なぜ浮気をするのか知りたい方へ。
スピリチュアルな観点では、恋愛には善悪はなく出会う順番も早い者勝ちというものでもありません。そういった視点からは、好きになった人がたとえ既に既婚者であっても、悪というわけではありません。
しかし、浮気は善の行動ではありません。なぜなら、自分の魂も含めた複数の魂を傷つけることには違いないからです。にもかかわらず、思いが浮気にまで進行してしまうのは、魂自体に原因が隠れている場合があります。
この記事では、なぜ浮気をするのかその理由をスピリチュアル的に解説します。
浮気をするのは過去世の後悔からやり直そうとしている
過去世でも出会っていた魂
通常は、好きになった相手が恋人がいたり既婚者であることを知った時点で、気持ちを打ち消すことができなくても浮気という行動にまでには簡単に移ることはありません。それなのに越えてはいけない一線を越えてしまうのは、過去世でも出会ったことのある魂である可能性もあります。
過去世で2人が結ばれていて、お互い納得のいく別れ方をしていたとしたら、今世で出会ったとしても「何となく気になる人」程度のかかわり方で済んでいるでしょう。
過去世での後悔がある場合
しかし過去世で、結ばれることができなかったり、別れ方に納得がいかなかったりと2人の関係がきちんと気持ちの解消がなされないままで終わったとします。そして、今世で出会った時には、もう一度関係をやり直したいという思いが強く現れ、ブレーキがきかず浮気という行動にまで移ってしまう可能性があります。
過去世の後悔からやり直そうとしている
そこで気づかなければならないのは、今世の相手を好きになって求めているのではないということです。魂の記憶には残っている過去世で遂げることのできなかった思いをやり直そうとしているだけのことです。
今世には今世の別の学びが用意されています。過去世に囚われたままの魂での浮気は、新たなカルマを作る結果につながってしまいます。今世の学びに気づくことができたなら、自然と浮気相手との別れが訪れます。
浮気をするのは未熟な魂同士だから
魂にも年齢がある
今世で年を重ねることで、さまざまな経験を積んでいくことができますが、実際の年齢とは別に、スピリチュアルの世界では、魂にも年齢のようなものが存在すると考えられています。
例えば、実年齢で大人であっても、物事の考え方や行動が未熟で幼く感じられたり、まだ子供で社会経験も浅いにもかかわらず、しっかりとした人間が出来上がっているような印象を受けたりすることもあるかと思います。何度も生まれ変わりを繰り返す中で、過去世での経験値の違いなどにより、未熟な魂と成熟した魂が今世で混在して生活しています。
未熟な魂同士
過去世までに、魂が一定の成長を遂げていれば、浮気は自分も含めた多くの魂を傷つける行為であることを認知しているため、踏み込んでしまうことは少ないでしょう。
一方、未熟な魂同士では、目の前の幸福を求める意識が強いため、過去世から今世、来世にまで引き継がれてしまうカルマにまで認識が及んでいない可能性もあります。
浮気をするのは魂の試練のテストに失敗した
輪廻転生は魂の成長のため
スピリチュアルの世界では、何度も生まれ変わりを繰り返すのは、「魂の成長と浄化のため」という考え方があります。肉体を持ち喜怒哀楽のさまざまな経験を重ねる中で、成功や失敗をしながら少しずつ成長をしていきます。
過去世でも感情のままに行動していた?
