酔った勢いで手をつないできた男性心理が知りたい方へ。
お酒の席で楽しく飲んでいたら、手を繋がれた…女性としてはドキドキしてしまうシチュエーションですよね。しかし、男性側の本音はというと、女性にとっては良い事ばかりではないようです。酔って手を繋がれた時は、女性としてはどんな対応をすればいいのでしょうか。
本記事では酔って手をつなぐ男性心理とそれぞれの対処法をご紹介いたします。
酔って手をつなぐ男性心理①軽いノリで許されると思っている
お酒を飲むとリラックスしていつもより警戒心が薄くなります。それは男性も女性も同じですよね。男性は警戒心の取れた女性を見て、「今なら割と許されるのでは?」ということをしてみたくなるのです。
そのうちのひとつが「手をつなぐ」ということ。お互いに気持ちがリラックスしていつもより距離が近くなると、軽いノリで手をつないでも許してもらえると思っています。もし女性側が嫌な顔をしても、酔った勢いなどで誤魔化すことができますし、冗談ぽく流すこともできるでしょう。
対処法:軽くあしらいましょう
この場合男性は単純に「女性の手を握ってみたかった」だけという可能性もありますし、「イタズラ心が働いて、ちょっとからかいたくなった」という場合もあります。あまり期待できる展開になることは少ないパターンです。ですから、あなたも「冗談やめてくださいよー!」と軽くあしらって、ずっと繋いだままにしないことをおすすめします。
酔って手をつなぐ男性心理②女性が喜ぶだろうと誤解している
手をつないで良い雰囲気を出せば喜ぶだろうという考えで、手をつないでくる男性もいます。女性はロマンチックな雰囲気が好き、2人でお酒を飲むのであれば良い雰囲気を演出すれば喜ぶ、などと思い込んでいる男性のパターンです。
「女性はこういうもの」という勝手な思い込みと誤解なのですが、男性にしてみれば「喜ばせてあげたい」と考えているので悪気はありません。ドラマや映画の見すぎで、同じような雰囲気を再現しようとしているのかもしれませんね。
対処法:現実を無言で教えてあげましょう
表向きは女性を喜ばせようとしていますが、だからといってその女性が好きというわけではありません。どちらかというと、「女性を喜ばせている俺ってカッコイイ」「彼女も俺を見直しているに決まっている」といった、ナルシスト的な要素がありそうです。こういう男性は形ばかりで実際に女性への気配りなどができていない傾向にあるので、黙って手を放して「そんなことでは喜ばない」という現実を無言で教えてあげましょう。
酔って手をつなぐ男性心理③その場の雰囲気に酔っている
ちょっと雰囲気のいいバーやラウンジでお酒を飲んでいると、照明が暗めで雰囲気が良いということがあります。そういった「良い雰囲気」の場というのは、女性なら好きな人も多いでしょう。
一方で、そういった雰囲気に酔ってしまう男性もいます。雰囲気の良いバーでワイングラスを傾ける、こういったその場に雰囲気に酔っている場合、目の前の女性もなぜかいい女に見えてきます。その結果、興味がなくても手をつないでさらに雰囲気を盛り上げようとするのです。
対処法:何もなかったように流しましょう
このパターンはあくまでその場の雰囲気に酔っているだけなので、その時は「いい女」に見えても、後日会った時には「特に何も感じない」状態になっていることが予想できます。その場の雰囲気で男性が勝手に幻想を作り上げたに過ぎないので、まさに夢から覚めた状態ですね。
その時は男性の気持ちに合わせても良いですが、後日、良い方向に行くと期待してはいけません。何もなかったようにお互いに良い夢を見た程度で流しましょう。
酔って手をつなぐ男性心理④気持ちが大きくなり大胆な行動に出た
