過去世が現世の恋愛に及ぼす影響を知りたい方へ。
現世で人と人が惹かれ合うのは、過去世の良い経験からの影響も悪い経験からの影響も、どちらのパターンも考えられます。過去世から引き継いでいる魂の思い癖から、現世の恋愛相手を引き寄せている場合もあります。
本記事では、過去世の恋愛が現世に悪影響を及ぼしている人の特徴についてご紹介いたします。
①パートナーのいる人を好きになることを繰り返している人
出会いはたくさんあるにもかかわらず、いつも好きになる人は、パートナーのいる人ということはありませんか。すでにパートナーのいる人は、落ち着いた雰囲気が感じられ、魅力的にみえることは確かです。しかし、ほとんどの場合は、パートナーがいるという事実を知った時点で、対象外として理性が働くことになります。
刺激を求める魂の癖
過去世から引き継いだ「刺激を求める魂の癖」があると、それが影響して現世でも同じことを繰り返すことになるケースがあります。過去世でも、恋人のいる人や家庭のある人と、交際をしていた経験がある可能性もあります。ついパートナーのいる人に魅力を感じてしまうのは、潜在意識の中に残っている過去世の記憶の影響も考えられます。
現世での課題は応援される恋愛
現世では、周囲の人々を苦しませることのない、逆に周囲の人々から応援されるような恋愛をすることが課題であったりします。
②気持ちが冷めて、すぐに自分から別れを告げることを繰り返している人
自分から積極的に交際を申し込んでいるにもかかわらず、きらめきが消えてしまったら、すぐに自分から別れを告げることを繰り返しているということはありませんか。過去世から続いている魂の気質の部分が、現世でも同じような恋愛のパターンを繰り返す場合があります。積極的な気質はプラスの個性としてすばらしいものですが、考え方が自分中心になりがちなところは、注意が必要であったりします。
現世での課題は心深くの部分でのつながりのある恋愛
このまま過去世から引き継いだ魂の気質のままに、恋愛を捉えていると、恋愛相手になった人達を、傷つけてしまう可能性もあります。現世では、表面的な価値ではなく、心深くの部分でのつながりのある恋愛を経験することが課題であったりします。
③貢いでしまう相手ばかりを好きになることを繰り返している人
いつも交際する人は、生活力のないタイプの人であるということはありませんか。同等な立場の交際ではなく、自分が一方的に貢いでいて、生活を助けるというような恋愛を繰り返しているなど。過去世でも同じような一方的に貢いでしまう恋愛をしていた経験がある可能性もあります。
支配欲
無意識のうちに同じようなパターンの恋愛を繰り返す場合には、過去世からの魂の癖が関係していることもあります。恋愛相手にリードしてもらうより、自分がリードしたいタイプであったりします。それ自体は恋愛の傾向なので問題はありませんが、その裏側に支配欲が隠れている場合には注意が必要です。
同等な立場の恋愛を経験することが課題
一見、面倒見の良い人のようであっても、潜在意識の中では自分自身が上位の立場になることに快感を持っていたりします。現世では、同等な立場の恋愛を経験することが課題であったりします。
④コンプレックスから恋愛相手とうまくいかなくなることを繰り返している人
コンプレックスが強く、恋愛がうまくいかなくなってしまうことを、繰り返しているということはありませんか。自分に自信がないことが原因で、恋愛に踏み込みにくいなど、強い自己否定の気持ちがある場合、過去世の恋愛が影響している可能性があります。
胸をはって恋愛を楽しむことが課題
過去世の恋愛の中で、虐げられていた経験があると、現世でも自分自身を認めにくかったりします。現世で大きな失敗の経験もないにもかかわらず、自分を認めることができない場合には、潜在意識の中の過去世の記憶が関係していることもあります。現世では、相手の言動に惑わされることなく、胸をはって恋愛を楽しむことが課題であったりします。
⑤恋愛に対して罪の意識が消えない人
恋愛に対する憧れは人一倍持っているのに、なぜか罪の意識が消えないということはありませんか。誰からも恋愛をすることに制限をかけられているわけではないのに、恋愛をすることに対する抵抗が心に存在するという人もいます。過去世で、時代背景により恋愛を禁止されていた立場の経験があった可能性もあります。
過去世で、修道女、尼さん、巫女さんなどの聖職者であり、異性との恋愛をすることが許されなかった時代の経験がある可能性もあります。
やさしさを恋愛生活の中で生かしていくことが課題
現世で恋愛は自由であるとわかっていても、どんなふうに態度を取ったら良いのか、恥ずかしい気持ちもあります。過去世の神仏に身をささげていた経験も貴重なものですが、現世では、そのやさしさを恋愛生活の中で生かしていくことが課題であったりします。
