元彼への執着心を手放したい方へ。
執着は、心が囚われていて身動きができない状態を表しています。特に恋愛相手と別れた後には、強い執着心から、新たな幸せを見逃してしまうということも考えられます。
本記事では、元彼への執着心を手放し次の恋愛に進むスピリチュアルな方法についてご紹介いたします。
①執着心を手放すことに囚われないようにする
スピリチュアルの世界では、思考が現実を引き寄せていく法則が存在すると考えられています。元彼のことを早く忘れなければと思えば思うほど、逆に執着心が強くなってしまう傾向にあります。一刻も早く忘れてしまいたい辛い出来事や、悔しい思いなどを早く忘れようと意識すればするほど、もっと深く心に刻まれていきます。
元彼のことを思い出してしまったら
元彼への執着心を手放すことに囚われないようにすることが、結果的に心の解放につながっていきます。そう言われても、ふと思い出してしまうことは、どうすることもできないと考えるかもしれません。もし、元彼のことを思い出してしまったら、否定せずそのままの感情を受け入れてみます。
「今はそう感じているんだね」
自分のからだの外から眺める感覚で、「今はそう感じているんだね」と優しく受け入れてあげましょう。その後は、目の前のすべきことを淡々とこなしていきます。徐々に辛さから解放され、受け止め方に変化が生まれてくるようになります。
②執着心は未来への不安や怖れから生まれていることを理解する
元彼への執着心が強い場合には、どこからその気持ちが生まれるのか、客観的に分析してみましょう。すでに目の前にいない元彼に、なぜ執着してしまうのでしょうか。これまで何をするのも一緒であった相手が、いない世界が想像できないからでしょうか。もっと突き詰めると、元彼に対する愛情の執着ではないかもしれません。次の恋愛相手が現れるかどうかわからない自分に対する不安が、元彼への執着という形になっている可能性もあります。
未来の自分に対する不安や怖れ
例えば、確実に未来素敵な恋愛相手と出会えて、幸せになることができるとわかっていたら、元彼に強い執着心が生まれることはありません。「こんな自分を好きになってくれる人はいないかも」という自己否定の気持ちが強い場合には、よけいに元彼への執着心が強まります。今抱えている執着心は、未来の自分に対する不安や怖れから生まれてきているということを理解するだけでも、気持ちが整理されてきます。
③エネルギーは循環していることを理解する
スピリチュアルの世界では、すべての物事はさまざまなエネルギーの影響を受けて動き続けていると考えられています。人が発しているエネルギーは、体調や気分、思考や言動などによっても変化が起こります。その中でも執着心は、エネルギーの停滞を引き起こしてしまいます。
ネガティブな思いを抱え続けること
執着心は、一定の場所で足踏みをしているような状態です。いつも同じ景色しか見ることができずに、新たな出会いも難しくなります。ネガティブな思いを抱え続けていることに、貴重な今世で与えられている自分の時間を長く使ってしまうのは、もったいないことです。元彼が人生最後の恋愛相手になってしまうのか、次の新たな出会いを手に入れるのかは、誰のせいでもなく、自分しだいなのです。
マイナスのエネルギーを手放しプラスのエネルギーを取り入れる
さまざまな物事のエネルギーには、動きがあり循環をしています。心が疲れている時には、十分に休息をとることは大切なことです。その後は、マイナスのエネルギーを手放し、プラスのエネルギーを取り入れ、幸せを引き寄せていきましょう。
④思い癖が執着を形成していることに気づく
元彼に執着してしまうのは、単に好きであったからというだけではないかもしれません。自分でも気づいていない、人を判断する時の思い癖が関係している場合もあります。元彼の容姿、性格、学歴、職歴、財産など、どこに惹かれていたのでしょうか。
恋愛での思い癖
例えば、自分自身が容姿にコンプレックスを持っているため、容姿の良い元彼に惹かれたということもあるでしょう。また、自分の育った家はお金のことで苦労したので、いずれ結婚するかもしれない元彼の職業や財産が気になっていたのかもしれません。
自分の深層心理の中の思い癖に気づくことができれば、執着の意味が判明することがあります。次の恋愛では、もっと魂の部分でつながることができる相手を、選ぶことが出来るようになるでしょう。
⑤エネルギーを注ぐポイントを変える
