大失恋から立ち直ろうとしている方へ。
大失恋をすると、これからの道のりのすべてが閉ざされたかのような絶望感に包まれてしまうこともあります。失恋にはさまざまなケースがありますが、スピリチュアル的観点からは、未来の人生を幸せに生きていくために乗り越えるべき必要なことが起こっているだけであったりします。
本記事では、大失恋することになったスピリチュアルな意味についてご紹介します。
大失恋することになったスピリチュアルな意味とは?
①カルマメイトとの別れ
運命の人かもしれないと思えるほどの大恋愛をした後、別れが訪れることがあります。これまでの自分の人生のすべてが否定されたかのような感覚に陥り、前進していく気力さえ失ってしまうこともあります。そんな失恋の中には、カルマメイトとの別れを意味している場合があります。
スピリチュアルの世界では、良いことも悪いことも自分のしたことはいずれ自分に返ってくるという「カルマの法則」があると考えられています。そのカルマは今世だけのものではなく、過去世、来世へと解消されるまで続いていきます。大失恋をして別れた相手とは、これまでの過去世で、なんらかのカルマを持った相手であった可能性があります。どんな別れ方をしたとしても、相手の幸せを願い、自分も幸せになるという気持ちを持つことが、今世でカルマを解消するために大切なことです。
②好みのタイプの誤りを知らせるため
スピリチュアルの世界では、魂は何度も生まれ変わりを繰り返していると考えられています。生まれてくる場所や肉体は異なっても、魂の気質のようなものは、生まれ変わってもそのまま引き継がれることがあります。ほとんどの人は前世の記憶を思い出すことはありませんが、努力や大きな出来事がないかぎり、居心地良く感じる物事などは前世と似ていることがあります。今世で大失恋をすることになったスピリチュアルな意味は、前世から何度も繰り返している好みのタイプの誤りを知らせるためである場合があります。
例えば、どうしても外見重視で相手を選んでいたり、好かれたいがために尽くし過ぎてしまったりする恋愛を繰り返しているなど。同じような形態の恋愛を繰り返しているケースなどは、大失恋でもしない限り大きく生き方を変更することは難しかったりします。もっと相手を見る目を学び、自分を大事にする恋愛をすべきというメッセージの場合があります。
③別れの悲しみを生かすため
スピリチュアルの世界では、人はそれぞれ今世で成すべき課題を持って生まれてきていると考えられています。例えば自分の得意なことを通じて、たくさんの人に感動を与える場合があります。スポーツや芸術など得意な物事を仕事にすることで、人々に感動を与えるなど。自分にはそんな、なんのとりえもないと思っている人でも、家族や友人に何気なくかけた言葉が、受けた人の心を軽くしていたという場合もあります。
今世で出会う人々の中には、前世でも会ったことのある魂も存在しています。今世でこれから会うことになっている魂を救うために、大失恋した悲しみの経験が生かされる場面が待っている可能性もあります。
④これまで気づくことのなかった自分の発見のため
自分の姿は、鏡や写真などを使い見ることができますが、実際に直接眺めることはできません。何もかも自分のことはわかっているつもりでも、認知できているのは、ほんの表面的な部分のみであったりします。
魂が何度も生まれ変わりを繰り返すのは、スピリチュアル的には浄化と成長のためと考えられています。恋愛は魂の学びに、とても大切な役割を持っているものの1つです。恋愛相手を通して、自分の中のさまざまな陰陽を知ることになります。そして大失恋に至るまでの出来事、その後の感情の変化すべてが、魂の学びとなり、これまで気づくことのできなかった自分を発見することになります。
⑤執着の解放のため
誰しもさまざまな物に対するこだわりというものを持っているものです。そのこだわりは、今世の経験から生まれたものだけでなく、これまでの過去世から引き次いでいるものもあります。世の中には、世代を超えて残していくべき物事も存在します。一方、ひとつのこだわりが障害となり、魂の成長の妨げになる場合もあります。
簡単には無くすことができないこだわりを、大失恋を通して崩壊させる役割の面があったりします。絶対にこうでなければいけないというものが崩壊しても、実際は問題がないことを、時間の経過とともに知ることができます。
⑥次のステージに行く時が訪れたため
スピリチュアルの世界には、同じような波長は引き寄せ合うという「波長の法則」というものが存在すると考えられています。ある意味同じような波長の中に存在しなければ、恋愛関係にまで発展することはありません。一方、大失恋が訪れたということは、2人の波長が大きく異なってきたということが言えます。
恋愛相手に対して、どちらかが好きの気持ちが変化していなくて、どうしても別れたくないとすがりついたとしても、相手の波長が大きく変化してしまっている場合には、修復は不可能であったりします。「裏切られた」とか「捨てられてしまった」などという負の感情に包まれてしまうことは仕方のないことですが、なんとかして負のオーラの中から脱出する必要があります。大失恋という出来事は、お互いの魂が、別々の次のステージに行く時が訪れたことを意味しています。
⑦失ってみなければわからないこともあるため
長い交際期間の経験があったり、隠し事もなく何でも言い合える関係であると、恋愛期間が終わるということは想像もできない場合があります。そんな関係の中では、すべてが当たり前で、今日と同じような明日がくるのが当然という捉え方を持ってしまいます。そんな馴れ合いの関係の中では、魂の成長が停滞してしまうことがあります。
当たり前と思っていたことが、当たり前ではなかったという事実を、失恋を通して知ることになります。スピリチュアル的角度から見た大失恋は、失ってみなければわからない大きなエネルギーの学びを得られる機会であったりします。
⑧運命の人との出会いが待っているため
どんなに好きな相手であったとしても、失恋してしまったということは、スピリチュアル的には、現時点でのご縁はなくなったということです。まれに別れてもいずれ復縁するカップルもありますが、その場合にはそうあるべきご縁が存在しています。
失恋した相手を無理に忘れようとする必要はありませんが、思考のすべてを相手に向けたままにしておくと、自分自身が生霊となり、相手の恋愛の邪魔をしてしまうという可能性も出てくる場合があるので注意が必要です。
無理に忘れようとするのではなく、少しずつ自分が落ち着けたり夢中になれたりする世界に身を置くようにして、新たな空間を作っていきましょう。大失恋した今はそう思えなくても、新たなご縁が未来に存在しているから別れが訪れたということを忘れないようにしましょう。
最後に
失恋は人生の中でとても辛い出来事の1つです。人それぞれに起こる出来事は異なりますが、スピリチュアル的には、自分に乗り越えられないことは訪れないと考えられています。恋愛は何事もなく順調に進んでくれることが誰しもの望みですが、人は自分が置かれた立場からでしか十分に理解できない物事も存在することも事実です。大失恋した後には、大きく成長した魂になることができ、必ず新たな別の道が存在していることを心の片隅に置いておくようにしましょう。
大失恋することになったスピリチュアルな意味とは?
- ①カルマメイトとの別れ
- ②好みのタイプの誤りを知らせるため
- ③別れの悲しみを生かすため
- ④これまで気づくことのなかった自分の発見のため
- ⑤執着の解放のため
- ⑥次のステージに行く時が訪れたため
- ⑦失ってみなければわからないこともあるため
- ⑧運命の人との出会いが待っているため
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