結婚後に運命の人に出会う意味⑧学びが行われないと出会えない
スピリチュアルの世界では、同じ周波数の物事が引き寄せ合うという「波長の法則」というものがあると考えられています。最初の結婚は、運命の人ではなかったというわけではありません。波長の法則からは、その時に同じような波長を持つ者同士が、運命の人として結ばれたという捉え方もできます。
次の段階で出会うことになっている運命の人
その後、結婚生活の中でそれぞれの学びが行われます。そして2人が同じ速度で同じ方向に思考が向いていく場合もあれば、別々の方向に目覚めることも考えられます。一定の段階にまで学びを行った魂は、次の課題に移るために、新たな出会いも起こってきたりします。それぞれに、別々の運命の人が次の段階でめぐり会うことになっていたりします。
結婚後に運命の人に出会う意味⑨今世の目的を気づかせる
それぞれの魂は、未来の構想のようなものを持って現世にやってきています。「こんなことを体験してみたい」というような思いが、魂という潜在意識に刻まれていたりします。その通りにすることが良くて、すべてであるというわけではありません。しかし、あまりにもかけ離れた辛さを抱えて迷ってしまっている場合には、魂本来の姿に気づかせるような出来事が起こったりします。
目覚めさせるための役割の魂
今の結婚生活の中で、自分を封印してしまっているとしたら、今世の魂の目的に気づかせるために運命の人との出会いがある場合もあります。設計図からずれてしまった生活を送っている場合など目覚めさせるためや、そうなった時に、出会うことを決めていた魂である可能性もあります。
結婚後に運命の人に出会う意味⑩思考や行動が変化したから
生物や物など、この世のものは、すべて波動という固有の振動数を持っています。それは、目に見えたり触ったりできるものだけでなく、人の思考にも波動が存在し、その周波数により引き寄せる物事が変わってきます。
スピリチュアルの世界の波長の法則から、意識しなくても今の自分の波長と同じ物事が引き寄せられてきます。ほとんどの場合には、その流れに任せた生活を送っていたりします。
思考や行動が変化したから
一方、現実を変えたいと考えはじめ、思考が現実を作っているということに魂が気づくと、自分の波動を変化させていくことができます。望む運命の人との出会いも、自分の思考や行動の変化により、起こってくることがあります。
結婚後に運命の人と出会った時の対処法
最初の結婚相手は、うまくいっていないから、運命の人ではなかったということではありません。現世では、ご縁が存在したり波長が合ったりしなければ、結婚というところまでたどり着くことはできません。少なくても、結婚した時点の2人は、広い意味では運命の人同士であったということになります。
自己からの逃避なのか、成長なのかを内観する
一方で、現世にやってきた魂は現状維持を求めるのではなく、変化・成長を求め続けるようになっています。今世では、1人の人と添い遂げる中で、変化・成長をしていく魂同士も存在します。
一方で、別の魂と出会い次のステップの中で、変化・成長を選択していく魂も存在しています。
どちらが正しいというわけでなく、「自分がどんなことを経験するために現世にやってきているのか」により異なります。そこで、単に自己からの逃避なのか、成長なのかを内観することが大切です。
離婚の話しはスムーズに進むはず
逆に、離婚の話しがこじれていくようであれば、後に出会った人は運命の人ではない可能性もあります。運命の人であれば、前の結婚相手と憎しみ合って別れるという結果にはなりません。これまでの2人の時間に感謝をし、新たな世界を選択していきましょう。
最後に
スピリチュアル的には、結婚をしなければいけないとか離婚をしてはいけないという概念はありません。
しかし、自分の魂や相手の魂を傷付けたり、萎縮させたりする行為は許されることではありません。たとえ今世で何事もなく過ごすことができたとしても、来世には、自分で思い当たることのない理不尽な出来事に出会う形で、カルマが自分自身に戻ってきます。だからこそ、自分や周囲の人に対して誠実に行動することが大切です。