につける必要があるから、抑圧的な相手との夫婦関係になる場合もあります。
スピリチュアル的には、お互いに学ばなければいけない部分が存在しています。たとえ夫婦であるからといって、相手を思い通りにコントロールするのは許されることではありません。受け入れてしまう側も自分の意思を表現し、自分を守る権利をしっかり伝えられる強さを学ばなければなりません。