末っ子男性の性格と恋愛傾向を知りたいあなたへ。
末っ子の男性と聞くと、誰もが「甘えん坊」で「わがまま」や「頼りない」といった印象を持ちますが、実際のところはどうなのか気になるところですね。
本記事では、心理カウンセラーの水沢桔梗が、末っ子男性の性格特徴恋愛傾向をご紹介いたします。
①甘えん坊で甘え上手
末っ子男性の特徴として、やはり一番多い共通点は「甘えん坊」です。末っ子は兄弟の中で一番下なので、兄や姉からもめんどうを見てもらえて可愛がられる存在ですよね。長男や長女とは違い、甘えられる存在がいつも周りにいるため、自然に「甘えん坊」へと育ちやすいのです。
年上の女性に甘えるのが上手い
末っ子男性には、年上の女性に甘えるのが上手いという特徴があります。兄姉に甘えるのが当たり前の環境で育ったため、無意識に甘えることができるので、母性本能をくすぐられて好きになる女性もいます。
常に甘えていたい訳ではない
しかし、末っ子男性が甘えん坊とは言っても、常に甘えていたい訳ではありません。末っ子男性は、落ち込んで自信をなくした時や、寂しくなった時に甘えたがりますが、好きなことをしている時や何かに集中している時は、放っておいて欲しいと思っているのです。
②要領が良く世渡り上手
生まれた瞬間から兄や姉がいる末っ子男性は、親から兄姉が怒られたり褒められたりしている姿を見て育ちました。そのため、なるべく親に怒られないように行動したり、褒められるように積極的に行動するなど、要領の良さが自然と身についたのでしょう。
困った時は素直に周囲の人に助けてもらう
幼少期から、自分ひとりではできない事や、困った事があった時、素直に兄姉に頼って育ってきた末っ子男性は、人に頼ることが得意な傾向にあります。そのため、周囲の人からは「世渡り上手」と見られることも多いのでしょう。
情に厚いところも
末っ子男性は、自分が助けてもらうだけではなく、困っている人には手を差し伸べたり「お世話になっている人にはお礼をしっかりする」といったような、情に厚いところもあります。
③観察力が人一倍優れている
末っ子男性は「観察力が人一倍優れている」という特徴があります。それは、長男や長女の様子を幼い頃より観察してきたため、人の行動を観察するという癖が自然についているからです。
上に長男がいる末っ子男性
特に、上に長男がいる末っ子男性は、自分より数年先を生きる同性の見本がいるので、兄の言動をよく観察して成長しています。そして、兄のマネをしながら色々なことにチャレンジしてきた人が多いため、ひとりで出来るようになるスピードも早い傾向にあるのです。
④わがままで遠慮がない
末っ子男性の性格のひとつとして「わがままで遠慮がない」というのも、甘えん坊に並んであります。
長男や長女は、一つしかないものを分け合う時にガマンする場面が多いですが、末っ子にはあまり「ガマンさせられる」という経験がありません。兄姉と年が離れているほどその傾向は強く、欲しい物は大抵手に入れられるのでわがままに育ちやすいのです。
女性から奢ってもらうことに抵抗がない
男性は「女性から奢ってもらう」といったことに抵抗のある人が多いですよね。しかし末っ子男性は、甘え上手で奢られることに慣れているためか、女性から奢ってもらうことに抵抗のない人が多いようです。
女性から「奢ってあげる」と言われたら、遠慮なく奢ってもらうでしょう。
⑤自分に甘いが人には厳しい
末っ子男性は家族の中で一番年下ですから、親や兄姉から甘やかされて育つ傾向にあります。そのため、人からの好意は遠慮することなく、素直に受け取ることができますし、自分にも甘い人が多いのです。
しかし、自分には甘いのに意外と「人には厳しい」という一面も持っています。
自分の失敗は笑ってごまかすが人の失敗には冷たい
たとえば、デートの待ち合わせで自分は遅刻したとしても「ごめんごめん」と笑って終わらせても、恋人が遅刻すると「遅いよ」と冷たく注意するようなところがあるのです。
⑥自由奔放でマイペース
長男や長女と違って、親から放っておかれる時間も多く、下に面倒をみなければいけない弟妹もいない末っ子男性は、基本「自由奔放でマイペース」です。
本人に悪気は一切ない
周りに気を使って遠慮するということはなく、自分が嫌と感じたことにはハッキリ断ることもできます。そのため周囲からは「わがまま」や「自己中」と思われがちですが、本人に悪気は一切ないでしょう。
⑦負けず嫌いで自分が一番でいたい
末っ子男性には「負けず嫌い」といった性格もあります。
末っ子は、兄弟の中でも一番「家族からの愛情」を受けられる傾向にあります。時々、兄や姉に子分のように使われることもあるかもしれませんが「自分は一番愛されている」という自覚があるため、負けず嫌いなところがあるのです。そのため、恋愛においてはやきもち焼きなところもあるでしょう。
兄や姉に対して劣等感を持っていることも
もしも兄や姉が、スポーツや勉強に優れている場合、親から比べられてしまうこともあります。そんな時、一生懸命がんばっても思うようにできなかったりすると「なんでできないんだろう」「できない自分はダメだ」と自信を失ってしまい、劣等感を持ってしまうこともあるのです。
自分のことを認めてくれる女性に弱い
家庭内では、いつまでも子ども扱いされがちな末っ子男性は、自分を大人の男として認めてくれるような女性に弱い傾向にあります。末っ子は甘えん坊ですが、男性は「女性の役に立ちたい」という欲求を持っているので、頼ってもらえることも嬉しく思うのです。
⑧誰に対しても自己主張が強い
末っ子男性は、どんな相手でも遠慮なく「自己主張ができる」という特徴もあります。職場の上司が相手でも、自分の意見はハッキリと主張する人が多いので、周りで見ている同僚はヒヤヒヤすることもあるでしょう。
「主張すれば通る」と学んでいる
それは幼い頃、兄弟同士での物の取り合いなどが起きた時、親は「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ!譲ってあげなさい」と末っ子に譲るように言うことが多いので、末っ子は「主張すれば通る」と学んでいるからです。