別れの歌が聴きたい気分の方へ。
旅立ちの別れ、恋人同士の別れ、予期せぬ別れ…別れはいつも身近なところにあるような気がします。そんな別れのタイミングに流れていた曲、同じ境遇を歌った曲はとても印象的ですね。別れの歌を聞くと、当時の思い出がよみがえってしまうという人も多いのではないでしょうか。
本記事では思わず共感してしまう別れの歌ランキングをご紹介します。
別れの歌ランキング①Mr.Children「しるし」
2006年11月15日に発売された、Mr.Childrenの29枚目のシングルです。日本テレビ系ドラマ「14歳の母」の主題歌でした。このドラマは当時、衝撃的で話題を呼びましたね。そんなドラマの主題歌であったこの曲は、恋人同士に必ず降りかかる「いつか別れてしまう」という不安を表現した複雑な一曲となっています。
ダーリン ダーリン いろんな顔を持つ君を知ってるよ
何をして過ごしていたって 思いだして苦しくなるんだ
恋人がいる時は幸せなのに、どこか切ない気持ちになることがあります。別々に行動していても相手のことばかり考えてしまう気持ちは分かりますよね。思い出して苦しくなる恋愛は、果たして幸せなのか…複雑な気持ちを歌っているこの楽曲に多くの人が共感してしまうこと間違いなしです。
別れの歌ランキング②かりゆし58「さよなら」
2009年2月4日に発売された、かりゆし58の6枚目のシングルです。日本テレビ系ドラマ「銭ゲバ」の主題歌でした。シンプルながら力強い言葉を歌った曲は、男女問わず心に響く楽曲です。シンプルだからこそ真っ直ぐに心に響く別れの曲になっています。
命は始まった時からゆっくり 終わっていくなんて信じない
ぼくが生きる今日は もっと生きたかった誰かの 明日かも知れないから
別れが予測できたらこんなに傷つく必要はないのかも、と考えながらも時に、別れは突然やってくるものです。命は生まれた時に終わりへと進んでいるという人もいますが、生きたくても叶わなかった人の分も強く生きていかなければいけません。そんな気持ちにさせてくれる、シンプルながらも心にささる別れの歌です。
別れの歌ランキング③花*花「さよなら大好きな人」
2000年10月25日に発売された、花*花の2枚目のシングルです。TBS系のドラマ「オヤジぃ。」の主題歌でした。作詞・作曲を担当したこじまいづみさんが16歳の時に亡くなったお祖父さんを思って作った曲です。花*花の2人の美しい声のハーモニーがより、切なさを盛り立てる印象強い別れの曲です。
何もかも忘れられない 何もかも捨てきれない
こんな自分がみじめで 弱くてかわいそうで大きらい
名曲過ぎて出だしを聞いただけでも涙が出そうになります。別れてからあれもこれもしてあげたかった、もっとできたはずだと後悔しても遅いのです。自分を責める気持ちが痛いほど伝わる歌詞は印象的ですね。今を大切に生きること、周りの人を大切にすることで、大好きな人との別れも後悔ばかりではなくなるはずです。それを痛感させてくれる一曲ですね。
別れの歌ランキング④スキマスイッチ「奏」
2004年3月10日に発売された、スキマスイッチの2枚目のシングルです。この特別バージョンが映画「一週間フレンズ。」の主題歌に起用されました。これから遠距離恋愛になる恋人の別れのシーンを再現したような切ない内容になっています。スキマスイッチの名を世間に知らしめた代表曲になっています。
君が大人になってくその季節が 悲しい歌で溢れないように
最後に何か君に伝えたくて 「さよなら」に代わる言葉を探してた
これ以上は一緒にいられないという切ない気持ちを歌った歌詞や「さよなら」を言いたくない気持ちが伝わってくる切ないバラードです。どこにでもある別れのシーンなのに、どこか自分を重ねてしまうような、身近に起こりうる内容を歌にしているので、多くの人が共感してしまうのかもしれません。悲しくなくてもこの曲を聞くと切なくなるという人が多い人気の一曲です。
別れの歌ランキング⑤HY「366日」
2008年4月16日に発売された、HYの5枚目のアルバム「HeartY」に収録されています。フジテレビ系ドラマ「赤い糸」の主題歌でした。シングルにはなっていませんが、ドラマとマッチした切なすぎる楽曲が涙を誘います。大好きだった人との別れが忘れられず366日もかけて相手を想う、まさに泣ける別れの曲です。
叶いもしないこの願い あなたがまた私を好きになる
そんな儚い 私の願い 今日もあなたに会いたい
好きで好きで仕方ないのに、別れを選ぶしかなかった、そんな主人公の心の葛藤を見えるように表現した内容になっています。もう叶わない願いなのに、やっぱり会いたいと願ってしまう、忘れるのに365日では足りないという切なさが涙を誘います。そんな身を焦がす様な恋は苦しくてもやはり素晴らしいと思える楽曲です。