普段の生活の中で、欠けているものにばかり意識を向けている人は、元彼への執着心も生まれやすくなります。自分の意識が、彼がいなくなった状態に留まっていると、その方向にエネルギーがどんどん注ぎ込まれていきます。自分では、次の恋愛を手に入れたいと考えているつもりでも、エネルギーは逆の方向に向かっています。
欠けているものに意識を向けるのをやめてみましょう
欠けているものに意識を向けるのをやめてみましょう。今の時点で自分が手に入れているものや、幸せになっている未来にエネルギーを注いでいきましょう。思考の中に浮かんだ時に、ネガティブな感情が生まれてくるものではなく、ワクワクする感情が生まれてくるものに、意識を向けていきます。無理に元彼のことを忘れようとする必要はありません。エネルギーを注ぐポイントが変化すると、自然に元彼への執着心が薄れていきます。
⑥元彼と過ごせた時間に感謝する
彼との別れが訪れてしまった現時点では、後悔の気持ちや悲しさ、悔しさなどいくつものネガティブな感情が入り交じっていたりします。特に彼の気持ちが別の人に向いてしまったことによる別れは、悲しさよりも恨みの念の執着心が強く残ってしまいます。
恨みではなく感謝するエネルギーへ変換
せっかくの彼との楽しかった時間を、恨みの念で消してしまうのは、とても悲しいことです。過去の自分自身まで否定することになってしまいます。また、そのまま執着し続けると、生霊となり元彼に取り憑いてしまう可能性もあります。
この経験があったから自分は成長でき、次の恋愛でうまくいくことができると、気持ちを切り替えていきましょう。そして元彼と過ごせた時間を、感謝するエネルギーに変換していくことが大切です。
⑦魂を過去に置くのではなく今に置く
人は誰でも、楽しかった出来事より、衝撃的な辛い出来事の方が、何倍にもなって強く記憶に残っていきます。元彼と一緒に過ごした時間の中でも、うれしい出来事もたくさんあったはずですが、別れてしまうと辛さや悔しさなどのネガティブな感情の方が上回り、執着心となってしまいます。
事実を感情によって歪ませてしまっている
元彼への執着心から離れることができなのは、事実を感情によって歪ませてしまっていることが原因の1つでもあります。
例えば、元彼と楽しかった物事が10あって、辛い出来事も10あったとします。しかし、自分の感情記憶の中では、辛い出来事だけ100にしてしまっているのかもしれません。
過去ではなく現在へ
魂を過去に置いたままであると、肉体と魂にずれが生じ、幸せを引き寄せることが難しくなります。正常な感情ではなかったことを理解するだけでも、執着心は薄れていきます。
⑧波動を上げる
元彼のことを無理に忘れようとすればするほど、執着心は強くなっていきます。意識して考えないようにするということは、より意識することにつながり、悪循環になります。すべてのものは、波動といって振動をしています。スピリチュアルの世界では、その波動から発せられる周波数の波長と同じような波長は引き寄せ合うと考えられています。
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変化した波長の物事や人に出会う機会が訪れる
自分の波動が、元彼の執着心に包まれた状態のままでは、次の恋愛を引き寄せにくくなります。今や未来に目を向け、楽しいと感じる、できることから始めて、波動を上げていきましょう。自分の波動が変化してくると、変化した波長の物事や人に出会う機会が訪れるようになります。別次元にいくことで、自然に執着心は消えていくことにつながります。
最後に
元彼への執着心を抱えたままであると、事実をありのままに見る力が弱くなってしまいます。些細なことでも辛くなってしまったり、楽しいことのはずなのに喜びを感じることができなかったりします。魂は、さまざまな経験を通じて成長をすることを望んでいます。しっかりと休息をとり、過去に感謝し、幸せな未来に向かって進んでいきましょう。
元彼への執着心を手放し次の恋愛に進むスピリチュアルな方法は
- ①執着心を手放すことに囚われないようにする
- ②執着心は未来への不安や怖れから生まれていることを理解する
- ③エネルギーは循環していることを理解する
- ④思い癖が執着を形成していることに気づく
- ⑤エネルギーを注ぐポイントを変える
- ⑥元彼と過ごせた時間に感謝する
- ⑦魂を過去に置くのではなく今に置く
- ⑧波動を上げる
ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。