頭から離れない人で悪い因縁の人もいる?
カルマメイトとの浄化の関係
頭から離れない人の中には、運命の人だけではなく、過去世から続いている因縁の人のカルマメイトも含まれていることもあります。カルマメイトとは、これまでの過去世でなんらかの形で傷つけてしまった相手を意味しています。
過去世より成長した魂になるために
魂が何度も生まれ変わりを繰り返しているのは、その成長と浄化のためと考えられています。誰もが未熟な部分が存在しているから、現世にやってきています。次のステップに進むためには、過去世からのカルマを浄化する必要があったりします。けしてネガティブなことではなく、過去世よりどれだけ成長した魂になっているかが試される時でもあります。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係①睡眠中に魂の世界で会っている相手
スピリチュアルの観点からは、夜眠っている時間は、肉体を休ませる時間だけでなく、魂が霊的世界に戻りさまざまなことを行ってくる時間もあると考えられています。守護霊からのメッセージを受け取ったり、現時点で肉体を持った魂も、すでに亡くなってしまっている魂もそこに存在し、話合いを行ったりすることがあるとされています。
眠っている間に2人の魂同士が霊的世界で会っている
現時点で面識が多少あるという程度で、なぜ頭から離れないのか不思議な感覚がある場合、眠っている間に2人の魂同士が霊的世界で事前に会っていた可能性もあります。もちろんその記憶は2人にはありませんが、潜在意識の奥には、その内容は刻まれています。
今世で、一緒に何かを行うことになっている相手の可能性もあるので、機会があったら、勇気を出して話かけてみましょう。現時点で思い当たることがなくても、今後の自分自身のステップアップに重要な役割の人であったりする可能性もあります。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係②今世で出会うことを過去世で約束している相手
魂の世界は、過去世、今世、来世へとつながりを持っています。スピリチュアルの観点からは、現世へ生まれてくるということは、魂の成長と浄化を行うためと考えられています。生まれてきた魂は、完璧なものは存在せず、みんなどこか欠けている部分を持っています。過去世で達成するまでに至らなかった課題を、次に生まれ変わった時に叶えようと考えた時に、魂同士で約束をしている場合があります。
過去世でも会ったことのある魂同士
頭から離れない人の中には、過去世でも会ったことのある魂同士である可能性もあります。生まれ変わった時点で、容姿や性別、立場なども変化していたりしますが、見た目の外見ではない、直観のようなものが、アンテナとして過去世での関係をキャッチしている可能性があります。
今世でその魂同士はどんな関係に変化するのかは、さまざまなケースがありますが、恋愛関係から結婚にスムーズに進む場合には、その先に2人で行う課題が今世の本当の目的であったりします。また、結婚相手という関係ではなく、夢を叶えるための仕事のパートナーの関係である場合など、過去世での約束が果たされる適切な関係になることになります。自分の中の直観が発動した時には、しっかりと意識を集中させ、新たな物事が動き出すチャンスを逃さないようにしましょう。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係③今世での成長を促してくれる相手(既婚者が相手の場合)
出会った時には、すでに相手が結婚をしていて、自分の恋人にはなれないにもかかわらず、頭から離れない人になってしまうという場合、過去世までに成長・浄化できなかった魂の欠けた部分を学ぶために現れた人の可能性があります。
すべての人にベストパートナーが、目の前に用意される仕組みが存在しているとしたら、恋愛を通じて学ぶチャンスがなくなってしまいます。思い通りの人が最適な時期に現れる仕組みが作られてしまったら、わがままをそのまま通してしまったり、相手の気持ちをくみ取り寄り添ったりする学びが失われてしまいます。
今世で学ぶために最適な立場で現れた人
今世で頭から離れない人が既婚者であった場合の1つに、過去世で修得することができなかった感情を、今世で学ぶために最適な立場で現れた人である可能性もあります。出会ってから恋愛感情が生まれてきたりして、思い通りにならない状況になることにより、自分の中の嫉妬心や執着心などの気づきにつながったりします。その後の行動により、マイナスのカルマを背負うことになるのか、プラスの自分の感情の成長の材料にするのかは、それぞれの人に選択肢が与えられています。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係④カルマメイトの相手
頭から離れない人の中には、カルマメイトである場合も考えられます。スピリチュアルの世界では、良い事も悪い事も自分の行いは、いずれ形を変えてその感情を学ぶために、自分に返ってくるというというカルマの法則が存在すると考えられています。
過去世で至らなかった自分が、なんらかの形で別の魂を傷つけてしまっている可能性もあります。自分では、傷つけるつもりはなくても、相手の立場からすると、立ち直れないほどの言動を受けたと感じることもあります。過去世のうちに自分が相手の感情を傷つけてしまったことに気づき、その後学びによる成長がなされていれば、今世に持ち越すことはありません。
頭から離れない人がカルマメイトであった場合
しかし、自分自身の気づきもなく、相手の感情も浄化されていない場合には、今世でカルマメイトとして出会うこともあります。頭から離れない人がカルマメイトであった場合には、最初はとても気の合う恋愛相手や友人関係であるという最適な関係になります。
その後なんらかのトラブルが起こり、自分自身が深く傷ついたり、物事がうまくいかなくなったりすることもあるので注意が必要です。すべては自分の中の成長しきれていない部分の気づきを与えてくれるものなので、誠実に対処しその場を乗り切り、今後の学びにつなげていくことで、カルマの浄化がなされます。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係⑤今の自分の波動が引き寄せた相手
頭から離れない人の中には、今の自分の波動が引き寄せた相手である場合があります。スピリチュアルの観点からは、人それぞれ波動を発してして、その周波数と同じ波長は、自然に引き寄せ合うという波長の法則というものが存在していると考えられています。
