一目惚れしてしまった方へ。
一瞬にして心を奪われてしまう一目惚れは、単なる偶然の出会いではない魂の経験や今世での波長など、それぞれ異なった意味が隠れています。大切な1つ1つの出会いを、今後の人生にプラスに生かすために、潜在意識の中の魂の記憶に目を向けてみることも大切です。
本記事では、一目惚れをしてしまうスピリチュアルな意味についてご紹介いたします。
一目惚れしたのは過去世からの魂の思い癖が関係
スピリチュアルの世界では、魂は何度も生まれ変わりを繰り返し、過去世の経験が刻まれていると考えられています。生年月日から割り出される占いなどで言われる性格などは、過去世から持ち越した魂の思い癖や気質の部分が含まれていたりします。
過去世から持ち越した思い癖
例えば、占いなどで、「一途で過去の恋愛を引きずりやすい性格ですね」と言われたり、「惚れやすく恋愛が長続きしないのではないですか」と言われたり。過去世での経験からの性格の傾向を伝えられていたりします。そんなふうに、「一目惚れ」も過去世から持ち越した魂の思い癖の部分が関係している場合があります。
一目惚れしたのは過去世でも好みのタイプだったから
誰しも自分が好きになるタイプには、どこか共通点があったりします。自分では、恋愛をするたびに全く別のタイプを選んでいるつもりでも、周囲の友人から見ると一定の法則を感じられたりします。
過去世から持ち越した好みのタイプ
好みのタイプは、今世の経験から生まれてくる部分もあります。しかしそれだけでなく、一目惚れには、過去世から持ち越した好みのタイプが関係していたりします。過去世の恋人に似ている容姿の人を今世で見ると、一瞬で恋に落ちる可能性もあります。
一目惚れしたのは前世でも会った事があったから
- 過去世でお互いに好きの気持ちがあったのにもかかわらず、結ばれることなく別れなければならなかった場合。
- 過去世で恋人や夫婦の関係であったにもかかわらず、短い期間で死別など別れが訪れた場合。
- 過去世で親子関係にあり、どちらかの死別が受け入れられず、今世では、もう離ればなれにならないようにパートナーの関係として出会う場合。
などなど。人の数だけ人生の形があるように、魂が経験した過去世の形もたくさんのパターンが存在しています。表面的には、単なる一目惚れであったとしても、その陰には、過去世の経験が隠れていたりします。
どんな関係であったのかは、占いなどで見てもらうのも1つの方法です。また自分で感じる方法として懐かしい感覚があれば、前世と関係している可能性もあります。はじめて会ったにもかかわらず、悲しい感覚や、2度と離れたくない感覚などがある場合には、過去世の記憶がよみがえってきているケースも考えられます。
一目惚れしたのは今の波長にピッタリの相手だったから
スピリチュアルの世界では、同じような周波数のもの同士は引き寄せ合う「波長の法則」というものがあると考えられています。波長は常に一定に保たれているわけではなく、経験や感情などでも変化していきます。
人生のシナリオはひとりひとり異なっています
人生のシナリオはひとりひとり異なっています。一目惚れをした相手と結婚して、幸せになるケース。出会いの時は全く興味がなかった人と結婚して、幸せになるケース。どちらが幸せというものではなく、人はそれぞれの魂のシナリオにそった人と必要な時に出会うことになっています。もちろん待っているだけでは、出会うことはできせん。自分らしく魂本来の生き方を一生懸命していれば、必要な出会いに恵まれます。
出会った時の自分の精神状態は?