お酒を飲むといつも以上に気持ちが大きくなって、大胆な行動に出る男性もいます。普段、男性ばかりの職場で働いている場合は特に、「女性と触れ合いたい」と考えている人が多いです。そうなるとお酒の力もあり、「手をつなぐ」という大胆な行動になった可能があります。普段は恋人でもない女性の手をつなぐなんてできないと思っていても、酔ったことによってその制限が外れて、自制心や理性が緩くなってしまうのです。
対処法:さりげなく避ける
この現象はお酒に酔って大胆になったところに、たまたま女性がいたからという理由に過ぎません。どんなに甘い言葉をかけられても、お酒が冷めたら恋愛感情なんてない、という結果に終わります。変に期待していると、あなただけが損をした気分になるでしょう。それどころか、こういった男性の行動に振り回されてしまう可能性も出てきます。それを避けたいなら、もし手を繋がれてもさりげなく避けるか、手を繋がないようにした方が無難です。
酔って手をつなぐ男性心理⑤人恋しくなっている
お酒を飲むと、テンションが上がる人、笑い上戸になる人、泣き出す人、落ち込む人など、人によってお酒に感情を左右される人がいます。もし一緒に飲んだ男性がそういった類の人だった場合、お酒を飲んだことで「人恋しくなって」手をつないでくるパターンがあります。例えば、仕事ばかりであまり人のぬくもりに触れていなかったという環境に置かれると、その部分が刺激されて、誰かに触れていたいと思ってしまうのかもしれません。
対処法:頃合いを見て、あなたの方から離しましょう
女性からすれば急に手を繋がれるとドキドキしてしまいますが、この場合は「誰でもいい」というのが答えです。人恋しくなった時に、受け入れてくれそうな女性がいたから手を繋いだに過ぎません。変に期待しても男性側はあなたに好意があるとは限りませんので、手を繋がれても頃合いを見て、あなたの方から離すことをおすすめします。そしてそれ以降は繋がせない雰囲気を作っておきましょう。
酔って手をつなぐ男性心理⑥実は寂しがり屋
普段は強がっている男性でも、それは表向きの顔で実は寂しがり屋な場合があります。例えば最近、彼女と別れてしまった、仲のいい友達が結婚して遠くに行ってしまった、一人暮らしを始めたばかりなど、ちょっとしたきっかけで「寂しさ」を感じている可能性があります。そんな時、楽しくお酒を飲んでいる中で、ふと寂しい気持ちがよみがえってきて、思わず手をつないでしまったという状態もあり得ます。
対処法:ちょっと彼の寂しさを紛らわすお手伝いをしても
ここで誠意がある男性なら、素直に「最近こんなことがあって、ちょっと寂しくて…」などと話してくれるかもしれません。また思わず動いてしまったことに、慌てて「ごめんね」と手を放すこともあるでしょう。
こういう場合は、ちょっと彼の寂しさを紛らわすお手伝いをしても良いかもしれません。しかし、しれっと手をつないで、そのうち何事もなかったように放すといった行動に出る男性とは、2人で飲みに行くのも避けた方が良いでしょう。寂しさを紛らわしてくれる女性という立ち位置になってしまいます。
酔って手をつなぐ男性心理⑦自分の気持ちに気づいてほしい
ここからはあなたに好意があるパターンを見ていきましょう。
一般的なの男性なら好きでもない女性の手を繋いだりしません。手をつなぐのはあなたに好意がある可能性が高いです。でも直接言うのは恥ずかしいと思っている男性は、お酒の力を借りて手をつなぐことで、「自分の気持ちに気づいてほしい」と思っています。もしかすると普段のあなたの態度は、彼の好意に全然気づいていないと思われているのかもしれません。
対処法:その気があるなら、そのままゆっくり話しましょう
このパターンは言葉で語るのが苦手な男性のアピール手段でもあります。「僕は君が好きなのに、君は全然気づいてくれない」というのを、手をつなぐことで伝えているのです。こういう男性は手を繋ぎつつ目でも気持ちを送ってきます。あなたの目を見つめてくる、遠慮がちに手を握っているのであれば、アピールしたいけれど不器用な彼の精一杯の行動だと考えましょう。あなたもその気があるなら、そのままゆっくり話すのが正解です。