それぞれの人には、その人独自の基本的な範囲の波動が発せられていて、ある程度の決まった範囲の周波数になっています。元々波動が高い状態の人も、低い状態の人も、その人独自の範囲の中で、日々の行いや感情により変化をしています。
自分の波動が引き寄せた相手
頭から離れない人の中には、今の自分がプラスの状態を保持していている場合には、同じような高い周波数の波動を発している人が引き寄せられ、逆にすべての物事がうまくいっていないようなマイナスの自分の場合には、やはりマイナスの出来事を引き起こすような人が現れることになります。
頭から離れない人と、シンクロニシティ(偶然の一致)が重なるようであれば、波動からの引き寄せが働いている可能性があります。その人が自分にとってプラスの出来事を運んできてくれるのか、マイナスの出来事のはじまりなのかは、今の自分の精神状態を内観することで判断することができます。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係⑥生霊を飛ばされていたり飛ばしていたりする相手
頭から離れない人の中には、自分ではその人と深い関係があるとは思っていなかったとしても、相手は強い思いを持っていることがあります。通常、健康な状態であれば、肉体と魂は一体化した状態で生活を送っています。
しかし、強い怒りや離れられない執着などが生まれてしまうと、その対象とする人の元へ、生霊となり飛んで行ってしまうことがあります。
関係を一度振り返り考えてみましょう
常に完璧な言動をとれる人はいませんが、頭から離れない人がいる場合には、自分が気づいていない内容で、相手の感情を傷つけてしまっていないか、相手から、うらやましいと思われていることはないか、一度振り返り考えてみましょう。
逆に、どうしても頭から離れない人がいる場合には、自分が生霊となり、その相手の所に、飛んで行ってしまっている可能性も考えられます。肉体と魂が離れ離れになってしまうと、体調を崩してしまったり、物事がうまく進んでいかなくなってしまったりしてよいことはありません。
頭から離れない人に対する自分の感情の種類はどんなものなのか、冷静に分析してみましょう。好意的な感情であれば、思いを飛ばすだけでなく、失敗を恐れず、しっかりと会って告白をしてみましょう。それとは反対に、怒りや妬みの感情が生まれてくる場合には、自分の執着が生霊となっている場合も考えられるので、気持ちを切り替えるようにしましょう。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係⑦自分と同じ気質の魂の相手
生活していく中で多くの人とすれ違ったり、かかわりを持ったりしますが、すべての人が深く心に残るというわけではありません。頭から離れなくなってしまう人の中には、単に趣味が一緒だからなどという表面的な条件ではなく、魂の気質が同じというケースがあります。
今世の自分を一番理解してくれる相手
誰もが成すべき目的のようなものを持って、現世にやっています。その目的達成のためには、自分と同じ気質の魂と力を合わせることで、倍以上の成果を出すことができたりします。自分の進むべき道に迷った時に、間違っていないことを知らせる役割を持っている魂もあります。過去世から約束をしてきている魂同士は、出会った時にお互い引き寄せられるような感覚が存在していたりします。
頭から離れない人とのスピリチュアル的な関係⑧自分と真逆の気質の魂の相手
スピリチュアルの世界では、「波長の法則」といって波動から発せられる波長が似ている物事は、引き寄せ合うという考え方があります。「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、通常は同じような考えを持った者同士の方が、簡単に仲が良くなる傾向にあります。一方で、頭から離れない人の中には、自分と真逆の気質の魂の相手である場合があります。
直感が2つの魂が一緒になる時を知らせている
自分の持っていない部分を持った魂とは、自分の枠を超えた課題を行う時に出会うことになったりします。通常は、異なった気質の魂同士は、うまく付き合っていくことは難しかったりします。その中でも、真逆であるからこそ必要な相手であるケースもあります。お互い気になるという直感が生まれる場合には、2つの魂が一緒になる時が訪れている場合があります。
頭から離れない人に出会ったら
目の前で起こる出来事には、自分の過去、現在、未来の魂の状態が映し出されています。
スピリチュアルの世界で大切とされているものの1つに、「内観」というものがあります。周囲の人の影響を受けたことにより発生した出来事も存在しますが、まずはじめの発信源は自分自身です。今の自分の魂の状態がどんなものであるのか、内観してみましょう。そこには、自分にしかわからないヒントが必ず存在しています。
最後に
頭から離れない人は、自分にとって大切な人であることもありますが、どちらかというと、過去世も今世も含めて、浄化されていない感情からのメッセージの比率が高い傾向にあります。プラスに働く運命の人や良いご縁のある人の場合には、頭から離れないという感覚より、頭で考えていないのに、いつの間にか事が運ばれているというような感じ方をする傾向にあります。
過ぎ去ってしまった事は、後戻りはできませんが、これからは新たな未浄化な感情を持ち続けないように注意しましょう。そのためにも、自分に正直に、傷つくことを恐れず、気になることを保留にするのではなく、解決するように行動をとっていくようにしましょう。たとえ失敗したとしても、物事にしっかりと向き合った結果であれば、その感情は浄化され、魂の成長につながっていきます。
経験の積み重ねで、自分の波動を上げていくことで、本当に会いたいと思っている運命の人を引き寄せることにつながっていきます。
頭から離れない人はスピリチュアル的にどんな関係の人?
①睡眠中に魂の世界で会っている相手
②今世で出会うことを過去世で約束している相手
③今世での成長を促してくれる相手(既婚者が相手の場合)
④カルマメイトの相手
⑤今の自分の波動が引き寄せた相手
⑥生霊を飛ばされていたり飛ばしていたりする相手
⑦自分と同じ気質の魂の相手
⑧自分と真逆の気質の魂の相手
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。