恋愛や結婚は多くの物事を学ぶことができると同時に、これまでの自分自身の魂の癖を知るきっかけにもなります。今世で浮気を繰り返している場合には、過去世でも感情のままに行動していた傾向にあった可能性があります。
魂の試練のテスト
今世でも浮気ができるような場面になった時に、過去世と同じような行動に出てしまうのか、新たな成長を遂げることができるのか、試されている場合があります。ここで成長を遂げられなければ、来世までも魂の癖を持ち越すことになります。
浮気をするのは運勢のバイオリズムの停滞だったから
バイオリズム
宇宙の中の地球に生まれた肉体を持った魂は、一定のバイオリズムが存在しています。誰しも、物事がスムーズに進んで行く成長期もあれば、停滞期で何も進歩していないかのように感じる時期、大きな物事が起き以前の生活が急変する転換期などを繰り返し学びと成長をしていきます。
お互いの学びのための出会い
恋愛や結婚ではお互いの幸せを求めて一緒に過ごしていくわけですが、魂の世界では、お互いの学びのためにめぐり会ったという視点も存在しています。
同じような気質を持った魂同士で、得意な分野の物事を達成するために力を合わせる使命や、異なる気質を持った魂同士で、新たな物事を生み出す使命を持っている場合などさまざまな組み合わせがあります。その使命を達成することは簡単ではありません。何度も試練が訪れたりしながら一歩ずつ進んでいきます。
現実逃避
その試練に立ち向かっていく中で、うまく物事が進んでいくことができない時期は誰しも現実から逃げてしまいたくなります。そして停滞しているバイオリズムの時期に、カルマメイトなどと出会うと、現実逃避から浮気の方向に進んで行ってしまう可能性もあります。
浮気をするのは未浄化霊に憑かれたから
未浄化霊
スピリチュアルの世界では、肉体が亡くなった後も魂は存在していると考えられています。宗教などにも考え方は異なりますが、魂は肉体がすでに無いことを認知し、魂の世界に戻って行きます。しかし残念なことに、肉体がすでに無いにもかかわらず、そのことを理解できなかったり、現世に未練や憎しみを持ったままであったりする未浄化霊は、その場に留まったままの状態の場合もあると考えられています。
恋愛や結婚がうまくいっていない時
恋愛や結婚を通しての生活は、楽しいことやうまくいくことばかりではありません。相手に対する不満や憎しみを持った状態で、ストレス発散をしようとする行動の中で訪れた場所によっては、未浄化霊がいる所である場合もあります。
通常、心も身体も元気な状態では、そこにどんな霊が存在していても波長が異なるため憑かれることはありません。しかし、自分の波長が低下した状態である場合には、まれに未浄化霊に憑かれてしまうことがあります。
通常の自分では浮気など絶対にするはずがなかったとしても、自分の波長が低下していて同じ憎しみの意識を持った未浄化霊の影響を受けることで、破滅の道を選択してしまう可能性もあります。
浮気をするのは魂のおごり
浮気を肯定する理由付け
誰もが自己肯定感をどこかに求めながら生活を送っています。満足した生活の中では、もっと多くの刺激を求め、不満のある生活の中では現実逃避するために、なんらかの行動を起こしていきます。
浮気という行動の中には、世間的には悪であっても、自分自身の中では、誰しも自分を納得させる善の理由が存在しています。一時の魂のおごりからくる理由付けにより浮気に移る場合があります。
現世でのルール
出会いの順番は早い者勝ちというわけではありません。好きになった人がすでに既婚者であったから運命の人ではないということでもありません。しかし現時点で肉体を持った魂である以上、現世でのルールの元で行動することに意味が隠れています。感情のままに浮気に走りカルマを背負うのか、好きになった人、その周囲の人の幸福をどんな形で支えていくのか試されています。
運命の人であれば、一度距離を置いてみることで、判断できます。無理に奪い取る行為を起こさなくても、今世のうちか来世に持ち越しになるかはそれぞれですが、その時がくれば自然に結ばれる時が訪れます。
最後に
軽い気持ちの浮気であれば、カルマは自分自身で背負うのだから問題ないように感じるかもしれません。しかしスピリチュアルの観点からは、いずれ自分の力ではどうすることもできないような物事に出会わなければいけない時が必ず訪れることになります。
肉体を持った魂は、自分も周囲の人も傷付けることのない魂の浄化のために生きる方法を探す旅のようなものです。今世には今世の学びがあることを心の片隅に置いた行動をとることが大切です。
浮気をしてしまうスピリチュアルな理由は
- 浮気をするのは過去世の後悔からやり直そうとしている
- 浮気をするのは未熟な魂同士だから
- 浮気をするのは魂の試練のテストに失敗した
- 浮気をするのは運勢のバイオリズムの停滞だったから
- 浮気をするのは未浄化霊に憑かれたから
- 浮気をするのは魂のおごり
以上、最後までご覧いただき有難うございます。