前世の記憶を思い出す方法
①専門家による退行催眠
前世の記憶が今世で進む上でなんらかの障害になっている場合に、退行催眠により前世療法を行っていく方法があります。催眠療法として記憶を遡っていく方法です。有名なものは、アメリカの精神科医であるブライアン・L・ワイスによる前世療法があります。退行催眠を受ける場合には、幸せだった体験だけでなく、辛い記憶も追体験をすることもあります。きちんとした専門家の施術を受けるようにしましょう。
②夢日記
スピリチュアルの世界では、寝ている間に魂が霊的世界に戻っていることがあると考えられています。霊的世界では、過去も現在も未来も同時に存在していて、時間という概念のない世界であると考えられています。寝ている間に見た夢は、目が覚めた時には忘れていることがほとんどであったりします。そんな中でも、何度も繰り返し見る夢は、前世の経験も含めたなんらかの意味を持っている可能性もあります。夢は、お芝居のように筋道がしっかりしていて、最後の段階まで見ることができるわけではありません。ほとんどが断片的であったりするので、夢日記をつけることをおすすめします。ひとつひとつのパズルのピースを埋めていくような作業をすることで、あるとき、1つの絵画として見えてきたりします。
③自己分析ノート
紙ベースのノートや、スマホのメモ帳でも自分の好きな方法で、自己分析ノートを作ることをおすすめします。一気に作るのではなく、気づいた時に次々書き足していく感じです。前世は、子供の頃からずっと覚えている人もいますが、必要な時期に突然思い出すこともあります。前世で起きた出来事と、今世で同じ年齢になった時に、思い出すこともあります。例えば、前世から今世で出会うことを約束している魂同士の場合などは、その時期に思い出すというケースもあります。そのため、一度ノートを作ったら終わりではなく、次々更新していくことで、見えてくる前世の姿があったりします。
例えばノートにメモする内容として
- 子供の頃から気になる物事
- 最近気になりだした物事
- 以前から得意なこと・苦手なこと
- 最近得意になったこと・苦手になったこと
など項目はそれぞれ自由です。
その中には、シチュエーション、土地、風景、数字、色、など前世とリンクしている物事が存在していたりします。
前世の記憶がある人の特徴
①何度もよみがえってくる映像を持っている
何度も同じ夢を見るという人の中には、前世の記憶があるケースもあります。または、起きて活動している時に、フラッシュバックのように何度も同じシーンが浮かんでくるという場合もあります。
②気になる言語がある
数多くの言語が、その国や土地ごとに存在しています。前世の記憶がある人の中には、母国語以外に、惹かれる言語が存在していたりします。外国語に限らず、同じ日本の中でも、自分が生まれた土地以外の地方の方言がとてもしっくりくるなどといった感覚は、前世と関係している可能性もあります。
③気になる時代がある
学生時代に日本史や世界史を学んだ時などに、自分は歴史にはあまり興味がないと思っている人でも、「すっと」頭に入ってくる時代があったりします。それは、その国その時代に生きていた前世の記憶の影響の可能性もあります。
④行ったことのない場所の詳細を知っている
通常は、映像で見たり、訪れたりしなければ、その土地の詳細は知ることができません。一方、まだ自分が訪れたことのない場所の詳細が、わかったりすることがあります。はじめて訪れた場所の道順が、頭に浮かんできた通りであったなど。前世の記憶は、土地とセットで存在していることが多くあります。
⑤経験がないのにスムーズにできてしまうことがある
何かに取り組む時に、簡単にマスターしてしまう人やそうではない人もいます。そんな器用不器用とは関係なく、誰もがやってみると時間を要しないでスムーズにできてしまうことがあります。経験がないのにスムーズに進む出来事は、前世でもやったことのある可能性もあります。
⑥前世でも会ったことのある人がわかる
前世の記憶は、その時過ごした土地だけでなく、人でもわかる場合があります。もちろん前世の姿形で再会するわけではありません。しかし、前世でも会ったことのある魂同士は、エネルギー的に共鳴し合ったりします。前世での関係性により、感じ方は異なりますが、「はじめて会った気がしない」という点では共通しています。
前世の記憶と恋愛の関係
前世の記憶は魂に刻まれ、生まれ変わった今世になっても、その影響はあると考えられています。前世での経験や記憶の蓄積の上に、今世で新た肉体をまとい、必要な出会いをしていくことになります。恋愛関係にも、前世での関係でさまざまなパターンが存在します。
例えば以下のようなパターンがあります。
今世で出会うことを約束している魂同士
前世の時代背景などで、一緒になることが叶わなかった魂同士が、次に生まれ変わり出会った時には、必ず一緒になろうと約束をしているケースもあります。前世の記憶を思い出すことで、出会う約束の時期や場所などに気づくことができ、その状況になるように今を努力することができるようになったりします。
前世の因縁の相手カルマメイト
生まれ変わるたびに、肉体は変わりますが、魂に刻まれた前世の経験はそのまま持ち越されていきます。単に覚えているかいないかという差であるだけであったりします。前世で解消されなかったカルマも、今世に持ち越されてきます。前世でなんらかの理由で傷付け合った魂同士は、今世でカルマの解消のために出会うことになります。
カルマメイトは一見、運命の人のように感じ過ごしていきます。しかし、しだいにぶつかるようになり、お互いのエゴの解消がなされ、成長した後には、自然な形で別れが訪れていきます。その後には、今世での運命の人との出会いが待っていたりします。
続いて、恋愛傾向から予想できる前世についてお話いたします。