今の自分がこれまでより低い周波数を発していれば、自分の周囲に低い同じような周波数の人が集まってきます。そして、自分でも周波数が合っているため、居心地が良いと感じてしまいます。そんな時に一目惚れをした人は、短期間でストレス発散する相手としては、ベストかもしれませんが、長く付き合う相手としては好ましくなかったりします。
一目惚れをしたのは過去世のカルマメイトだったから
スピリチュアルの世界では、過去世でも会ったことのある魂の中に、カルマメイトが存在すると考えられています。
カルマはこれまでの自分の行いの中で、良いことも悪いことも、いずれ形を変えたりして自分に返ってくるというものです。どんな善良な人でも、負のカルマは存在しています。
カルマが解消されると出会わない
過去世で、魂が未熟なために、誰かの心を傷つけてしまっていたりすることもあります。そのカルマの解消が、過去世のうちに解消されていれば、今世で、その魂同士は出会うことはほとんどありません。たとえ出会ったとしても、すれ違う程度で、人生に深くかかわる関係にまでなることはありません。
カルマが解消されないと何度でも出会う
一方、解決されないままのカルマを持ったまま過去世が終わっている場合には、その負のカルマが解消されるまで、生まれ変わっても出会うことになります。お互い過去世でイヤな思いをしたのだから、好きになるわけがないと考えるかもしれません。しかし、カルマを解消するためには、いったん過去世と同じシチュエーションになる必要があります。そこからやり直し、過去世とは別の結果になる必要があるのです。
学び直しのチャンスを与えてくれる相手
カルマメイトと聞くと怖いと思ってしまうかもしれませんが、けして、怖い関係だけではありません。自分の魂の未熟だった部分を学び直しのチャンスを与えてくれる相手という別の見方もできます。魂の成長のためにも、新たなカルマをつくらないためにも、今世で出会う人々とは誠実に向き合っていくことが大切です。
自分と同じタイプの相手に一目惚れした場合
自分と性格も考えていることも似ている相手と、出会うことがあります。
一目惚れの場合には、一目惚れをした時の相手のイメージと、時間が経過して内面まで知った時の現実のギャップが大きくなる傾向にあります。
2人で行う今世の課題がある
一方、中には初対面の時感じた人間像と、交際を続けていくにつれ感じた人間像に誤差のない関係の魂同士のケースもあります。その自分と同じタイプの映し鏡のような魂同士は、2人で行う今世での課題があったりします。
単に似ているから居心地が良いというだけでなく、一定の魂の成長が成された同じ気質の魂同士は、社会的使命を担っている可能性もあります。2人だけを見つめた愛情だけではなく、2人の得意分野を生かした活動をしていくための出会いを迎えたケースもあります。
真逆のタイプの相手に一目惚れした場合
どんなに自分に自信を持っている人でも、自分の欠けた部分を手に入れたいという願望を持っています。
自分では持っていないプラスの部分を持った相手
スピリチュアル的には、魂が何度も生まれ変わりを繰り返すのは、魂の成長と浄化のためという考え方があります。現世に生まれてきているすべての魂は、未熟な部分を必ず持っています。そのため、自分では持っていないプラスの部分を持った相手と出会うと、一目惚れという形で、瞬時に手に入れたいという感情が生まれるのです。
父親と似ているパートナーに一目惚れした場合
女性は結婚相手を選んだ時に、いつの間にか自分の父親と似ている人を選んでしまっているというケースもあります。スピリチュアル的に親子関係になるのはご縁だけでなく、お互いに学ぶべき課題がそこに存在しているためと考えられています。パートナーを選ぶ時に、父親と似ている人を無意識に選んでいる場合には、今世の魂の大きな課題がそこに隠れている可能性もあります。
未熟な部分が大人になっても解決されていない
自分では、父親のような人とは結婚はしたくはないと考えていても、潜在意識の中から生まれてくる感情が、一目惚れとして表れることがあります。
過去世から抱えている魂の未熟な部分が、大人になっても解決されていない場合もあります。すると父親と離れることができても、魂を成長させる次の役割として父親と似ている人がパートナーとして目の前に現れたりします。
一目惚れに関する記事
最後に
一目惚れをしてしまうスピリチュアルな理由には、過去世の記憶やそれぞれの魂が求めている条件なども関係していることがあります。一目惚れという直感は、その後の幸せにつながるものと、一時的な波長によるものなども含まれています。一目惚れは、過去世も含めた潜在意識と深い関係があります。普段から自分の思考や行動を振り返ることが、本当の幸せを手に入れるために大切であったりします。
一目惚れをしてしまうスピリチュアルな意味
- 一目惚れしたのは過去世からの魂の思い癖が関係
- 一目惚れしたのは過去世でも好みのタイプだったから
- 一目惚れしたのは前世でも会った事があったから
- 一目惚れしたのは今の波長にピッタリの相手だったから
- 一目惚れをしたのは過去世のカルマメイトだったから
- 自分と同じタイプの相手に一目惚れした場合
- 真逆のタイプの相手に一目惚れした場合
- 父親と似ているパートナーに一目惚れした場合
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。