⑥無条件に強く惹かれていたのに、交際がはじまってまもなく相手に対して憎しみが生まれてきてしまう人(カルマメイト)
過去世で恋愛関係であった人と、現世で再会するケースもあります。その場合には、さまざまなパターンが考えられますが、大きくは2つに分けられます。
1.来世で再会したいという思いで再会
1つは、過去世で、なんらかの理由で別れなければいけなかったという場合があります。来世で再会したいという思いから現世にやってきて、幸せに結ばれるものです。
2.カルマメイトとして現世で再会
もう1つは、カルマメイトとして現世で出会う場合です。スピリチュアルの世界では、自分の行いは良いことも悪いことも、時空を超えていずれ自分の元に返ってくるというカルマの法則があると考えられています。過去世で、お互いカルマを残したまま向き合わずに別れてしまった場合には、現世で再び出会いカルマの解消の作業が待っています。
出会いの時から、無条件で強く惹かれ合い、交際がはじまってみると相手に対して憎しみが生まれてきて争いが耐えない場合には、カルマメイトの可能性もあります。
カルマメイトから逃げずしっかり向き合う事が課題
現世では、逃げずにしっかり向き合い、お互いの未熟な部分を成長させる必要があります。カルマが解消されれば、そのままうまくいくようになる場合もあります。しかしほとんどは、無理なく別れることができ、それぞれ次のパートナーと幸せになることができます。
⑦パートナーが目の前から消えてしまうのではないかという不安を持っている人
現世で思い当たる経験はないのに、パートナーが目の前から消えてしまうのではないかという不安が、いつもつきまとうことはありませんか。過去世の恋愛の中で、パートナーが事故や戦争などで突然命を失っているなどの、悲しい別れ方をしている可能性もあります。
衝撃的な別れ方
通常、過去世でお互いしっかりと向きあった上での別れであれば、現世にまで強い影響を及ぼすことはありません。しかし、別れの言葉もないままに衝撃的な別れ方をしていると、その衝撃が魂に刻まれてしまっていたりします。
やすらぎを感じる恋愛を楽しむことが課題
現世での魂の出会いには、過去世でも恋人同士であった人との再会や、現世ではじめてめぐり合った人など、さまざまなパターンが考えられます。現世では、過去世の悲しみから解放され、やすらぎを感じることができるような恋愛を楽しむことが課題であったりします。
⑧恋愛に対して理由もないのに恐怖心を持っている人
今世で思い当たる経験をしているわけでもないのに、恋愛に対して恐怖心を持ってしまうということはありませんか。過去世で恋愛相手に裏切られた衝撃的な経験があったりすると、現世でも恋愛に恐怖心が伴ってしまう可能性もあります。
一番信頼できる人からの裏切り
過去世での恋愛相手からの裏切りにも、さまざまなパターンが考えられます。例えば、恋人同士として交際していたつもりでも、実際は相手に妻子がいる状態であったという場合もあります。また、将来の結婚を匂わせている中で、実際は金銭や立場が目的であったなど。一番信頼できる人からの裏切りは、魂に深い悲しみや恐怖として刻まれてしまいます。
言葉にだまされないようにすることが課題
現世では、表面的な物や言葉などだけで、だまされることのないようにすることが課題であったりします。自分が判断に迷うようであれば、周囲の人の冷静な見解も取り入れることも大切です。
最後に
過去世での経験は、魂にしっかり記憶されています。しかし、ほとんどの場合は、影響することはありません。そんな中でも、魂の思い癖が強い状態であったり、衝撃的な経験をしていたりすると、過去世から引き継がれてしまう部分も存在します。現世で思い当たらない生きづらさは、過去世の影響を受けている可能性もあります。新たな経験を積んでいくために現世に生まれてきているので、過去世に縛られる必要はありません。現世では幸せを手にすることを、自分自身に許可してあげましょう。
過去世の恋愛が現世に悪影響を及ぼしている人の特徴
- ①パートナーのいる人を好きになることを繰り返している人
- ②きらめきが消えてしまったらすぐに自分から別れを告げることを繰り返している人
- ③貢いでしまう相手ばかりを好きになることを繰り返している人
- ④コンプレックスから恋愛相手とうまくいかなくなることを繰り返している人
- ⑤恋愛に対して罪の意識が消えない人
- ⑥交際がはじまってまもなく相手に対して憎しみが生まれてきてしまう人
- ⑦パートナーが目の前から消えてしまうのではないかという不安を持っている人
- ⑧恋愛に対して理由もないのに恐怖心を持っている人
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。