夫婦のスピリチュアルな意味が知りたい方へ。
とても仲の良い夫婦でも、ケンカばかりしている夫婦でも、そこには魂の学びが隠れています。スピリチュアルの観点から、それぞれの夫婦は、今世で学ばなければならない課題によってご縁が結ばれていきます。
今回は、夫婦関係のスピリチュアルな意味や、前世でも夫婦だった2人の特徴、現世で夫婦になった理由などを解説します。
夫婦のスピリチュアルな意味とは?
スピリチュアル的な広い考え方としては、現世で出会う人はすべてご縁のある人と考えられています。お店の店員さんや交差点ですれ違う人など、一見なんの関わりもないように感じる人も、その日の波長が関係していることもあります。
波動だけでなく前世の縁・来世の縁が関係している
人と人が出会うには、それぞれの波動から発せられる波長が合う必要があります。一方、その時の波長の力だけで、出会った2人が夫婦にまで深い関係になることはできません。
夫婦は、スピリチュアル的に魂同士の
- 前世の縁
- 今世の縁
- 来世の縁
などのエネルギーもプラスされて、関係性が生まれてくると考えられています。
前世でも夫婦だった可能性もあるのか?
スピリチュアルな世界では、魂は成長と浄化のために、何度も生まれ変わりを繰り返していると考えられています。今世の夫婦が、前世でも夫婦であったという可能性もあります。
前世の思いが浄化されていなければ今世でも夫婦になる可能性も
前世までに、夫婦の間で納得がいっていたり、学びが終わっていたりすれば、今世で夫婦になることはありません。一方、前世で思いが浄化されないまま別れを迎えていたとしたら、今世でも夫婦になる可能性はあります。
来世でも夫婦になる可能性はあるのか?
スピリチュアル的な魂の思いや課題は、今世だけのものではありません。例えば、死別などなんらかの理由で、短い期間しか一緒にいられなかった夫婦がいたとします。その場合、また来世でもめぐり会いたいとお互いの魂が深く思っていたとしたら、来世でもめぐり会うことができると考えられています。
カルマがある場合にも来世で夫婦になる可能性も
一方、マイナスな場合でも来世で夫婦関係になることもあります。スピリチュアル的には、カルマメイトという表現の仕方をしたりします。今世で、お互いにしっかり向き合っていなかった場合には、来世もやり直しをするために夫婦という関係性になることもあると考えられています。
前世でも夫婦だった2人の特徴とは?
①初対面なのに懐かしさを感じる
通常、初対面の時には、緊張したり、どんな人なのか探ってみたりすることもあるかと思います。一方、前世でも夫婦だった場合には、緊張感がなかったり、懐かしさを感じたりすることもあります。前世ですでに一定の時間を共に過ごしている魂同士のため、出会ってから結婚までの時間は、あっという間であったりします。
②相手の行動パターンが読める
まだ交際がはじまったばかりの時でも、前世でも夫婦であった場合には、相手の行動パターンが読めたりします。魂は成長するために何度も生まれ変わってきていますが、魂の気質のようなものは、急に大きく変わることはありません。前世と同じようなシーンに出会った場合に、とっさにとる行動は同じであったりします。そんな姿を見た時に、もしかしたら前世でも夫婦をしていたのかもとひらめく感覚があったりします。
③生まれた時から苦手な物事を理解している
どんな人でも、苦手な物事があったりします。通常、苦手な物というのは、幼少期などこれまでの経験から生まれてしまうものです。一方で、思い当たることがないにもかかわらず、子供の頃から苦手な物事は、前世の出来事が関係していることがあります。
④窮地に陥った時の対処の仕方を知っている
前世でも夫婦であった相手は、まだ長い年月一緒にいるわけではないのに、苦手な物事を理解してくれていたりします。そして、その苦手な物事から脱する時の、対処の仕方を教えてくれることもあります。「こうすればきっと大丈夫だよ」などと、窮地に陥った時適切な対処してくれたりします。
⑤未来像が一致している
通常は、今世で2人が同じような経験をしている場合に、将来こうしたいという思いが一致することは自然なことです。一方で、前世でも夫婦であった相手とは、異なった経験をしてきているのに、未来像が一致していたりします。お互いのことをよく知らない時に、未来の話しをしても違和感なく、しっくりいく感じがします。
⑥落ち着く土地が一緒
魂は、何度も生まれ変わりを繰り返すと考えられています。前世では、今の土地ではなく、別の地方や別の国に生まれてきている可能性もあります。自分が好きな地方や国は、前世で夫婦として過ごしていた国であったりします。なんとなく落ち着く土地や、どうしても行ってみたい国などが一致している場合には、前世でも夫婦であった可能性もあります。
⑦安堵感と不安感が混在している
前世でも夫婦であった人と一緒にいると、安堵感と不安感が混在する場合があります。安堵感は、前世から魂同士が深くつながっているため、生まれてくる感情です。一方、不安感は、前世に別れが訪れた時の感情がよみがえってくる感情です。どんなに仲の良い夫婦であっても、全く同時刻に霊的世界に戻ることはありません。どちらかが先に亡くなり、それを見送ることになります。その時の感情が強い場合には、魂に深く刻まれていたりします。
続いて、夫婦になったスピリチュアルな理由を解説いたします。